秋の里山 高丸山 2020年10月28日  
里山倶楽部四国編 

- 高丸山 紅葉 ―

紅葉も随分と山を降りてきた。

高丸山のブナの広場でも色付き始めているに違いない。

所が、昼頃からは曇りの予報。

という訳で5時起きして高丸山に向かう。



高丸山登山口に着くと雲が引いて青空が見えだした。

登山口の側でも綺麗に色付いている。



今日も一番乗りのようだ。



アオテンナンショウが淡く黄葉している。

キッコウハグマはもう実になっている。



登山道脇のシロモジも黄金色に輝いている。



アサマリンドウは沢山残っているが、皆んな花を閉じている。



高丸山の斜面も綺麗に色付いている。

お不動明王さんもお久しぶり。



何時もなら三尾の峠から登るのだが、青空が覗いている間に紅葉を楽しみたい。

ブナの広場に向かう。



真っ赤に色付いているのはシラキだろう。



緑色から濃い朱色まで色取り取りの紅葉。



広場を進むと色の洪水。



少しまだ緑が混ざる今頃が一番素敵だ。



ブナは淡い緑と黄色の混じった黄葉から茶色の濃い色に変わっていく。



其の色のグラデーションが素晴らしい。



ブナの古い切り株に新しい実生が芽生えている。



ブナの細かな葉が朝日を浴びて輝く。



こんなに見事な紅葉は久しぶりだ。



まだ緑が混ざるブナの黄葉



カエデとブナ



ブナの黄葉









ブナの紅葉






ヒメシャラとカエデ






東照神社にお参り。小屋の奥に石造りの祠があり祭神が祀られている。

大滝山の西照神社と向かい合っているとか。






シロモジも綺麗だ。



神社からトラバース道を登っていくと三尾の峠からの道と出会う。



高丸山南斜面はアケボノツツジの紅葉が真っ赤。



急坂を登り切ると、展望岩に着く。

ドウダンツツジが真っ赤だ。

正面に見えるのは一本ブナのピーク



斜面は色取り取りの紅葉に包まれている。



ドウダンツツジの向こうに剣山。



ナツツバキの紅葉



高丸山山頂着。

秋空が広がっている。



正面に雲早山



すぐ右には、だんご3兄弟の高根山、柴小屋山、大道丸



暫く座り込んでコーヒータイム。

十分にに景色を堪能してから下山開始。



ヒメシャラも負けじと輝いている。



ヒメシャラの紅葉は一寸焦げ茶色が交じる。



モミジ



ニシキギの紅葉は淡いピンクが混ざって独特の色合いをしている。















雲早山縦走路斜面の紅葉



モミジ



ブナ



ブナ



トチノキ



トチノキの紅葉は葉が大きいので迫力がある。



旗立山への急な階段を登りきって振り返るとアケボノツツジの真っ赤な紅葉。



旗立山からシロモジの黄葉の中を下っていく。



ウリハダカエデやウリカエデの紅葉も素晴らしい。



足元にはブナの落ち葉がビッシリ。



図根三角点。

明石丸を回り込んでいる林道の土砂崩れ跡は修復されていた。



チョットした坂を登り切ると赤石丸。

ナンニモ無いところだけれど、此処まで来ると高丸山に来た充実感が味わえる。



林道を帰ると、何とまあ鮮やかなカエデ。



サンショも色付いている。

東屋でお弁当。

今日は新発売 サラダ巻き。



また黄葉を楽しみながら、来た道を引き返す。



トチバニンジンの花火のような実を楽しみにしていたが、殆ど落ちていた。

残念



ブナの広場に着くと錦の光に埋まる。



ブナの広場に来ると、大きなブナが二本割れて倒れていた。



曇ってきてもう一つの輝きだが、柔らかな光の中の紅葉も美しい。



いつまでも眺めていたいがそうも行かない。



箱バンが一台停まっている。

今日はタップリと秋の山歩きを楽しむことが出来た。



帰りに月ヶ谷温泉の十月桜を楽しむ。

今年は花が少ないが、 それでも健気に咲いていた。


里山倶楽部四国

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