冬の里山 高尾山、藍染山、万石山、千石山 2019年01月11日  
里山倶楽部四国編 

- 冬枯れの静かな里山周回 高尾山 -

高い山に行くのも億劫だ。

しかし、ある程度タップリと歩きたい。

という訳で、高尾山周回を楽しむことにする。



奥宮登山口に着くと、もう先行車が3台停まっている。

相変わらず人気があるなあ。

登り始めるとすぐに単独の男性が追い越していった。



高尾山までは所々に眺望ポイントがある。

日は差しているが、雲が多く遠くの山は見えない。

早くも女性が一人降りてきた。



展望所から眺めると、吉野川が銀色に輝いている。

手前に光っているのは春人参のビニールハウスかな。



登山道の上に藤棚が出来ていた。

ソヨゴの赤い実が多い。



少し登るとまた展望所がある。



ネズミの糞に似ていると言われている、ネズミモチの実とモチツツジの花



少し大きな赤い実はサルトリイバラの実かな。

みやどこ道分岐を過ぎる。



高尾山山頂直下は急坂。

登り切って高尾山山頂に着く。



高尾山山頂にはベンチやテーブルなど良く整備されている。

剣山系は霞んでいるが剣山なども薄く見えている。

雪が有るかどうかは見極めできない。



少しアップダウンを繰り返すと三角点に着く。



四等三角点「関柱」272.37mからの眺望。



三角点から左へと行くと展望所が出来ている。

この先へも道は続いているが「悪路」の標識がある。



引き返して先に進むと赤いコウヤボウキ。



赤い実は万両かな。



これは十両(ヤブコウジ)



みやどころ道と合流。

朝追い抜いていった男性がもう帰ってきた。

暫く行くとあせび温泉分岐。



ハイウェイのような尾根道を行くと花折神社分岐。。



グルっと回り込んで登ると藍染山。

二等三角点「藍染山」413.84mがある。

ベンチに座ってコーヒー休憩。



藍染山から降りて鉄塔広場へ。

回り込んで進むと崩落したトラバース道が綺麗に補修されていた。



大きなヌタ場が有る。

椿の花はまだ少ない。



万石山に向かうと倒れた樹木が有る。

彼方此方の山で倒木が多いが、昨年の台風は風が強かったようだ。



急坂を登りきると万石山。



万石山から降りると西尾根分岐に標識が出来ていた。

千石山への登りのザレたところには太いロープが設置されていた。

登りでは殆ど必要ないが、下りでは滑りやすいので助かると思う。



千石山に来ると丁度12時のサイレンが鳴り響く。

鐘の音も聞こえてくるが、修理されたと言う「ばんどうの鐘」かな?

眺望を楽しみながら昼食。

食後の珈琲もゆっくりと楽しむ。



食後、滑りやすい道を下ると高速道路上に着く。



高速道路脇の階段をアップダウンして駐車場へ。

道端には特定外来生物のナルトサワギクが咲いていた。

ナルトサワギクは一年中咲くらしいが、この時期には花は少ない。

取り立てて珍しい発見もなかったが、十分に里山歩きを楽しむことが出来た。

早く里山に、花が咲く季節になって欲しいなあ。



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