秋の里山  高城山  2014/10/17
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 高城山 ブナの黄葉 -

今日は快晴の予報

何処に紅葉を見に行こうかと迷う。

スーパー林道の通行止め情報が発表されていて高城山までは通行可のようだ。

ちょっと早いが高城山に行く事にする。

去年は最高の紅葉を見事が出来たが今年は台風が多かったのでちょっと心配。

神山のコンビニでT沢さんとK美ちゃんに出会う。

来月のテント泊の下見に行くそうだ。

何時も登山ツアーのお手伝いをされていて大変だなあと思う。

私達は何時も夫婦だけの山歩きなので気がらくだ。



7時50分 ファガスの森着

今朝は随分と冷えている。

ウィンドジャケットを着て出発。



思いの外、紅葉が進んでいる。

まだ日が差していないので、色合いはもう一つ。



日が差して来てブナの黄葉が黄金色に輝く。



ブナはまだ青い葉が多がモミジはすでに真っ赤に色付いている。



一旦、小屋横の林道に出る。



小屋横から登って行く。

ヒメシャラはまだ黄葉し始めたばかり



モミジは少し緑の葉が混じっているが素晴らしい色合いに紅葉している。



細尾根に出るとキッコウハグマが咲いている。

右側が切れ落ちていて木屋平の町やその向こうの山並みが綺麗にみえる。

日が差しているのに吹く風が冷たい。

ウィンドブレーカでは寒いのでダウンジャケットに着替える。



モミジやガマヅミが真っ赤。



標高が上がるとブナが益々美しくなる。



黄金色に輝くブナも素晴らしいが、色付き始めたばかりのブナも美しい。



急な登りも紅葉に見とれて気にならない。



あっという間に頂上。

頂上のブナは例年通り綺麗に色付いていない。



9時35分着。

剣山まで綺麗にみわたすことが出来る。



あんパンとコーヒーで休憩。

今日は西尾根に向けて下山開始。

西斜面のブナは冷たい風が吹き付けるせいか赤茶色に紅葉している。



ブナの向こうに昼の月がみえる。

去年は綺麗だったカエデはすでに葉を落としていて寒々と見える。

冷たい風が吹き付けてきて耳が痛い程。

天気が良いのに、こんなに寒いのは余程強い寒気が入ってきているのだろう。



樫戸丸に向かって急降下



10時26分 スーパー林道に降りる。

山陰になっていて突然暑くなる。

南高城山登山口に向かっていくと通行止めの標識。

オートバイも人も通れないように隙間を岩で塞いでいる。

昨日見た情報では、風の広場のあたりが崩壊して通行止めとなっていた。

此所から風の広場方向へ行かないようにしているのだろうと思いパーを跨いで進む。



マユミの実が真っ赤

テリハラノイバラの実も。



しばらく行くと、あれまあ!

林道が完全に崩落している。

道幅一杯に深く崩れていて歩いてでも通る事は不可能。

引き返そうかと悩む。

擁壁によじ登り斜面を行くが、崩落地の上の斜面も崩れてザレているので高巻きして通過。

通行止めの場所は風の広場の前ではなくて、南高城山登山口までの間だったようだ。



ミツバツツジはまだ紅葉していないがシロモジやカエデが美しい。



ドウダンツツジも真っ赤



葱坊主が見えてきた

飛行機雲がすっと横切っていった。



アメダスモノレールの手前に通行止め標識。

やはり頑丈なコンクリートで出来ていて山腹との隙間は大きな岩でふさがれている。



南高城山登山口の上に真っ赤な紅葉が見えるがなんだろうか?

少し登ってみる。

なんとシロヤシオが真っ赤に紅葉している。



ブナとシロヤシオ



シロヤシオの紅葉の向こうに葱坊主

素晴らしい彩りに囲まれて昼食。



昼食後、ブナの紅葉を楽しみながら林道をのんびりと歩いて行く。



徳島のへそから雲早山、高丸山の山並みを眺める。



貫禄あるブナも色付き始めている。



林道脇にはジンジソウも咲いている。



赤い葉は?

黄色い葉はミヅキかな?



林道の単調な歩きも色とりどりの紅葉を見ていると退屈しない。



ピンクの実はジャケツイバラだろうか?

シロモジも黄色に輝いている。



13時10分 ファガスの森に帰ってきた。

平井さんが仕事中だったので挨拶してから美味しいコーヒーを戴く。

今日は素晴らしい紅葉をたっぷり楽しむ事が出来た。

シロヤシオが真っ赤に紅葉したのにも初めて出合う事が出来た。

これから低い山に紅葉が降りてくる。

楽しみだ。



里山倶楽部四国編 

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