秋の里山 |
高城山 2015/10/16 |
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- ブナの黄葉 錦色の高城山 -
徳島では剣山で始まった紅葉が一気に駆け下りていることだろう。
グランマー啓子さんが雲早山の紅葉が素晴らしいとのレポートをアップされていた。
それなら、雲早山より少し標高が高い高城山の紅葉はもっと素晴らしいかもしれない。
今日は朝から素晴らしい天気。
雲早トンネルの工事が心配だったが、工事は夜間だけ。
AM6:00からは通行できる。
ファガスの森に向かうともう既にブナやヒメシャラは黄金色に黄葉している。
開店前だがドアが開いていたので平井さんに挨拶。
もう既に鹿カレーなどの仕込みを終えて高城山で朝焼けの撮影も済まされたとのこと。
今日はこれから地元の秋祭りだそうだ。
7時58分出発。
建物の裏のブナは見事に黄葉している。
この素晴らしいブナの紅葉を見たら、もう高城山に登らなくても良いと思うぐらいだ。
黄色が多い中でドウダンツツジの真っ赤な紅葉が目立つ。
朝日が差してきた。
光に向かって登って行く。
シロモジが綺麗に黄葉している。
シロモジの黄葉は淡い黄色で美しい。
カエデが黄葉し始めているがまだ少し緑色が残っているのが良い。
カエデの紅葉も始まっていてまだ緑の残る葉とのグラデーションが美しい。
まだ黄葉が始まったばかりのブナもある。
朝の斜めの光が当たるブナは何とも言えない味がある。
あと少しすると全てが黄金色になる。
ブナの葉に朝日が当たると黄金色に輝く。
カエデはこれでもかと赤く染まっている。
ブナの黄葉の素晴らしさは緑色と黄金色のコラボ。
ドウダンツツジの紅葉とブナの黄葉が朝日に輝く。
光が透けて見える様はまるで桃源郷
光を照り返すと艶やかになる。
ブナの紅葉が美しいのは、ブナの葉の透過光そしてブナの葉の反射光が入り交じって豊かな色彩を生むからだ。
ヒメシャラは普通茶色に黄葉するがピンクに紅葉したヒメシャラ。
アメダスが顔を出した。
これでもかと云わんばかりのドウダンツツジ
カエデも精一杯色付いている。
一旦林道に下りて作業小屋から登って行く。
もうタップリと紅葉を楽しんだのでこのまま帰ってもいいと思うがやはり頂上には登らなくては。
こんなに見事にカエデが紅葉しているのに出会うことは滅多にない。
崩壊地上から樫戸丸。
崩壊地は益々掘れ込んでいる。
ブナの黄金色の光に埋もれて登って行く。
この真っ赤に紅葉した木は何だろうか。
オオカメノキも紅葉している。
ブナも光り輝いているので見飽きることがない。
標高が上がるとブナの葉が散り始めているがまだまだ綺麗だ。
アメダスが見え始めるともうすぐ頂上。
頂上に着くと目の前に剣山系のたおやかな山並みが広がる。
三嶺まで綺麗に見えている。
頂上でしばらく休憩
日差しが暖かいが吹く風は清々しい。
何時ものなら西尾根を下りるのだが、帰りの林道が工事中なのでアメダスへと向かう。
胴回りが2mもありそうなカエデの古木の見事な紅葉。
アメダスへはトラバース道が出来ているが石灰岩の尾根道を行く。
遠い昔、太平洋の真ん中で海底火山の頂上部に生育した珊瑚類がやがてプレートが移動し沈み込んで石灰岩となった。
その石灰岩がプレートから剥がれ剣山山系を形作っているという。
剣山系は固い石灰岩で出来ているため浸食が少なく頂なだらかな平原となっているところが多い。
剣山と同じくこの高城山も山頂付近はなだらかだ。
そのなだらかな山頂部に荒々しくも見える石灰岩が突出している。
ミヤマクマザサの中を下って行く。
スーパー林道も綺麗に紅葉している。
崩落現場の工事はかなり下からブロックを積み上げているようだ
色の洪水に包まれて林道の登山口まで下りる。
南高城山に少し登るとシロヤシオが真っ赤に紅葉している。
カエデも見事なぐらい紅葉している。
青空を次々と飛行機が飛び交う。
紅葉の谷の向こうに雲早山と高丸山
黄金色のブナ
モミジの紅葉
徳島のへそから雲早山、高丸山
ジンジソウが満開
何処まで歩いても錦色の海
こんなにカエデが見事に紅葉するのは珍しい。
右の大木はミズナラだろうか。
ファガスの森に寄って昼食。
家内は500円のタケノコと椎茸の入った熱々のうどん
私は680円の鹿カレー
食後、砥石権現の西のピークに登ってみる。
ヒメシャラが真っ赤に紅葉している。
ヒメシャラはクスンだ茶色に紅葉することが多く目立たないが今年は真っ赤だ。
ブナとヒメシャラの紅葉の競演。
今年は、強風が吹くこともなく急に冷えてきたので、例年になく綺麗な紅葉を見ることが出来た。
これからまだ月末まで、砥石権現などでブナの紅葉を楽しむことが出来るだろう。
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