秋の里山 高城山 樫戸丸      2017.11.05
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最高の霧氷を楽しむ 高城山、樫戸丸 -




今日は朝から冷え込むらしい。

そして一日中快晴の予報。

三連休最後の日曜日どこに行こうかな?

でも高山では紅葉が終わっただろうし、霧氷狙いの剣山は国道438号線がまだ通行止め。

そうだ、砥石権現ならまだ紅葉が楽しめるかもしれない。



所が、土須峠を越えてスーパー林道に入るとジムニーでMAKOTOさんがやって来た。

高城山で霧氷が出来てますよと言う。

木々の合間に見上げるとアメダスドームのあたりが真っ白だ。

急遽行き先変更。

ファガスの森からだと霧氷が消えてしまうかもしれない。

南高城手前のショートコース登山口を目指す。

やはり霧氷目当てだろうか?

車が4台も停まっている。

8時28分 出発。

霧氷を見るには随分と遅い出発。

霧氷が落ちてしまわないか心配。



登り始めると、もう降りてきたご夫婦がいる。

私のホームページを見ていただいているとお声がけ戴く。

ありがとうございます。

一気に登ると、素晴らしい霧氷が出迎えてくれる。



期待以上の素晴らしい霧氷。

まだ雲があり、日が十分に射していないが、それでも充分に綺麗だ。



段々に青空が広がり霧氷が輝き出す。



突然エンジン音がしてモノレールが動き出した。

無人だが、無線か何かでコントロールしているのだろう。



高城山の霧氷は初めてだ。



雲早山や高丸山に比べてボリュームが凄い。



風がないせいか太陽が上っても霧氷が落ちる気配はない。

心行く迄楽しむことが出来る。



気温は氷点下のため計測できない。



三角点に向かう稜線はブナが多い。



コレでもかという霧氷。



あまり霧氷に気を取られると岩場は危険。

上を見たり下を見たりと忙しい。



草まで真っ白に霧氷が付いている。



冷たい風が吹いていないのに、こんなにきれいな霧氷が着くのだろうか。



大きく発達した霧氷も有る。



ご夫婦がいて、やはり他の山に登る予定が、急遽霧氷を見に変更したらしい。



頂上に近づくに連れて益々霧氷がきれいになる。



すごいボリューム



随分と長い時間をかけて頂上へ。



頂上でも霧氷三昧。



一ノ森から剣山へにかけてスッキリと見えるが、霧氷はあまり付いていないようだ。



西尾根に向けて下る。



誰かが此方を見ていると思ったら、剣の乙女さんだった。

お久しぶりです。

乙女山はつい先日、下の廊下を歩かれていたと思うのに意外な山でお会いしたのでびっくり。



西尾根を降りると益々霧氷が美しい。



ブナに着く霧氷が太い。



何とまあ素晴らしい霧氷。



テンニンソウにも草紅葉ならぬ草霧氷。



デッカイエビの尻尾。



高城山のブナは無骨な感じがする。



数百年続く霧氷の装い



相当下ってもまだブナの霧氷が続く。



また霧氷の中に突入していく。



荒武者のようなブナ。



草霧氷も大きく育っている。



落武者の雰囲気がするブナ。



振り返ってみる。



一本ブナ。



剣山系の山々を望む。



下るに連れて柔らかな感じになる。



草紅葉と霧氷のコラボ。



霧氷もそろそろ見納めかな。



こんな一本だけのブナも好き。



チッチャイけれど雰囲気のあるブナ。



もう一度振り返る。



スーパー林道に着く。

アオベンケイはもう葉を落としている。



スーパー林道を歩いて風の広場へ。



大きなブナが折れている。



頂上近くになると少し霧氷が残っていた



朝には霧氷が随分と着いていたと思うがスッカリ落ちてしまっている。



マユミの実が鈴なり。



石灰岩に苔がむしている所で昼食。

今日は帰りに平井さんの所で鹿カレーを食べる予定なので、おにぎり一個で我慢。



高城山を正面に見て下山開始。

高城山の右のコブのようなのは南高城山。

下山してからまた林道をあの南高城山の裾まで登らなければならない。



霧氷が一面に落ちていて油断すると滑る。

慎重に降りていく。



ブナの黄葉がまだ綺麗に残っていた。



林道をひたすら登って行く。



カエデが日に輝いている。

ファガスの森に寄って鹿カレーを食べて自宅へ。

今日は紅葉を楽しむ予定だったが、思い掛けない素晴らしい霧氷を堪能することが出来た。

高城山は12月になると通行止めとなるので、今まで本格的な霧氷を見たことがなかった。

出来れば11月中にもう一度霧氷を楽しむことが出来れば良いのだけれど。

 


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