秋の里山 高城山   2018年11月15日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 素晴らしい霧氷 -

今日は久しぶりに雑用がない。

中津峰山でも行こうかと言うと家内は乗り気でない。

じゃあ何処に行こうかと悩んでいるうちに出発が遅くなった。

それでは久しぶりに雲早山に行こうと出発。

所がトンネルを越えた所で急に高城山に行こうと言い出した。

高城山に行ってももう紅葉は終わっているし、霧氷には早いのになあと思いながら車を走らす。

所がスーパー林道に入ると、高城山のネギ坊主のあたりが真っ白。

頂上付近一面に霧氷が付いている。

しまった!

もう少し早く家を出れば良かった。

急いで南高城手前の登山口を目指す。



登山口には先着者が二台。

来ているかと思った平井さんの車はない。

9時10分出発。

霧氷見物には全く遅い出発。

直ぐに女性が一人「霧氷綺麗だったですよ」と言っておりてきた。

アセアセ!

稜線に出て剣山方向を見ると頂上付近には雲が巻いている。

剣山も今日は霧氷が素晴らしいことだろう。



アメダスの下まで来ると東斜面のブナに霧氷がビッシリ。

しかし、ガスが巻いて暗いのであまり綺麗ではない。

アメダスの定期点検なのかモノレールが上がってきている。



時折、日が差すが此れではもう一つ。



しばらく待っているとガスが薄くなってきた。



青空も見えてきた。

日が差すと霧氷が輝く。



アメダスも霧氷に埋もれて見える。



流石に高城山の霧氷は素晴らしい。



草紅葉も落ちた霧氷で真っ白。



高城山のブナは姿が良いので霧氷も素晴らしい。




青空が出てくると霧氷の花が一斉に散り始めた。

大きな塊が頭に当たると可成り痛い。



霧氷の華吹雪の中でウロウロ。

冷たい風が吹くが見飽きることがない。



晴れたり曇ったりと忙しい。

その間にも霧氷はバラバラと落ちてくる。



今シーズン初めての霧氷がこんなに素晴らしいとは。

家内のわがままに感謝。



曇ってきて、もう立ち去ろうと思うとまた青空が見えてくる。



またアメダスの見えるところまで帰ってみる。





足元は散った霧氷で真っ白。

上ばかり見ていると斜面で滑りそうになる。



風は冷たいが気温は3.6度。

此れでは霧氷が落ちても仕方がない。



たっぷりと霧氷を楽しんでから高城山山頂に向かう。

剣山方向はガスで真っ白。



何時ものように西尾根に向かう。



まだマユミのピンクの実が沢山付いている。



ナナカマドに霧氷が凍りついている。

西尾根にも霧氷が沢山出来ていたようだ。



テンニンソウの草紅葉が燃えるようだ。



マユミのピンクの実が美しい。



岩に座ってコーヒータイム。

水平線に海が輝いている。

日和佐くらいの海だろうか。

テンニンソウは長く伸び赤く紅葉して独特の味を出している。



アメダスのモノレール基地には車が二台。

スーパー林道の閉鎖が近いので準備が忙しいのだろう。



剣山の頂上はまだ雲に覆われている。

刀掛の松のあたりはまだ真っ白。

今日は素晴らしい霧氷が見えたことだろう。



電力鉄塔に向かって急降下。



鉄塔はまだ塗装が完了していないのか塗装がマダラ。

隣の鉄塔を見ると塗装の作業中。

寒いのに大変だなあ。



アオベンケイはドライフラワーになっている。

シロモジには沢山の花芽が出来て来年の春の準備を進めている。



先程鉄塔で塗装作業をしていた人達が降りてきた。

高松から来られているようだ。

林道が閉鎖するまでに、作業を完了しなければならないので大変だと言っていた。

アメダスのモノレール上を歩いている人がいる。

荷物がなければ歩いたほうが早いのかも。



枝までピンクになっているのはカマツカかなあ?



南高城登山口手前で、また鉄塔からズボンがペンキだらけの人達が降りてきた。

お話してみると徳島の四電工の人達。

高松と徳島で作業を分けているようだ。

振り返ると剣山の雲も消えてきたようだ。

日溜まりで昼食。

ついこの前まで日陰を探して昼食していたのに、季節が変わるのは早い。



徳島のへそで雲早山から高丸山への稜線を眺める。

くっきりと晴れて徳島市街や鳴門大橋がきれいに見える。




ファガスの森に寄ると平井さんがパソコンでブログの更新中。

今朝早く高城山に登って、朝焼けのブナの霧氷を撮影したそうだ。

またグランプリを狙っているのかな。



トイレの裏ではドウダンツツジが真っ赤に紅葉していた。



帰りに岳人の森によってプリンプリンのわらび餅を戴く。

昨夜テレビで長嶋一茂がわらび餅の名店を紹介していたが、充さんのわらび餅のほうが見かけもずっと素敵だ。

味もきっと勝っていると思う。

柔らかくて溶けるような食感。

とても美味しく戴いた。

昨夜遅くまで働いたので、今朝の霧氷は見に行くことが出来なかったそうだ。

とても残念がっていた。





総歩行距離 3.9km

.累計標高差 ±337m

総行動時間 2時間56分


里山倶楽部四国

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