秋の里山 高城山   2018年11月30日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 小春日和 -

秋の登山シーズンだと言うのに風をひいてしまった。

バス旅行で風邪を引いている人と一緒になったのが引き金のようだ。

微熱と咳が続いたが、やっと治りかけたと思ったら家内にうつしてしまった。

山から遠ざかると、このままもう山には登れなくなってしまうのかと思ったりする。

家内の咳も止まったので、今日は近くの山に出かけよう。

スーパー林道が通行可能なうちにと、高城山にまた出かけることにする。



暫く振りの山歩きなのでショートコースの作業小屋登山口から登り始める。



冷たい風が吹くので、今シーズン初めてのダウンジャケットを着て出発。



8時24分 気温は4度。



シャクナゲ尾根のシャクナゲは花芽が少ない。

来年は裏年かな?

崩壊地から樫戸丸そして剣山方向を見るが、霧氷は付いていないようだ。



キッコウハグマの綿毛が風に揺れている。



少しばかり霜も降りている。

ブナはすっかり葉を落として冬の装い。



日が差して葉が落ちた後の新芽が輝いて見える。



何時ものブナの根っこでコーヒー休憩。

空気が冷えて熱いコーヒーが美味しくなった。

何時も座る根っこが鹿に齧られて無残な姿になっている。

近くに沢山あった3~5年のブナの赤ちゃんが消えてしまった。

鹿に食べられてしまったのだろうか。



気温は1.8度と冷えてきた。

最後の急登を登る。



落ち葉に薄く霜が降りている。



登り切ると朝日が差してきた。



頂上には霧氷が少し出来ていたようだが、既に殆ど解けている。

頂上で一休憩。

日は温かいのに風は冷たい。

ジャケットのフードを被る。



頂上のブナの古木。



剣山に向かって西尾根を降りていく。



ブナの実がまだ枝に残っている。

足元には沢山のどんぐりも落ちている。



テンニンソウに少しばかりシモバシラが出来ている。



テンニンソウの草紅葉も少し色あせてきた。

何時ものチャートの岩でまたコーヒー休憩。

広々として四国とは思えない気持ち良い開放感を楽しむ。



冷たい風が吹き上げてくる中を下山。



風の広場には車が二台停まっている。

樫戸丸に登っているのかな。



電力鉄塔の塗装工事も無事終わって綺麗になっている。



アオベンケイのドライフラワーを見てその下でも一休み。

今日は歩く距離が少ないのでノンビリと出来る。



県の防災ヘリが飛び回っている。

広範囲に飛んでいるので事故ではなくて訓練かも。



カマツカとノイバラの赤い実



日溜まりでお弁当を食べてまたノンビリと帰る。

車やオートバイが何台か通り過ぎていく。

林道が閉鎖になる前に林道ドライブを楽しんでいるのだろう。



帰りにファガスの森に寄って平井さんとブンコさんにご挨拶。

お昼を食べたばかりなのでカレーは止めて蕎麦にする。

寒い日の温かいそばは最高。

そのうちに平井さんが、おぜんざいを持ってきてくれた。

例年の営業最終日のサービス。

甘くて美味しいが、一寸カロリーオーバーかな。

また来年お会いすることを楽しみにしてお別れする。

今年は、スーパー林道の通行止めが12月3日なので、此の土日もファガスの森に行くことが出来る。

もし霧氷が付きそうだと、今年中に

里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください