秋の里山 高城山  2019年11月29日  
里山倶楽部四国編 

- やっと間に合った 白銀の高城山  -



あっという間に、11月末となりスーパー林道の閉鎖が近づいた。

私は、去年の癌手術の1年検査と先日の心臓手術の1.5ヶ月検査と落ち着かない日が続いた。

幸い今の所再発もないようだ。

しかし、運動不足でギックリ腰になったり、風邪を引いたりと体調はさっぱり。

やはり定期的に山歩きで、新鮮な空気を吸っていないとストレスで体がやられてしまう。

天気予報を見ると、週末の金、土が気温が低くしかも晴れるようだ。

整形外科で3日連続して腰痛の点滴を打って何とか歩けるようになった。

5時過ぎに起きて高城山に向かう。

雲早トンネル手前からは真っ白な雲早山が見える。

スーパー林道に入ると積雪は5センチ位。

綺麗な霧氷を見たくて急いで走っていくと、軽トラのオジサンに停められた。

方向転換をしようとしてスタックしたらしい。

積んでいる牽引ロープで引っ張って復帰。

まだ皆さんスタッドレスを履いていないので、ちょっとしたことで動けなくなってしまう。

少し走ると、新婚さんの充さんご夫妻と大西さん、そして平井さんがもう引き返して行った。

皆さん朝早くから撮影に行かれているんだなあ。



朝日に高城山が輝いている。



高城山登山口にはすでに多くの車が停まっている。

6本爪のアイゼンを付けて出発。



久しぶりの雪道にルンルン。



真っ白だあ。



期待以上の霧氷に感激。



ブナの繊細な霧氷がなんとも言えない。



先ほどまであったガスがスット引いた。



アメダスのネギ坊主が見えてくる。



霧氷の向こうに見える山はまだ紅葉している。



皆さん朝焼けの霧氷の撮影が終わったのか、貸切状態。



贅沢な時間を家内と二人だけで楽しむ。



風もなく暖かく感じる。



雲早山には滝雲が流れている。



アメダスくんもお久しぶり



エビの尻尾は発達していないが、初々しい霧氷が綺麗。



岩場はかなり雪が積もっている。

誰も歩いた跡がない。

皆さん頂上までは来ていないようだ。



素晴らしい霧氷を目一杯楽しむことが出来る。



白いサンゴ



やはり高城山の霧氷は素晴らしい。



最高点の岩場を越えていく。



ここから霧氷が一番キレイなところ。



風が強く吹くとエビの尻尾が大きくなるのだが。



久しぶりの雪の感触が楽しい。



空はあくまでも青い。





高城山頂上に着く。



目の前に剣山系が広がる。

一ノ森、剣山、右端には三嶺のトンガリも。



みなみ剣の山々



高城山頂上も貸し切り。

ブルーの空と白珊瑚の輝く世界が全部私達のもの。



剣山に向かって西尾根を降りていく。



西尾根にはエビの尻尾が発達している。



見事だなあ。



立派なブナの霧氷






ドンドン降りていく。



少し雪庇も出来ている。






シダに積もった雪がモコモコ。



霧氷に抱かれる。










ヒメシャラの霧氷



しばし景色を楽しむ。



平家平かな



テンニンソウが何かの虫みたい。



海底の虫



ブナの圧倒的な迫力。



今年も素晴らしいブナの霧氷を見ることが出来て幸せ。



一ノ森、剣山



ブナの森を抜ける。



スイスアルプスのような平原



大好きな所だ



他のどこでも見ることが出来ない景色。



海南の海が輝く。



雪も深い。



大好きな雰囲気。

テンニンソウが綺麗だなあ。



楽しいひと時ももう少し。



剣山へと続く稜線。

電力風車が出来るとこの景色は見ることができなくなる。



振り返ってみる。



電線に付いた氷がドサッと落ちてくる。

これが頭に当たると大変なことになる。



高城山登山口まで引き返していく。



アメダスを見上げながら登っていく。



駐車場に帰ってくると車は数台となっていた。



ファガスの森に寄ってファガスカレーと燻製ラーメン。



岳人の森で美味しいコーヒー。

今日は、山の楽しさをフルコースで味わうことが出来た。



岳人の森の玄関から見た雲早山。

山頂は真っ白だ。

緑と紅葉と真っ白な雪のコントラストが素晴らしい。


里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください