秋の里山 高城山 2020年10月25日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 紅葉 ―

今日の天気予報は快晴。

絶好の紅葉狩り日和。

何処に行こうか?

何処の山も素晴らしいことだろう。

贅沢な悩みだが、やはりブナの輝くような紅葉は高城山が最高だろう。




雲早トンネル手前の駐車場で、エクストレイルが停まっている。

もしかしたらと思って停めるとやはりアキラさん達だった。

女性三人組と昨日は高城山に登ってファガス泊。

今日は砥石権現に登るらしい。

暫く話をしてファガスの森に向かう。

ファガスの森は朝から活況。

平井さんがキノコを収穫して帰ってきた。



登山口早々からブナが輝いている。



この時期、頂上付近はもう散り始めているので、登り初めのピークのあたりが美しい。



ブナが朝日に輝いている。



朝の日に輝くブナの黄葉は本当に素晴らしい。



初っ端から足が止まる。

子供連れの男性が、追いついてきてあっという間に登って行く。



リョウブの黄葉も美しい。



ヒメシャラの木の向こうに見えるモミジの真っ赤な紅葉も美しい。



初っ端の登りもちょっとキツイ。

寒くて手がかじかむ。

気温は6.4度だ。



ブナの枝ぶりも見事でマタマタ見惚れる。



モミジと供にドウダンツツジも黄葉している。



少し焦げ茶色の交じる色合いもいい感じ。



枯れても存在感が有るなあ。

ドウダンツツジの赤い紅葉も素敵だ。



一旦林道に降りると先日は紅葉し始めていたモミジが真っ赤。

作業小屋登山口から登り始めると、ヒメシャラの黄葉も今が盛り。



シロモジが黄葉し始めているが、まだ少し緑が残っている。



モミジやブナの黄葉を楽しみながら登って行く



崩壊地横まで来ると風の広場には一台車が停まっている。

男性が一人、あっという間に追い抜いていった。



私達はノンビリと楽しみながら登って行く。



高度が上がってくるとドウダンツツジの真っ赤な紅葉が多くなる。



あまり紅葉に見とれて写真ばかり撮っていると、足元の木の根に躓きそうになる。

五竜山荘のご主人が「写真撮影に夢中になって転落死亡が多い」と言っていたのを思い出す。



此のコースは標高差は少ないが、急登のアップダウンが多い。

シャクナゲの花芽は少ない。



可愛いきのこも多い



ブナ、ブナ、ブナとまるで黄金色の海。



葉っぱが小判だったら



風が強くて寒いので何時もの休憩地点で休むことはせずに登る。



急坂を踏ん張って登る。

気を抜いて転倒などしたら大変だ。

急坂を登り切ると一気に見晴らしが広がる。



正面に樫戸丸、天神丸、一ノ森へと続く稜線が繋がる。

その奥に剣山。

剣山の右肩には三嶺のトンガリも見えている。



頂上のブナは不思議なことに落葉も黄葉していない。

先ほど抜いていった親子がもうお弁当タイム。

なるとの方でよく親子で山登りをされているそうだ。



頂上で記念撮影。

ポカポカ陽気でコーヒーが美味しい。



少しノンビリしてから下山開始。



マユミのピンクの実が綺麗だ。



ブナの林を抜けるとテンニンソウの原っぱ。



綺麗な景色を見ながら下って行く。



マユミの実が珊瑚のように綺麗だ。



アオベンケイがユックリと紅色を濃くしてきた。



ドウダンツツジが綺麗に見える岩の上で食事。



林道脇には色々な樹木が色とりどりに紅葉している。



山の斜面は錦色に彩られている。



何処まで歩いても錦色の紅葉が続く。



微妙に異なる色のパッチワークが高城山の紅葉の魅力だ。



林道の両側何方を見てもすごい。



日が当たると一際鮮やかだ。



次々とSUVやオートバイが通り過ぎる。

少し汗ばんできた頃正面にネギ坊主が見えてくる。



レーダー等を建てたせいか?

斜面が崩れ、林道を崩壊して谷下まで土砂が流れ落ちている。

此の林道の復旧工事にも随分と期間がかかった。



谷間は錦色の絨毯を敷き詰めたみたいだ。



何時ものようにモノレール下の小屋前で一休み。

温かいコーヒーが美味しい季節になった。



抜けるような青空



今年はマユミの実が豊作。



徳島のへそには多くの人達が景色を楽しんでいた。



見事なブナ



回り込むとレーダードームが見える。



淡い黄色に黄葉している木はなんだろうか?



とても長い林道歩きだが、飽きることがない。



次々と車やライダーが通り過ぎる。

年配のお父さんやお母さんを乗せた車が多い。

親孝行で紅葉見物に連れてこられているのだろう。



見事なヒメシャラの紅葉



今日見た中で一番立派なブナ



トチノキも黄葉している。



ファガスの森まで帰ってくると、丁度アキラさんが帰り支度中。

砥石権現の紅葉は始まったばかりだとの事。

しばらくお話してお別れすると、四人で元気で林道を歩いて行った。



暖かい薪ストーブの横でマケマケの鹿カレー

疲れた体には程よい辛さのカレーが最高。

家内はコーヒーとチーズケーキ



平井さんにお断りして、新しいドローンの試し撮り。

新しいドローンは、8Kまで撮影できて、飛行時間も30分以上。

通信距離も6キロメートルと随分と伸びた。

安心して飛ばすことが出来る。

アプリも改善されたので一寸慣れが必要。



こうし撮影画像を見ると、高城山への稜線がゴジラの背のように凸凹なのがよく分かる。




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