秋の里山 高城山 2020年11月10日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 ―

もしかしたら霧氷が見えるかもと高城山に向かう。



土須峠を過ぎると正面に高城山が見える。

頂上付近は白くなっていない。

やはり今日は霧氷は付かなかったようだ。

もう朝の撮影が終わったのか数台の車が引き返してくる。

皆さん朝早くから熱心だなあ。



ファガスの森に寄って平井さんに挨拶すると、今朝は少し霧氷が見られたそうだ。

もう落ちてしまっているみたい。

平井さんは4時起きで撮影されているそうだ。

林道を作業小屋登山口に向かう。

facebookで話題となったブナの倒木がある。

なるほどそう言われて見ると、転倒した男性のようだ。



木の葉が落ちて見通しが良いので、見上げるとネギ坊主が見えている。



気温は3.6度。

ウィンドブレーカーを着て手袋を履いても寒く感じる。



急坂を登って行くうちに日が差してきた。



よく晴れて見通しが良い。



剣山の山頂付近には霧氷が付いているようだ。



ここからもアメダスドームが見える。



シャクナゲはシッカリと来年の花芽を付けている。



つい先日は錦色に染まっていた登山道の周りは、スッカリ葉が落ちて冬の気配。




気温は丁度1度。

寒くて手袋を履いた手の指が痛く感じる。

ダウンジャケットに着替えて厚い手袋にも変える。

いつもの休憩ポイントで温かいコーヒーであたたまる。

足元に霜柱がたくさん出来ていた。



急坂を喘ぎながら登っていると、電話が鳴ってゴルフの誘い。

今急坂を登っていると言うと、いい歳をして物好きだなあと笑われた。

頂上近くなると霧氷の欠片が落ちている。



高城山頂上着。

頂上は風が弱く寒くない。

一時、温かいコーヒーを飲んで休憩。

素晴らしい眺望だ。



スマホで株式市場を確認すると、株価が高湧している。

コロナワクチンが開発されたとか。

これでコロナの解決策になるのかな。



一休みしてから西尾根に向かう。

ブナの葉はスッカリ枯れて裸になった木も多い。



強風が吹き付ける尾根を下って行く。



裸になったブナも存在感が有る。



ブナのドングリも沢山落ちている。



テンニンソウの草紅葉がきれいだ。



見下ろすと標高の低い所では、まだ綺麗に色付いている。



アオベンケイは枯れて花の跡が小さくなって残っているだけ。



日当たりが良い岩に座って少し早い昼食。

食後、林道を歩いて引き返す。

赤い実はカマツカかな?



ヒメシャラもスッカリ葉を落としている。

眉魔はまだピンクの実をたくさんつけている。



ボタンヅルの綿毛が目立つ。

ドウダンツツジは、まだ赤い葉を付けている。



ミツバテンナンショウは葉が落ちて実が残っているだけ。

イタドリの実が赤くなっている。



まだ青い葉を付けている木は何だろうか?



鈴なりのマユミの実



大きな鳴き声が聞こえて崖下を見ると、猿の大集団が何かを一生懸命食べている。

ブナの木の下に集っているので、ブナの実を食べているのかもしれない。



徳島のへそからの眺めも寒々としている。



ヤマガラやコゲラが賑やかに飛び回っている。

まだ食べる実が残っているのだろうか。



今日はライダーも少ない。

黄色い葉が残っているのはミヤマザクラかな?



歩いても体が温まらない。

気温は4度と寒いはずだ。



暖かい湯気が上がる山菜そばを食べて身も胃袋も温まる。

ストーブの火が心地よい季節となった。

今日は霧氷を見ることは出来なかったが、スーパー林道が開いている間に見たいなあと思う。



里山倶楽部四国

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