秋の里山 高城山 2020年11月30日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 霧氷 ―

ファガスの森は今日が最終営業日

霧氷も付いているかもしれない。

朝5時過ぎに起きてファガスの森を目指す。

岳人の森を越すと雲早山の稜線が白い。

これは期待できそうだ。

しかし、ファガスの森に近づくと、高城山の山頂付近には厚い雲が巻いている。



高城山登山口は満車状態だろうと、徳島のへそに車を停めて歩き始める。

目の前はガスで何も見えない。

道端のブナにも霧氷が付いているようだが、モノトーンの世界。



やはり登山口にはビッシリと車が停まっている。

平井さん達はもう撮影を終えて下山してきている。

朝日が一瞬見えたそうだ。



霧氷はビッシリと着いているが、ガスガス。



ガスの中でも大勢が撮影している。



アメダスのガスの中



とりあえず最高点に向かう。



霧氷が一面についている。

これで晴れてくれればなあ。



黄葉した草にも霧氷が着いている。



晴れるのを待ちたいが風が強くて寒い。

岩の後ろに回って風を避けながら休憩。



モノトーンの世界を楽しみながら温かいコーヒーで一心地着く。



少し明るくなってきた。



ガスは完全に飛んでしまったようだ。



歩いているうちに青空も見えるだろうと出発。



草紅葉の茶色と淡い色の霧氷のコントラストが素晴らしい。



雲が厚く日が差さないが、これはこれで美しい。



段々と明るくなってきた。

今日の霧氷はかなり下まで続いている。



本当に見事だ。



誰も居ない高城山山頂着。



頂上の厳しいブナも今日はきれいなドレスを着ている。



剣山に向かって西尾根を降りるが、剣山は厚い雲の中。



西尾根は冷たい西風が強く霧氷がビッシリ



青空がないのが残念だが、此の柔らかなトーンもまたいい雰囲気だ。






テンニンソウの茎にも霧氷が着いている。



草紅葉の焦茶色と真っ白な霧氷の対比が素晴らしい。






稜線を下っていっても真っ白な霧氷が広がる。

こんなに標高が低いところまで真っ白なのは初めて。



此の稜線に発電用風車が建設されると此の霧氷も見ることが出来なくなる。



もう少し寒くなればエビの尻尾も大きくなるのだろうけれど。



見惚れながら歩くと中々足が進まない。



西斜面から冷たい風が吹き上げたことがよく分かる。



樫戸丸の西斜面にも霧氷が着いている。



霧氷のトンネルを潜る



鉄塔広場を過ぎてもまだ綺麗だ。



林道へ降りて行くと、お年寄りが大きな三脚を担いで登ってきた。

大丈夫かなと思ったが、余程写真撮影が好きなんだろう。



林道に降りると日が差してきた。

ちょっと早いが昼食にする。

気温は2.6度とまだ低い。



林道わ歩いていくと青空が広がっている。

見上げると稜線にはまだ霧氷が白い。

また見に行こうと家内に誘われて山頂へ。



しかし、登っているとまた雲が増えだした。



急いで駆け上がるとまだ綺麗な霧氷が残っていた。



風が吹くと頭上から霧氷の欠片が降り注ぐ。



徳島のへそ方向へ下ると見事なブナの霧氷。



かなり霧氷は落ちてしまったようだがそれでも綺麗だ。

やはり、霧氷は青空が似合う。



霧氷の向こうに雲早山。



また登山口に帰って駐車場まで帰る。

あれ程居た車が全く居なくなっていた。

雲早山から高丸山への稜線の上の空がやけに美しかった。



ファガスの森に寄って、温かい燻製ラーメンを頂く。

平井さんやブンコさんとも来春までお別れ。

お互い元気で、またお会いしたいと思う。





総歩行距離 6.1km

累計標高差 ±519m

総行動時間 5時間16分

里山倶楽部四国

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