秋の里山 砥石権現      2015/10/23
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- 紅葉真っ盛りの砥石権現 -

先週は高城山の素晴らしい紅葉を楽しんだ。

一週間経ったので紅葉は100m以上下がってきていることだろう。

去年10月25日に素晴らしいブナの紅葉を楽しんだ砥石権現に出かけることにした。



ファガスの森に着くとやはり紅葉は終盤。

平井さんにご挨拶して砥石権現に向かう。



ファガスの森の裏から登り始めるとヒメシャラが真っ赤に紅葉している。

此処のヒメシャラは太くてでっかい。

普通は茶色に紅葉するが、こんなに赤く見事に紅葉するのは?



ほんの少しの登りだが、急登なので踏ん張って登る。

この斜面のヒメシャラは見事だがブナも太くてでっかい。



見上げるとまだ緑の葉も混じっている。



鹿の警戒音が響く。

大きな雌鹿が此方をしばらく見ていたがやがて一目散に逃げていった。



ピーク直下のブナも見事だ。

シロモジか朝日を浴びて輝いて見える。



尾根に乗って右に曲がる。



落ち葉の絨毯を踏みながら、緩やかなアップダウンで砥石権現最高標高のピークに着く。

西砥石権現(1457m)直下のカラマツの黄葉が見頃だ。



ブナやヒメシャラの自然林の中に何故カラマツが沢山植えられたのか不明?



ブナやカエデの錦の絨毯を踏んで歩くのはとても贅沢な気分。

ブナの倒木には目玉のようなキノコ。



真っ赤に紅葉しているのはコハウチワカエデかな?

丁度緑から赤くに色が変わっているのはウリハダカエデ。



木屋平側が開けたところに来るが剣山は霞んでいる。

昨日からこのような状態が続いているが、中国から有害物質が飛んできていると思うと腹が立つ。



ブナはかなり葉を落としているがそれでもまだ綺麗だ。



根元がスカートのようになっているヒメシャラ



シロモジが淡い黄色に染まって綺麗だ。

ヒメシャラも綺麗だが見上げるのに首が痛くなる。



一際鮮やかなのはヤマボウシ



ちょっと淡い紅葉はカジカエデかな。



黄色くなりかけているのはリョウブ。



まだ黄葉しきっていない葉が沢山落ちている。

見上げるとアベマキのような樹皮の樹木。

これはハリギリなのか?



ダケカンバかな?



ブナの落ち葉がとても素敵だ。



堂の窪に着く。

此処からの登りにはブナの黄葉が美しい。



ブナは丁度見頃になっている。



ヒメシャラも燃えるように黄葉している。



ヒメシャラは倒れてもまたしぶとく大きくなっている。



ヒメシャラが今年は美しくて見入ってしまう。



ブナも負けじと黄葉している。



ブナの葉に光が透けて豊かな気分になる。

この落ち着いた色合いがブナの黄葉の魅力。



ウリハダカエデも目一杯存在感を示している。



稜線に上がると緩やかな道が続く。

落ち葉を踏んで歩くのがこんなに気持ちの良い物とは。



ヤマボウシの真っ赤な紅葉が美しい、



この微妙で繊細な色合いが何とも言えない。



ブナの古木が多くなりその枝振りに見とれる。



これでもかという美しいブナが続く。



この色合いが何とも言えない。

最高のグラデーション



ヒメシャラはあくまでも真っ赤。



砥石権現に到着。

そのまま鹿舞ダキ山に向かう。

紅葉の向こうに高城山。



アケボノツツジの岩場でアケボノツツジの紅葉を見る。

数日前、薬研谷のアケボノツツジが最高に燃えていたそうだ。



アケボノツツジの紅葉はドウダンツツジと似ているが、赤が深い色だ。



そのまま鹿舞ダキ山に向かう。

森の妖精が元気に出迎えてくれた。



砥石権現に引き返して昼食。

その後、堂の窪から林道へと下りる。

途中で倒木が有り道が少し解りにくいがあっという間に林道に着く。



素晴らしい紅葉を見ながらファガスの森まで帰る。



素晴らしい紅葉を見上げながら歩くので首が痛くなる。



立派な枝振りのブナ。



カエデも燃えている。



ファガスの森に帰って、コーヒーを戴く。

今年のアルプスの話などをして、販売していたお米10㎏を購入。

上板のお米だそうだが生産直売なので美味しいかもしれない。

今年の山頂部のブナの黄葉は今週末位が最高かな。

来週は高丸山のブナの広場のカエデやブナの黄葉が楽しみだ。