秋の里山 砥石権現 2020年11月04日  
里山倶楽部四国編 

- 砥石権現 ブナ紅葉 ―

今日も、良い天気の予報。

ブナの黄葉も、随分と降りてきているようだ。

もうスーパー林道沿いでは散ったかと思っていた。

しかし、砥石権現の堂の窪あたりでは先週末見頃だったとREIKOさんのレポートに書かれていた。

それならまだ間に合うかもしれないと、5時過ぎに起きてファガスの森に向かう。



今日は休みの筈のファガスの森が開いていて、平井さん達が朝食中。

昨日は地下足袋杯が会ったようなので、その後始末で開けているのだろう。

第11回地下足袋王子杯トレイルランニングレース開催

入り口には、迷い犬の柴犬くんが慣れた様子で座っていた。

人懐っこいワンコだ。

平井さんに挨拶すると、今朝は霧氷が少しあったとの事。



ファガスの森のすぐ上の紅葉は、殆ど終わっている。

葉が落ちて冬の様相の急坂を登る。



それにしても季節が変わるのは早い。



寒くて、此の秋初めてのダウンジャケットを着込む。

秋用の手袋では指先がかじかむ。

気温は2.9度。



稜線に出ると枯れ枝の間から高城山のアメダスドームが見える。



カラマツの黄葉が綺麗だ。

細かなカラマツの落ち葉がパラパラと落ちてくる。



稜線は強風が吹いて寒い。

気温も2度まで下がってきた。



落ち葉に霜が降りている。

深く積もった落ち葉を踏んで登って行く。



行く先々に黄色いテープが有るが、昨日のイベントで使用したのかな。

ファガスの森から、砥石権現、鹿舞ダキ山を経由して雲早山まで行って折り返したらしい。

凄いなあ。



木屋平の山並みが正面に見える眺望ポイントも、強風が吹き荒れてユックリと眺めることが出来ない。



葉っぱにも霜が降りている。

ウリハダカエデが木の先っぽだけに残っていて面白い。



クサギの実がまだ残っていて花が咲いているように見える。



落ち葉を踏んで歩くのが気持ちが良い。

シロモジに可愛い冬芽が出来ていた。



標高が下がるとブナの黄葉がまだ残っている。



ヒメシャラの黄葉は丁度見頃。



ブナの黄葉は少し茶色になっているがそれも落ち着いた感じでいい雰囲気。



標高が下がると益々ブナが輝いている。



ヒメシャラなども柔らかな光に輝いている。



堂の窪から砥石権現に登っていくとカエデの紅葉もきれいだ。



ブナやヒメシャラの黄葉の中で楓の紅葉がよく目立つ。



砥石権現はブナの巨木が多い。



砥石権現から男性が降りてきた。

霧氷を期待して登ってきたが残念だったと言っていた。

足元に霜柱が多く出ている。



此の秋初めての霜柱だ。



砥石権現頂上着。

寒いのでそのまま鹿舞ダキ山に向かう。

アケボノツツジの紅葉は殆ど見られない。



鞍部まで下りてまた登って行く。



山頂着。



また砥石権現に登り返す。

アケボノ展望所の岩で昼食。

ミツバツツジに冬芽が出ていた。



砥石権現頂上にニコンの大きなレンズフードが忘れられていた。

取りに来るのは大変だろうとファガスの森に届けることにした。



鈴なりの赤い実はなんだろうか。



ブナの黄葉を楽しみながら下って行く。



淡い黄色が日に輝いている。

シロモジかなと思ってよく見ると、ミツバツツジのようだ。

ミツバツツジはチョコレート色に紅葉するが、こんなキレイな黄色に紅葉する木もあるのだろうか。



これはシロモジ

下りきった所で4人組のパーティが綺麗綺麗と喜んでいた。

上も綺麗ですよとお話して先に進む。



カナクギノキも明るい黄色に輝いている。

こんなにキレイな黄色に黄葉しているのを見るのは初めてだ。



堂の窪から林道に降りていく。



緩やかな道を降りていくと、丁度黄葉の真っ盛り。



ブナの黄葉が輝いている。



カエデも赤く色付いている。



なんとも言えない色合い。



カエデとブナの共演



此の細かな黄葉がブナの特色。



赤と黄色のカエデ



見事だなあ。



ヒメシャラも



トチノキの見事な黄葉。



新しい橋と苔むしたベンチ。



紅葉を楽しみながら林道に着く。



後は林道を黙々と歩く。

暑くなってジャケットを脱ぐ。



ダラダラと登りが続くが、見事な黄葉に飽きることはない。



ムラサキに色付く葉も。



何を調査するのか?

GPS装置を屋根に載せた車が二台。

ファガスの森に着くと、閉まっていたが、車が数台休んでいた。

今日は期待以上の素晴らしい紅葉を楽しむことが出来た。

今夜はアメリカ大統領選挙の開票がある予定。

帰ってテレビを見るとフロリダでもトランプが勝利。

世論調査でも65%がトランプが勝つと言っている。

あれまあ!

また4年トランプの顔を見続けなければならないのだろうか。


里山倶楽部四国

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