春の里山 薬研谷   2017.04.30
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アケボノツツジ満開の薬研谷 -

一週間前に薬研谷にアケボノツツジを見に行った。

しかし、今年は花が遅れていて咲き始めたばかりだった。

満開のアケボノツツジを期待してまた薬研谷に向かう。

車を修理に出しているので今日は代車。

代車は7人乗りのCUBE小排気量だがキビキビと走る。

道路には崩れた岩の欠片が所々に転がっているので注意して走る。

四駆用のタイヤは少々の岩を踏んでも大丈夫だが、普通車のタイヤはパンクしやすい。



悲願寺分岐から進むと、やっと桜が満開になっていた。



7時30分到着。

東屋前の駐車場には先着者が一台。

またすぐに一台やって来た。

準備して直ぐに出発。

いつもの広場では、大きなアンテナを立ててアマチュア無線をやっている。



ヒメシャラには白く輝く新芽が出ていた。



トサミズキの花は先週より随分と少なくなって、花の後に赤いガクをつけた新葉が展開を始めている。



小さなフデリンドウの花は、朝が早いのでまだ開いていない。



焼山寺や高越山でよく見かける修行札。



柴小屋山へと急階段を登っていく。

まだカタクリは花を開いていない。



ツクシシャクナゲはまだ蕾。

ハルトラノオはもう盛りが過ぎた感じ。



ブナの股の所に着生したヤシャビシャクに蕾が出来ている。



柴小屋山頂上のブナの木はまだ芽吹いていない。



柴小屋山から下って少し行くと、ヤシャビシャクの着生している木が多い。

よく見ると花が3個咲いている。



そのうちの一個を拡大。

夏になればスグリのような特異な実が付くのだろう。



大道丸に着く。

三角点「人道丸」がある。

先週お会いした男性の話では、山の名も「人道丸」が正しいらしい。

大道丸と誰かが間違えて言ったのが広まったそうだ。

地図の経線が「人」の字の上に重なり「大」と間違えたとか。



可愛い若葉が出始めている。

頂上のシロモジがやっと花を開き始めている。



引き返して薬研谷に向かう。

工事中の林道が随分と伸びてきている。



エイザンスミレやナガバノスミレサイシンが綺麗に咲いている。



エイザンスミレはやはり可愛い。



今日はじめて綺麗に咲いているカタクリ発見。



ミツバツツジの花もやっと満開に近くなっている。

輝くようなピンクが鮮やかだ。



下っていくとアケボノツツジが満開だ。



柔らかなピンクの大輪の花は見る人の心を強く引きつける。



先週は満開だったタムシバの花は殆ど散ってしまった。



大岩まで来るとアケボノツツジが大爆発。



大岩から見渡すと、花付きは少し弱いような気がするがそれでも見事に咲いている。



このホンワカした感じのピンクが大好きだ。



アケボノツツジを充分に楽しんで岩を降りる。

ヒカゲツツジが咲き誇っている。



対岸の岩に登ってアケボノ岩を眺める。

やはり今年はピンク色が薄いようだ。

岩から谷へ降りようとしたら賑やかな声がする。

なんとストーンリバーさんと乙女さんそしてトンちゃんとダイヤモンド父ちゃん御一行だった。

去年ここでお会いしてから一年ぶり。

お久しぶりです。

暫くお話をしてからお別れ。

今日はこれから大川原高原にも行かれるそうだ。



下の林道から見上げると意外とピンクが多くて綺麗だ。



今年はヒカゲツツジの花が見事だ。



タチネコノメとイワボタンかな?



シロバナネコノメソウの花は盛りを過ぎだ。

銚子の滝は今日も水量が多い。







シロバナネコノメソウとミツバテンナンショウ



イチリンソウはまだ蕾。

サイコクサバノオはもう実になっている。



エイザンスミレやジロボウエンゴサクが沢山咲いている。



ヤマシャクヤクが沢山蕾を付けている。

花が咲くのはまだ1週間程かかりそうだ。

シロバナエンレイソウが花を咲かせていた。

薬研谷で出会うのは初めて。



沢筋にはキケマンも咲いている。

大きな声がして団体がやってきた。

女性からホームページ見ていますよとお声がけ戴く。

ありがとうございます。

その後からやって来たのはやっほう地蔵さんとrokusanだ。

最近よくお会いする。

団体の中にはひめこまつさんやrokusanの奥様も。



やっほう地蔵さんから可愛いペンダントを戴いた。

ありがとうございます。



皆さんとお別れしてから四国の道に向かうと、ドンドン登山者がやってくる。

林道には車が一杯。



ブナの若葉などを楽しみながら昼食。

気温がドンドン上がってきて26度もある。

冷たいか風が吹くので気持ちが良い。



柴小屋へ向かうと、小さな白いフデリンドウと少し大きな青いフデリンドウが咲いている。



コミヤマカタバミとタチツボスミレも。



柴小屋山から下ると、朝はまだ咲いていなかったカタクリが花を開いている。



先週はまだ蕾だったショウジョウバカマも元気に咲いている。



駐車場に帰ってくるとビックリするほどの車。

やはりこの時期、薬研谷は人気がある。

帰りも落石に注意して走るが対向車が多く、避けた時に止む無く石を踏むこともあった。

帰ってからシャワーを浴びて車屋に向かおうとすると、見事にパンクをしている。

汗びっしょりになってタイヤ交換。

初めての車は工具やスペアタイヤなどの場所がわからず大苦戦。

しかし小さな車はジャッキアップが簡単。

なんとか交換して車屋に行き、修理に出していた車を引き取る。

パンクの費用は請求されずに良かった。

アケボノツツジも無事咲いて、春はいよいよ佳境に入る。

最高の山歩きの季節を目一杯楽しみたいと思う。



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