秋の里山 天ヶ津峰  2021年09月06日  
里山倶楽部四国編 

- 天ヶ津峰 ―

今日もなんとか天気は持つようだ。

また明日からは雨のようなので今日のうちに歩いておくことにする。

あづり越えに行こうかと思ったが、少しでも標高が高いほうが良いと天ヶ津峰に行くことにする。



駐車場に着くと一台しか停まっていない。

駐車場脇の大木に真っ赤な実ができている。

今頃赤くなるのはなんの木だろうか。

クロガネモチなどは冬にならないと赤くならないのだが。



撫養石の自然石の階段を登って御嶽神社奥の院



御岳座王権現にお参りして山道を進む。



気温はそう高くないが風がなくて蒸し暑い。

おまけに大きなアブが纏わりつく。

気を許すと手に止まってチクッと噛む。

帽子をふるいながら歩くのは煩わしい。



やっと西尾根との合流点の広場に着く。

手に三箇所とお尻などに二箇所噛まれて痛痒い。

空は予想よりも晴れている。



吉野川の向こうに徳島の街が見えている。



キノコが沢山生えている。



御猿の墓にお参りしてから頂上に向かう。



ヤブコウジに可愛い実が出来始めていた。



車がたくさん停まって電力鉄塔の塗替え工事をやっているようだ。



天ヶ津峰頂上着。

珍しく誰もいない。



頂上からの眺め。



鳴門の海



旧吉野川



沼島方向



木陰にあるテーブルで昼食。

今日もローソンの特性サンドウィッチ。

瀬戸内海が穏やかだ。



足元にはヒメヤブランが咲いている。



登山客もヤギさん達も来ないなあと下山を始めると、下の電波塔広場にヤギさんたちが。

暑さのせいかダランとしている。



何か声がすると思ったら鉄塔で作業している。



クサギとシロダモの花?



花はシロダモのようだが葉脈が違うような?

でも樹皮はやはりシロダモかな?



小鳴門の海が綺麗だ。



ヤマノイモに似ている葉っぱの黄色い花が一面に咲いている。

何だろうか?

那賀町のお花の先生 連記さんからカエデドコロの雄花だと教えていただきました。

ありがとうございます。

カエデドコロは聞いたことがありますが、こんなに見事に咲くとは知りませんでした。



キンミズヒキも群生している



猟師の墓に向かうが、羊歯が凄い。

蛇に気をつけながら掻き分けていくと、手首がチクっとした。

見ると数センチ皮膚が切れて血が出ている。

羊歯に隠れていたススキの葉で切れたらしい。



ここからの眺望は素晴らしい



猟師の墓にお参り。



ここからの景色も最高。



センニンソウも満開



ヒヨドリバナも咲き始めているがアサギマダラの姿は見えない。



?の木

この木なんの木掲示板で、ヌルデの未熟な果実だと教えていただきました。

翼があるのを見逃していました。



そしてヌルデは低木だとばかり思い込んでいたのですが、中高木であることも始めて知りました。

近寄らなかって良かったです。



ママコノシリヌグイの小さな花は名前に似ずに可愛い。



ツユクサと?の花

これもヌルデの花かなあ。



梨園に来ると男性がゴム中を持って走り回っている。

猿が梨を取りに来るので追っ払っているそうだ。

前の家でナシを購入。

8個入りで200円。

二袋で400円。

安すぎる。



古い砕石跡には大型ダンプが今日も廃棄土を運び込んでいる。

天気が良くなって青空が出てきたのは良いが暑すぎる。

茹で上がる寸前に駐車場着。





総歩行距離 10.2km

累計標高差 ±779m

総行動時間 4時間43分





里山倶楽部四国

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