天霧山  382m  弥谷山  382m  2004/2/21
 
あまぎりさん            いやだにやま           

先週登った我拝師山や筆ノ山から、北側に見える天霧山に行くことにした。

コースは普通とは逆の海岸寺からの道をたどった。この道は弥谷寺への遍路道を行くことになる。

まず海岸寺の駐車場に車を停めて、お参りをしてから出かけることにする。

別格18番 海岸寺 弘法大師が幼時を過ごしたとされる。 多度津の案内図 海岸寺から引田川(東へ)方面へ行き南に右折する。
海岸寺駅を過ぎると豊稔堰に出る 豊稔堰付近から見た弥谷山(右)と天霧山。中央下は白方小学校 白方公民館の案内図
途中昔の遍路道の道標がたくさんある。 虚空蔵寺。ここまで車で来ることが出来る。 道ばたには十八カ所の石像がありこれは一番
突然ものすごく大きな砂防ダムに出る。通行止めと書いてある。左の道を行くともうほとんど完成されたりっぽな歩道が続く。 結構荒れた道をしばらく行くと、八王子の奥の院がある。 沢沿いの道を行くが時々沢の中を進むことになる。
時々道を見失うが、石像に導かれて海岸寺から1時間10分で、弥谷峠に着く。 ここからは整備された立派な登山道が続く 大池の向こうに我拝師山が見える。
隠し砦跡の分岐。左に行くが何も残っていない 本丸跡へは右に行くがしばらく下りとなる。 鉄塔の分岐を右に行く
途中犬返しの坂は右への分岐をとるが、真っ直ぐ行くと古井戸跡がある。水がある。 井戸から厳しい崖沿いの道を行き、最後はい上がるように登ると三の丸跡に飛び出す。 そのまま行くと二の丸跡。東へ下って見晴らしの良い所を探そうとするが、見つけることが出来ない。
少し行くと本丸跡。382mあって雨霧山山頂と書いてあるが、地図上では東のピーク360mが頂上らしい。見晴らしはほとんど効かない。 そのまま南に下りていくと犬返しの坂に出る。結構きついが先ほど登った道よりはずっと楽である。 途中鉄塔への分岐を行き、鉄塔の下で弁当にする。海岸寺の奥の院のある山や海がよく見える。
多度津の街 弥谷峠から、左は弥谷寺、右へ弥谷山方向へ行く 気持ちの良い道を行くと、20分ぐらいで頂上。三角点がある。
頂上から更に進み弥谷寺を目指す。途中見晴らしの良い場所がある。黒戸山の向こうに亀笠島や志々島が見える。 紫雲出山や、貴峰山(とがっている山)が見える
。よく整備された落ち葉の道をコルまで下っていく。
この電力用の保安マークを左に行く。見落として真っ直ぐ行くとまた登りとなり行き止まりとなる。
結構荒れた道を赤テープを頼りに下りていく。20分ほどで墓場に出て、その下は弥谷寺の境内。やはり白方へは通行止めと書いてある。工事は平成9年からやっている為、もう7年も通行止め。 弥谷寺は岩をくりぬいた中に沢山の仏さんを祭ってある。 有名な摩崖仏。顔が消えて無くなりそうになっている。
ほかにも沢山の仏さんを掘ってある。 階段の一番上に本堂がある。水道もある。
本堂から、南の眺望。高速道路の向こうに火上山が見える。 太子堂脇の紅梅が満開だった。太子堂へは履き物を脱いで上がる。トイレはこの横にある。
天霧城の瓦か? 歴代の天霧城主の墓 この紋は途中のお墓にもあった。
これはいったいなんだろう?結構大きい。 お参りを済ませてから、弥谷峠越えで帰る。
緩やかな、遍路道を10分足らずで峠に着く。
峠から、また沢づたいに下っていく。下りは道が良く解っているので20分程度でダムの下に着く。
道ばたのビニールハウスを覗くと小さなトマトが作られていた。ここらは種なし葡萄で有名らしい。 帰りに海岸寺の裏の海岸で休憩。屏風ヶ浦に夕陽が沈む。 海岸寺奥の院まで足をのばす。奥の院の上の広場には沢山の梅が満開だった。
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