- 小春日和のあづり越 -
久しぶりに気持ちの良い朝だ。
しかし、昼からは下り坂の予報。
久しぶりにあづり越を歩いてみよう。
なにか新しい発見もあるかもしれない。
 
文書館は1930年建設の旧徳島県庁本館。
昭和初期の雰囲気を漂わせている。
 
毎年早くに咲くシャクナゲは、沢山の蕾が出来ている。
小さなブルーの実はコムラサキ。
あづり越は最初少し急登。
左足に力を入れるとピキッと筋が鳴った。
膝の靭帯を痛めたようだ。
消炎鎮痛剤を塗り込む。
まだ痛いがゆっくり歩くことにする。
 
コナラの紅葉がマダマダ美しい。
 
朝日が差す中での里山歩きは気持ちが良い。
今日は気温が高いので景色は霞んでいる。
 
青空をジェット機が横切っていく。
 
アオハダの赤い実がまだたくさん残っていて、小鳥達が集まって賑やかだ。
 
明現神社に着く。
テイカカズラの実が沢山落ちている。
 
蜂須賀重喜公が、大谷屋敷に住んでいた頃に造られた常夜灯。
 
ソヨゴの赤い実が可愛い。
ソヨゴの実は小鳥達の大好物。
椿も少しばかり咲き始めている。
 
左膝の痛みを我慢しながらあづり越へ。
遍路道が工事中で通過できないとの標識。
今年一杯は通行止めのようだ。
 
ヤブコウジに小さな赤い実。
アオキにも赤い実が出来ている。
 
ゆっくり歩いていくと次々と追い越していく人達がいる。
あづり越縦走路はお年寄りに人気がある。
トレランの女性も一人走り去っていった。
 
ハゼノキと剣山遥拝所の鳥居。
 
カラスウリとヤブツバキ。
 
植物園に着くと二宮金次郎像が、ヘルメットと防塵メガネを着けて、メガホンを持っていた。
 
植物園のベンチで昼食。
眼の前に見える動物園と遊園地は殆ど来園者がいない。
乗客のいない観覧車が回っているだけ。
膝が腫れてきたので、消炎鎮痛剤を塗り込んで痛み止めを飲む。
冬桜が少し咲いている。
寒桜はまだつぼみもない。
 
10月桜は少しピンクで可愛い。
 
ナンキンハゼの白い実がまだ残っている。
 
ヒマラヤ桜と見事なサザンカ。
 
スイセンとハゼノキ
 
オオイヌノフグリとサザンカ。
ホトケノザは花が咲いていない。
 
まだ残っているクサギの実と鮮やかな黄葉の木。
 
また大勢の人に追い抜かれながら文化の森に向かう。
モチツツジが満開。
 
木喰上人のあづり越石碑は、上人が上八万村に滞在されていた時のもの。
とても貴重なものだと思う。
 
明現神社にはタツナミソウが咲いている。
 
文化の森公園に着くと、ロウバイが咲き始めていてマンサクはまだ固い蕾。
帰りに図書館に寄って予約していた史書を借りる。
赤穂浪士の講義は終わったが、益々疑問が出てきて調べたいことが多い。
明日は天気が悪いので、たっぷりと読書タイムかな。
「晴山雨読」を目一杯楽しもう。
里山倶楽部四国
ホームページにも是非お立ち寄りください
|