冬の里山 あづり越   2018年12月23日  
里山倶楽部四国編 

- 小春日和のあづり越 -

久しぶりに気持ちの良い朝だ。

しかし、昼からは下り坂の予報。

久しぶりにあづり越を歩いてみよう。

なにか新しい発見もあるかもしれない。



文書館は1930年建設の旧徳島県庁本館。

昭和初期の雰囲気を漂わせている。



毎年早くに咲くシャクナゲは、沢山の蕾が出来ている。

小さなブルーの実はコムラサキ。

あづり越は最初少し急登。

左足に力を入れるとピキッと筋が鳴った。

膝の靭帯を痛めたようだ。

消炎鎮痛剤を塗り込む。

まだ痛いがゆっくり歩くことにする。



コナラの紅葉がマダマダ美しい。



朝日が差す中での里山歩きは気持ちが良い。

今日は気温が高いので景色は霞んでいる。



青空をジェット機が横切っていく。



アオハダの赤い実がまだたくさん残っていて、小鳥達が集まって賑やかだ。



明現神社に着く。

テイカカズラの実が沢山落ちている。



蜂須賀重喜公が、大谷屋敷に住んでいた頃に造られた常夜灯。



ソヨゴの赤い実が可愛い。

ソヨゴの実は小鳥達の大好物。

椿も少しばかり咲き始めている。



左膝の痛みを我慢しながらあづり越へ。

遍路道が工事中で通過できないとの標識。

今年一杯は通行止めのようだ。



ヤブコウジに小さな赤い実。

アオキにも赤い実が出来ている。



ゆっくり歩いていくと次々と追い越していく人達がいる。

あづり越縦走路はお年寄りに人気がある。

トレランの女性も一人走り去っていった。



ハゼノキと剣山遥拝所の鳥居。



カラスウリとヤブツバキ。



植物園に着くと二宮金次郎像が、ヘルメットと防塵メガネを着けて、メガホンを持っていた。



植物園のベンチで昼食。

眼の前に見える動物園と遊園地は殆ど来園者がいない。

乗客のいない観覧車が回っているだけ。

膝が腫れてきたので、消炎鎮痛剤を塗り込んで痛み止めを飲む。

冬桜が少し咲いている。

寒桜はまだつぼみもない。



10月桜は少しピンクで可愛い。



ナンキンハゼの白い実がまだ残っている。



ヒマラヤ桜と見事なサザンカ。



スイセンとハゼノキ



オオイヌノフグリとサザンカ。

ホトケノザは花が咲いていない。



まだ残っているクサギの実と鮮やかな黄葉の木。



また大勢の人に追い抜かれながら文化の森に向かう。

モチツツジが満開。



木喰上人のあづり越石碑は、上人が上八万村に滞在されていた時のもの。

とても貴重なものだと思う。



明現神社にはタツナミソウが咲いている。



文化の森公園に着くと、ロウバイが咲き始めていてマンサクはまだ固い蕾。

帰りに図書館に寄って予約していた史書を借りる。

赤穂浪士の講義は終わったが、益々疑問が出てきて調べたいことが多い。

明日は天気が悪いので、たっぷりと読書タイムかな。

「晴山雨読」を目一杯楽しもう。



里山倶楽部四国

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