塩生山高尾戸山)  141m  2004/3/6  詫間町
 はぶやま  たかおとさん

妙見山から、仁尾、詫間線を通り高松に帰る途中、詫間の塩生山に寄ることにした。
昔は島だったそうで、小さいけれど見晴らしがよいと聞いている。

詫間町の役場方向を過ぎて、浜田の停留所を過ぎ、城下の交差点を右折。すぐに斜めに左折して、塩生の町を
新浜方向へ進む。
整体院の先を右折するはずだが入り口が解らない。

元の道路にもどって、詫間中を越えて須田の港に出る。地元の人に聞くと、新浜からも登り口があるという。
北に向かい大きな墓地の向こうを新浜に右折。広場があり駐車。すぐ脇に登山口があった。

新浜の広場に駐車。左奥に登山口がある。 漁港らしく浮きを利用した道案内。頂上まで続く 最初最近舗装された道を行く。
小さな峠で右に上がる。登山口の案内がある。 須田保育所の園児が描いた自画像。裏には番号と動物の絵がある。頂上まで道案内。可愛い。頂上にはアンパンマンの浮きに頂上だよって書いてある。危ない所にはロープが張ってある。よく登っているのかもしれない。 地元の方々が綺麗に整備した登山道を行く。かなり急坂で、虎テープが続く道を行くと20分程度で頂上。ベンチと三角点がある。101才の記念の石碑がある。標識には高尾戸山と書いてある。
眺望は最高。しかし天気が悪くなり曇ってきた。先ほどまでのエメラルドグリーンの海面は灰色となった。早く写せば良かった。 五岳連山は、雪の模様。 粟島が目の前だ。のどかに船が通り過ぎていく。
横峰山の向こうに、紫雲出山。詫間湾沿いに詫間高専が見える。 南には先ほど登った妙見山と、手前に博智山が見える。 須田の港に、客船が着いた。何処の島から来たのだろう。
一服してから、塩生方向へ下山する。
最初急坂だが、すぐに見晴らしの良い所に出る。
ベンチや石碑がある。
石碑には、塩を焼く煙も見えなくなった寂しい、てな事が書いてある。
昔は塩田で栄えたのだろう。塩田跡は埋め立てられ、いろいろな建物が建っている。 俳句の板がずっと吊ってある。新浜側は幼児の案内板だが、こちら側はお年寄りの俳句が多い。
生き延びて50年とか書いてあるのは特攻隊の生存者の方か?やはり塩田の景色が変わったことを懐かしんでいる句も多い。
塩生の登山口から、昔海だった所の道路を駐車場まで歩く。
途中の温室では、背のびっくりするほど高いスイトピーがきれいに咲いていた。
塩田の町の匂いがまだ強く残っている、山というよりやはり島の雰囲気のする塩生山であった。
頂上には桜も植わっているので、天気の良い日に塩飽諸島を眺めながらノンビリするには最適な山だと思う。
なだらかな農道を下る。周りはミカン畑が多い。 畑を過ぎると民家の間の細い路地を下りていく。
突然立派な住宅の横から先ほど登山口を探してうろうろした道路に出る。すぐ東側に整体院もあった
里山情報メニューへ

カシミールにて作成

国土地理院1/25000
地図使用
登山口→