秋の里山 |
星谷寺(しょうこくじ) 2015.11.21 |
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- 星谷寺 お大師さんの日 -
朝起きると、何か薄暗くて天気がスッキリとしない。
朝食後、コーヒーを飲んでのんびりとしていたが、体がウズウズする。
やはり美味しいビールを飲むために少しは汗をかかなくては。
時間も遅いので近場を散策することにする。
もしかしたら、星谷寺のモミジや仏石のイチョウも色付いているかもしれない。
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運動公園に車を止めて歩き始める。
道端の花壇にはビオラが綺麗に植えられている。
この花壇は星谷の婦人会が何時も手入れされていて素晴らしい。
たわわに実ったみかん園の中を歩いて行く。
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いつ来ても気持ちの安らぐ道だ。
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何時ものように四国の道を歩いて行く。
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家々の古い蜜柑倉庫が開けられているが蜜柑を蓄える前に風を通しているのだろう。
石室の中には半跏倚像が祀られている。
かなり古くて風化が進んでいる。
役行者像のようにも見えるが、此処星谷にどの様な由来があるのだろうか?
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南無阿弥陀仏と刻まれた大きな石碑も祀られている。
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この白っぽくて大きな蜜柑?は何だろうか。
5丁の丁石があることからも、この四国の道が古くからの遍路道だったことが解る。
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蜜柑倉庫横には弘法大師像
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不動明王も祀られている。
しばらく行くと観音像が祀られるようになる。
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見晴らしの良いところには千手観音像とお大師さんが祀られている。
善跏倚坐(座って両足を下ろしている)の大師像は珍しい。
苔むした小さな渓谷を横切る。
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西国観音霊場の観音像が続く。
四国の道とは思えないようなシダの茂る道を行く。
何とも雰囲気のある道だ。
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星谷寺の駐車場には珍しく数台の車が停まっている。
今日は何か行事があるのだろうか。
モミジはほんの少し色付いている。
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沢山有る観音様にはお米とお餅そしてシキミが祀られている。
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紅葉し始めたしおり橋からの眺めもまた良い物だ。
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境内は綺麗に掃除されていた。
階段上には「南無大師遍照金剛」の幟が。
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本堂では大勢がお詣りしている。
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太子堂が開いていて、お供えが祀られている。
太子堂が開いているのは初めて見る。
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不動の滝前の大師像にも立派なお供えが。
二つあるのはお不動様にもお供えしているのかも。
滝の裏に回って、裏見の滝越しに大師像と太子堂。
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岩窟内の祠もお供えが有り、岩屋前の仏様も丁重に祀られている。
全ての観音様や仏様が祀られている。
星谷寺がこんなに華やかなのは初めてだ。
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本堂では、僧侶による読経が続いている。
交通安全、家内安全とお祈りしてから一旦読経が終わり、続いて護摩供養が始まる。
経木が次々と火にくべられて、太鼓と音木の音が響く。
音木は乾いた澄んだ音がする。
僧侶の奥様とお嬢様だろうか?
一緒にリズミカルに音木を鳴らしている。
ありがたく、しばらく一緒にお祈りする。
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昔、尼さんが住んでいた僧庵では食事の用意がされていた。
今日は何のお祭りかなあ?
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僧庵の奥から仏石に向かう。
階段道を一生懸命登ると汗が噴き出る。
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仏石のトンネルは参拝隧道と言える物かもしれない。
中にも、祈願板がある。
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宝筺印塔の前に古い石板が置かれている。
仏石の伝承が彫られているらしいが、読めない。
この宝筺印塔はかなり古い物だと聞いている。
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観音霊場の前のモミジは少し色付いている。
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仏石のイチョウはまだ青々としている。
今年は色付きが遅れているようだ。
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時間もまだ早いので林道を上がってモミジ散策。
所々に綺麗に色付いたモミジがあり楽しむことが出来る。
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少し日が差してきて色付き始めたモミジが美しい。
大き岩が沢山有り、中津峰山は岩山だと言うことが良く解る。
石灰岩だろうか?白色チャートだろうか?
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モチツツジも日だまりに咲いている。
フユイチゴが美味しそうなのでいくつか食べてみる。
ジューシーで甘くて美味しい。
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星谷寺に戻るともう護摩供養は終わっていて会食中だった。
お聞きすると今日11月21日は、お大師さんの日として星谷の人達が毎年お祭りしているそうだ。
蜜柑畑の暖かいところで昼食。
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蜜柑の甘い香りをかぎながら引き返す。
蜜柑の収穫が所々で行われている。
お遍路さんが登って来た。
この星谷寺は立江寺の奥の院なので時々お遍路さんにお会いすることがある。
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桜ロマン街道のしだれ桜もすっかりと葉を落としているが、また来春には綺麗な花を咲かせてくれるだろう。
長閑な蜜柑畑を眺めながら運動公園に帰る。
帰りによってね市で、蜜柑や野菜を沢山買って帰宅。
よってね市は野菜や果物が新鮮で驚くほど安い。
今日は、黄葉はまだまだだったが、星谷寺の護摩供養に出会うことが出来て良かった。
山歩きの安全もタップリ祈願することが出来た。
汗をかいたのでビールも美味しい。
里山歩きはまだまだ楽しめそうだ。
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歩行距離 6㎞
累計標高差 ±611m
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