秋の里山 |
剣山 2015/10/09 |
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- 紅葉真っ盛りの剣山 ~ 次郎笈 ~ 丸石 -
先日、高丸山に行って予想以上に紅葉前線が下がっていることに驚いた。
例年なら20日頃に剣山の紅葉を見に行くのだが、今年は少し早めに行くことにした。
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三連休前と言うこともあってか、見ノ越の駐車場には県外車が少し停まっているだけ。
剱神社にお参りして出発。
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三嶺は少し霞んでいる。
気温は6度。
7時53分出発。
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ハガクレツリフネがまだ咲いている。
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トチノキが柔らかく黄葉し始めている。
大きな葉っぱなのでつい目を引かれてしまう。
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イタヤカエデだろうか見事に黄葉が始まっている。
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今年はツリバナの実が見事だ。
例年、緑の地味な花が沢山咲くのだがこの赤い実はほんの少ししか見ることが出来なかった。
今年は時期が少し早いので沢山実があるのだろうか?
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ツリバナの実はツルウメモドキの実と共に大好きな実だ。
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もう少しするとこのトンネルがすっぽりと雪に埋もれてしまう。
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ナナカマドが真っ赤に色付いている。
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赤い実と色付き始めた紅葉がとても鮮やかに見える。
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ブナの黄葉も始まっている。
薄日が差して一瞬黄金色に輝く。
青空になると光り輝くことだろう。
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ブナの黄葉にはまだ早いと思っていたが嬉しい誤算だ。
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ナナカマドの赤い実がものすごい樹もある。
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登るにつれてナナカマドの葉が真っ赤になる。
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剣山山頂や次郎笈は霞んでいる。
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林道はもう終わりかな。
三嶺はまだ霞んでいてクッキリとは見えない。
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西島駅着
今年はなんとかマユミの実が少しばかりなっている。
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西島駅横のカエデは真っ赤に紅葉している。
剣山頂上直下も見事に紅葉しているようだ。
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アキノキリンソウがまだ元気に咲いていた。
オトギリソウはもう全て実になっている。
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剣山にこんなにナナカマドが多かったのかとびっくりする程真っ赤っか
工事現場は今日は休みのようだ。
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ナンゴクミネカエデも真っ赤っか
テンニンソウは鹿が食べないので伸び放題。
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カラマツも少し黄色く色付いている。
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行場方向は通行止めになっている。
来年夏までには通行可となるのだろうか。
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シコクフウロが寂しく一輪だけ咲いていた。
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マユミの古木にはピンクの実が一杯。
三嶺のタヌキのかんざしもピンクになっているだろうか。
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階段の傷んだ所は新しい木で補修されていた。
新居さんありがとうございます。
ビールの空き缶を抱えた三代目の奥様が下ってきた。
山小屋の運営も大変だなあ。
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日が差してきてリンドウが開き始めた。
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剱山本宮神社は閉まっているが、ご神体はもう下まで下りられたのだろうか。
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三代目と少しお話ししてから頂上へ。
新居さんは今日も登山道の補修に出かけられているらしい。
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トイレをお借りするが綺麗に掃除されている。
新居さんが掃除されているのだろうか。
ありがとうございます。
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電源があるので、電池切れなど困ったときには助けになるだろう。
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こんなに良い天気なのに誰もいない。
9時31分着。
そのまま次郎笈に向かう。
頂上は寒くてジャケットを着たが、下って行くと暑くなる。
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分岐でジャケットを脱いでいると遊歩道から来た男性から、あれが次郎笈ですかと聞かれる。
剣山に登るのに次郎笈に立ち寄るかどうか迷っているようだ。
「次郎笈に登らなければ剣山に来た価値が1/3になりますよ」
と言うとそれではと次郎笈に向かったがその足の速いこと。
私達もゆっくりと付いていく。
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スクワットをしている所為か急坂が楽に登ることが出来る。
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次郎笈頂上着。
10時26分。
先ほどの男性は熊本から来られて昨日は三嶺から天狗塚まで縦走を楽しまれたそうだ。
ミヤマクマザサの縦走路がとても素晴らしかったと喜んでおられた。
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一息入れて、例年通り次郎笈南面の紅葉を見に下って行く。
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次郎笈南面は予想通り錦絵となっていた。
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カエデの真っ赤な紅葉の向こうに三嶺へと続く縦走路。
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曇っているが時々雲の切れ間から光が届くと紅葉が一時輝く。
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青空で無いのが残念だが、例年になく綺麗に紅葉している次郎笈を心ゆくまで眺める。
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リンドウも次々と開き始めた。
此処で帰るのかと思ったが家内はドンドン下って行く。
道も丸石まで行くようだ。
白骨樹ばかりとなった縦走路を下って行く。
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ウメバチソウがまだ咲いている。
一時のように群生はしていないが所々に咲いていて嬉しい。
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樹林帯を下りて目の前に丸石山頂が見えるようになる。
ドンドン下るの良いが帰りが大変だと思うと少し気が滅入る。
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やっとスーパー林道登り口分岐まで来てこれからは登り。
ススキが素敵だ。
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リンドウが次々と花を開いている。
もう花期が終わっていると思っていたがまだまだ元気だ。
オトギリソウがほんの少し残っている。
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丸石山頂着
11時47分
頂上には先ほど次郎笈頂上で見かけた男性が休憩されていた。
鳴門の方で私達と同じく丸石まで来て引き返すそうだ。
何時もは九州の山を歩かれているそうだ。
お弁当を食べてコーヒーブレイク。
時間が早いので二重かずら橋まで下りて行ってバスで帰ろうかなと思う。
スマートフォンで調べると13時50分位に二重かずら橋発着のようだ。
最近、剣山周辺ではドコモが繋がるようになったので非常に便利。
2時間近くあるので時間的にはギリギリで大丈夫だと思うが、家内はあのかずら橋を渡るのが嫌だという。
私達は下りが苦手なのでもしかしたら時間的にも間に合わないかもしれない。
何時ものように元来た道を帰ることにする。
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下山しようと思って立ち上がったらアサギマダラが飛んできた。
こんな高い所まで飛んでくるんだね。
もう南の国に帰る日が近いと思うのだけれど5000㎞の旅頑張って。
次郎笈に向いて一旦下って行く。
鹿の寝床が彼方此方にある。
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ツルリンドウの赤い実がミヤマクマザサの間に見えると嬉しくなる。
鞍部から登り返し。
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ノイバラの花?
シコクフウロが一輪寂しく咲いている。
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白いリンドウ発見。
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樹林帯を抜けると分岐は直ぐそこ。
シコクフウロの紅葉が綺麗だ。
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キラキラ輝くカナブンがいる。
マメコガネかな。
マメコガネは、「ジャパニーズビートル」と呼ばれる害虫だ。
と思っていたら、アカリプタさんから「オオセンチコガネ」だと教えて戴きました。
マメコガネと違って食葉性ではなく所謂「糞虫」で動物の糞などを食べるそうです。
この辺には鹿の糞が大量に落ちているので、オオセンチコガネが繁殖しているのかもしれません。
動作がコロコロしていて可愛い虫です。
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日が差してきて、リンドウがドンドン開いてきた。
カナブンが突然羽を開いて飛んでいった。
こんな丸々した体で飛ぶことが出来るのが不思議。
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次郎笈の紅葉を眺めていると鳴門の男性が追い抜いていった。
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水場を過ぎた所のモミジが今年も見事だ。
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トラバースを帰って行く。
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眼下のモミジが燃えるように鮮やかだ。
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二度見展望所から次郎笈。
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二度見展望所から剣山山頂方向を眺める。
真っ赤なドウダンツツジが山肌を染めている。
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ダケカンバの紅葉が素晴らしい。
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ドウダンツツジやミツバツツジの紅葉が山肌を染めている。
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御塔石も赤い色に囲まれている。
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山頂下の大岩
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山頂が見える。
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光り輝く錦の色に酔いしれる。
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いつの間にか雲が消えて青空となった。
ダケカンバの黄葉は青空に似合う。
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コマユミのピンクの実の向こうに御塔石
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西島神社の上の大岩にはドウダンツツジが燃えている。
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西島駅から下って山頂を振り返る。
霧氷が綺麗なダケカンバはやはり青空が似合う。
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ツリバナの実をもう一度楽しんで下って行く。
シロモジの黄葉が綺麗だ。
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ブナの黄葉も今週末ぐらいが見頃かな。
剱神社の気温は14度。
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今日は登山者が少なかったようだ。
明日からはこの駐車場があふれかえることだろう。
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