- 今年初めて、雪の剣山 -
例年、1月には2~3度剣山に登っている。
しかし、今年はまだ一度も剣山に登っていない。
昨年秋以降、股関節を痛めてから足の筋力が弱っている。
また家内は膝に水が溜まり体調が万全でない。
その為リハビリとして近くの低山ばかりを歩いていた。
気がつくともう節分だ。
うっかりしていると、雪の剣山を歩かないうちに春が来るかもしれない。
先週末には雪が多かったようだが、一寸暖かい日が続いたので歩きやすくなっているだろう。
6時に起きて剣山に向かう。

木屋平からの道は、先日新居さんが通って大変な目に遭ったとのこと。
今日は貞光経由で行くことにする。
第4ヘアピンを過ぎると雪が現れる。
除雪しているが、融けた雪が凍ってツルツル。
おまけに轍が凍っていて、気を付けないと滑る。
 
見ノ越に着くと、木屋平からの道は誰も通った跡は無い。
なんと言うこと。
今日は快晴の予報なのに、一台の車も停まっていない。
 
剱神社に今年初めてのお詣り。
境内の雪も驚く程少ない。
 
三嶺は頂上部に雲を被っているが、その内に晴れてくるだろう。
気温はマイナス3度。
今日は暖かい一日になりそうだ。
 
例年なら危険なトラバースも雪が少なくて歩きやすい。
 
トンネルも埋まっていない。
固く締まった雪はとても歩きやすい。
 
所が、昨日の続きでクシャミと鼻水が止まらない。
手袋を履いているので鼻をかむのもたいへん。
1600mの標識で一息入れる。
 
クラストした雪道は、歩きやすいはずなのに何故か足が重い。
 
結構バテバテで遊歩道分岐に着く。
剣山山頂はガスが巻いて真っ白。
 
次郎笈も綺麗な姿を見せている。

まだ雲が多いが、三嶺や塔の丸がクッキリと見えてきた。
 
一時間も掛かって西島駅到着。
やはり雪が少ない。

ベンチで一休み。
少し雲が消えて、三嶺が綺麗に見えてきた。
 
西島駅からは風が強くなる。
 
夏道とは関係ないルートを直登する。

丸笹山と赤帽子山にも雪が見える。
 
高城山方向は雲に覆われて暗い。
 
霧氷があれば素晴らしいカラマツも貧相に見える。
 
刀掛けの松に着く。
ベンチは殆ど雪に埋もれている。
 
行場方向は雪が深い。
枝折神社は雪に埋もれていない。
 
狛犬も全貌が見えている。
二年前の大雪はもう見ることは出来ないのだろうか。
 
刀掛けの松からの快適に見える道も何故か足腰に応える。
 
風が冷たくて、フルフェイスのフェイスカバーを付ける。
見る間に霧氷が小枝に付き始めた。
 
登山道に雪が盛り上がっている。
 
夏道のトラバースは誰も通っていない。
笹原を登り鉄階段に向かう。

霧氷が綺麗だ。
 
鉄階段を上りきると別世界が現れる。
 
鳥居も雪に埋もれていない。
 
西島駅から1時間も掛かって頂上ヒュッテ着。

穴吹川の流れや高城山の眺めは真冬とは思えない。
 
頂上も風が強く寒いが雪は無く、真冬の景色とは思えない。

所が三嶺は真っ白。
こんなに白い三嶺を見るのは久しぶり。

素晴らしい眺望に見ほれる。
 
木道は風が強い。
フェイスカバーを鼻まで上げると鼻水で息が苦しい。
眼鏡も曇るしどうも調子が悪い。

塔の丸の向こうに矢筈山系がクッキリと見える。
黒笠山もよく見える。

三嶺が更に美しい。
何時もは昼頃になると雪が融けてしまうのだが、今日は雪が残っている。

この絶景を見ると、冷たい強風が吹いていることも忘れてしまう。
 
家内は次郎笈に行きたいようだが、私は体調がもう一つ。
なだめすかして引き返す。
 
東のテラスから何時もの昼食スポットへ向かう。
 
東のテラスからの登山道は雪が飛んで少ない。
 
次郎笈が綺麗に見えてきた。
所が、家内は日溜まりの昼食スポットを越えて、経塚森の方へと進む。
どうも一の森に行きたいようだ。
何時もなら少し位疲れていても、家内の希望に添って一の森に行くのだが、今日はどうも具合が悪い。

なだめすかして一の森へと行かずに昼食にする。
次郎笈と剣山の間に三嶺が綺麗に見えている。
 
昼食後、頂上ヒュッテに向かう。
 
赤いジャケットの男性がニコニコして近づいてくる。
なんと二代目新居さんだった。
ヒュッテの点検に来られたようだ。
長靴でしかもたった一人で登ってこられるとは。
80歳とは思えない程お元気だ。
ヒュッテのドアは雪に埋もれて、そのままでは開きそうも無い。
 
新居さんにお別れして下山しようとすると、男性が一人先に下山していった。
今日剣山頂上を踏んだのは、新居さん以外ではこの男性と私達だけのようだ。
 
西島駅に着くと、まだ三嶺は綺麗だ。
 
矢筈山もクッキリと見えている。
休憩していると若いカップルが登ってきた。
これから登るのかと思ったら、リフト駅の横でお湯を沸かして昼食の準備。
アイゼンも冬靴も履いていないので、もしかしたら今日はここで帰るのかもしれない。
 
暑くなってきて雪が緩んで重くなってきた道を下るが、気温はまだ1度程。
意外と気温は低い。
 
誰もいない見ノ越の駐車場に帰ってくる。
明日の土曜日は、天気が良い予報なので大勢で賑わうかな。
帰りに恵方巻きを買って、熱いお風呂の後かぶりつく。
例年なら節分を過ぎると、春の気配が感じられるようになる。
春が駆け足でやってくるのかもしれない。
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