秋の里山 剣山 次郎笈  2021年10月08日  
里山倶楽部四国編 

- 剣山 次郎笈 紅葉真っ盛り ―

今週は、珍しくゴルフが3回あった。

同級生とのゴルフだが、皆さん元気いっぱい。

聞けば週に二、三回はゴルフをしているそうだ。

ウカウカしている間に高山で紅葉が始まったらしい。

出遅れてはいけないと剣山に向かう。



平日というのに駐車場は満車。

県外車が2/3位。



まずは剣神社にお参り。



薄雲はあるが、三嶺が綺麗だ。



イチイの赤い実が殆ど落ちていた。

気温は11度と少し涼しい。



モミジの大木が少し色付いている。



シコクブシはもう実になっている。



リフトトンネル手前には数本のツリバナの木があるが今年は赤い実が一杯。



ツルアジサイ?が真っ赤に紅葉している。



深山の趣きがある



フウリンウメモドキの実は疎らになっている。



トンネルを超えて西島に向かう。



大柄の男性があっという間に追い抜いていった。

標高1,600mに到着。

前回来たときは体調が悪くて汗ビッショリになったが、今日は調子が良い。



ナナカマドが真っ赤に紅葉している。



まだ緑の色の残るナナカマドの紅葉は美しい。



積雪時には純白のクリスマスツリーとなるダケカンバ。



今年はナナカマドが綺麗だなあ



丸笹山を振り返る



逆光になって霞んでいるが、剣山頂上直下の紅葉もかなり進んでいる。



オトギリソウが真っ赤



三嶺が綺麗だ



塔の丸と矢筈山



西島駅に着く。



気温が上がってきた。

やはり此処まで1時間近く掛かっている。

マユミの実がたくさん熟れている。



丁度リフトが動き始めた。

しかし誰も登ってこない。




三嶺と塔丸

丸笹山と赤帽子山



高城山は霞んでいるが、手前の紅葉は素晴らしい。



紅葉の海の中を登っていく。



こんなに綺麗な紅葉は久しぶりだ。



剣山頂上下の紅葉



あの斜面にこんなに紅葉する木が沢山植わっていたのだろうか。



刀掛けの松のナンゴクミネカエデが真っ赤。



日が差すと光り輝く



六根清浄が聞こえて行者さん達がやってきた。

枝折り神社にお参り。



高度が上がるとナナカマドの葉が散っている。



見とれて中々足が進まない。



苔にカエデの落ち葉



木屋平の町に流れる穴吹川



本宮神社にお参り。

宮司さんがおられたので暫くお話をする。

今年は勤労感謝の日頃までで神社を閉めるとのこと。



三代目の新居さんが出てこられた。

久しぶりだったのでお話をしたかったが何か忙しそう。



木道が新しく出来ていた。



なにか曇ってきたなあ。



右側通行の看板がアチコチにできていた。

剣山頂上着。

頂上広場が狭くなっていて、代わりにボードテラスが新しく出来ていた。

団体さんが写真を撮ったりするのに便利になった。



三嶺はガスがかぶっているが次郎笈は綺麗だ。



休むまもなく家内は次郎笈に向かう。



アキノキリンソウとリンドウ咲き残り



今日は次郎笈に向かう人が少ない。



ふと三嶺の山裾を見ると大規模に伐採されている。



竜王山で見たのと同じ様に重機が入って完全に伐採されている。

崩れやすい地層なのに大丈夫か?



ナナカマドの紅葉の中を登っていく。



リンドウも目を覚ました。

ツルリンドウの赤い実も



何時登っても次郎笈への登りはキツイ。

ナナカマドを見ながら一休憩。



20人くらいの若い人たちがへっぴり腰で降りてきた。

阿南の青年団の人達らしい。

奥槍戸の山の家から登ってきたらしいが、こんな急坂はビビってしまうと降りていった。



頑張って前ピーク着。



ガスが巻いてきて何も見えない。

次郎笈山頂着。



東の岩場まで行って昼食。

食べている内にガスが消えていった。



先程の青年たちが剣山に着いたようだ。



晴れてきたのでもう一度撮影。



剣山の斜面は笹が丸く枯れている。

また病気が広がっているのかな。



丸石方向に降りていくと裏次郎笈の紅葉が綺麗だ。



今年は特に色が鮮やかだ



紅葉を見ながら急坂を下る。



紅葉越しに見る三嶺への縦走路。



丸石への途中のピークから次郎笈を見上げる



ピークに腰を掛けてコーヒータイム。

美しい景色を目に焼き付けておく。



トラバースの水場から剣山。

真っ赤に紅葉すると見事なモミジの木はまだ半分青い。



次郎笈峠まで帰ってきて西島分岐まで登り返す。



阿南の青年たちが帰ってきて、丸石分岐で帰るのかと思ったらまた次郎笈に向かって登り始めた。

若い人たちは元気だなあ。



遊歩道を西島に向かう。



次郎笈を振り返る。

午後に成ると次郎笈は光の加減で銀色に輝く。



二度見展望所への道沿いのカエデは見頃が過ぎているようだ。



御塔石から下の斜面は石灰岩の崩壊が進んでいる。



次郎笈は緋の袴を履いているようだ。



遊歩道は錦の海。



グラデーションが素晴らしい。



西島駅で冷たいお茶で一休み。

気温が高かったのか体中が熱い。



もう一度剣山を眺める。



かなり疲れて剣神社着。



今日は暑い一日だったが素晴らしい紅葉を楽しむことが出来た。

こんなに素晴らしい紅葉はめったに無い。

10日ほど後にはブナなどの紅葉が綺麗になる。

そのころまた歩きに来たいなあ。






総歩行距離 9.7km

累計標高差 ±1,064m

総行動時間 7時間48分





里山倶楽部四国

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