- 春爛漫 桜満開 気延山周回 -
今年は桜の咲くのが早い。
開花も早かったが、咲き始めると一気に満開となった。
大好きなヤマザクラも一気に咲き始めていることだろう。
ヤマザクラは赤い葉が出て、白い花が咲き始めた時が一番綺麗だ。
早く観に行かなければ、見頃が終わってしまう。
例年のように気延山へと向かう。
 
史跡公園に来るとソメイヨシノが満開。
青空に輝くような、ほんのりピンクの花がゴージャスだ。
 
真っ白な桜はヒマラヤザクラだとか。
 
椿園は少し花のピークが過ぎてしまった。
 
矢倉比女神社にお参りする。
境内の桜も丁度満開。
 
西竜王山もヤマザクラが咲き始めているようだ。
 
気延山頂上のヤマザクラも満開のようだ。
 
去年はヤマザクラの満開の時期を逸してしまった。
今年は丁度満開で咲き誇っている。
 
シハイスミレやニオイタチツボスミレが咲き誇っている。
 
咲き誇っているヤマザクラと、もう葉桜になっているヤマザクラ。

咲き始めのヤマザクラは、花が小さくて繊細な美しさが有る。

赤い若葉と真っ白な花が、ため息の出るほど美しい。
 
コナラも芽吹き始めている。
石井と入田を繋ぐ峠には名前がついていないが、峠のお地蔵さんは何時も大事に祀られている。
 
淡いピンクのシハイスミレが咲き誇っている。
 
地蔵峠に到着。
 
桃の花も満開。
大勢のお年寄りがベンチで休憩している。
ヤマザクラが趣があるとかの桜談義に熱が入っている。
 
ソメイヨシノや陽光が、陽の光を一杯に浴びて輝くように咲いている。
 
前山公園へと降りる車道の桜並木も今が見頃。
 
地蔵峠に向かうと、童学寺の桜も満開のようだ。
 
鉄塔広場で石井の町を眺める。

ミツバツツジがもう咲いている。
ずいぶんと早いなあ。

立派なヤマザクラの大木に、繊細な花がビッシリと咲くさまは見事だ。
 
旧の童学寺トンネルまで下りていく。
 
去年は全く咲いていなかったヤマザクラが満開。
 
見事に咲く様子を目の奥に焼き付けておく。
 
ドンドンと降りていくと益々ヤマザクラが多くなる。
 
ミツバアケビの蕾がもうすぐ開きそうだ。
 
ヤマザクラが山肌をピンクに染めている。
タチツボスミレも一面に咲いて春の陽を浴びている。
 
平地に近づくとソメイヨシノや陽光が多くなる。
 
ヤブツバキの赤い花が良く目立つ。
バクチノキの群生を過ぎて行く。
 
オオイヌノフグリやシキビの花も咲き誇っている。
 
??の桜
 
モミジの若葉も小さくて繊細だ。
 
前山公園に着くと満開の桜が出迎えてくれた。
 
満開の桜の下で昼食。
昼前なので人出も少なく満開の桜を満喫できた。
 
亀も長閑に浮かんでいる。
 
食後、ノンビリと池の周りを散策。
 
人出が増えてきたので帰ることにする。
 
農大跡に向かうと、放置されていた老人ホーム跡地に立派な保育園が出来ていた。
随分と大きな保育園だ。
 
天堂さんの桜を見に立ち寄る。
竜宮城のような鐘楼で鐘を撞いて本堂へ。

天堂さんの桜として有名な枝垂れ桜。
 
天堂さんは歓喜天を祀っている。
正式名は「東王山森本院」。
「真言宗醍醐派」のお寺だ。
建立は明治33年(1900年)で開基は仁録上人とあり、備前国より小松島の立江町に移転。
更に当山に移転したとある。
小松島の歓喜天といえば、10代藩主蜂須賀重喜の時に、家老の山田織部が歓喜院で藩主を呪詛したとして処刑された。
その歓喜院と関係があるのだろうか。
 
サンシュユの花や白い沈丁花の花も満開。
サンシュユの花は珍しいなあ。
昔、重陽の節句(9月9日)にサンシュユの赤い実を詰めた袋をかけて、菊酒を飲むと百の病が取れるとされた。
徳島城博物館で展示中の節句の屏風に描かれている。
突然風が吹いて、天堂さんの枝垂れ桜が桜吹雪となった。
 
素晴らしい桜を楽しんでいると次々と桜見物の人達がやってきた。
人気があるんだなあ。
 
境内には桜だけではなくて桃の花も満開。

名残惜しいが農大跡に向かう。
 
東王子神社の桜も見事だ

ムラサキサギゴケが咲き始めている。

農大跡でも桜の花を満喫。
 
また椿園から気延山に登り返して、大泉神社に下る。
 
遺跡公園への道も桜が咲き誇っている。
他の季節には地味な散策路だが、桜の季節は華やかな桜街道となる。
今日は春爛漫、満開の桜を楽しむことが出きた。
春の山野草も咲き始めている。
これからの一ヶ月は、花に追われて嬉しい悲鳴の日が続く。
天気も最高で、元気に歩くことが出来て幸せ。
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