冬の里山 気延山  2019年02月04日  
里山倶楽部四国編 

- 峠のお地蔵さんにお詣り 気延山 -

今日は最高気温が16度にもなる予報。

このまま春になってしまうのだろうか。



史跡公園に着くと、ロウバイの甘い香りが漂っている。

暖かくなってきて、まるで春のような雰囲気だ。

大勢のお年寄りが、散歩の後なのか楽しそうに談笑している。



椿の道では椿の花が咲き始めているが、まだ蕾のほうが多い。



八倉比売神社にまずはお参り。



古墳の上の卑弥呼の墓にもお参り。

何時も沢山のお酒やお餅、お米などが祀られている。



西竜王山を見ながら一息入れる。

ソヨゴの実がまだ赤い。



五叉路からひと踏ん張りで気延山山頂。

風が強く電線が唸っている。

春一番だろうか。



シロダモの赤い実がまだ残っていて野鳥が騒がしい。



三角点を過ぎて行くと、サザンカはもう花期が終盤のようだ。



天保三年の峠のお地蔵さんにお詣り。

このお地蔵さんは入田と石井の峠道を200年近く見守ってくれた。

ふと左の樹木の間を見ると、月の宮のクラブハウスの屋根がすぐそこに見えている。

あまりに近いので驚く。



テイカカズラの実がまだ風に漂って旅をしている。





地蔵峠に着いて、まずは、掌善・掌悪(しょうぜん・しょうあく)の二童子を左右に配した地蔵三尊像にお詣りする。

この地蔵尊は、天保10年に作られたとのことだ。

次に一本杉の下のお不動さんとお地蔵さんにもお参り。

石井町と入田の間にはお多くの峠があり、昔の人が多く越えたことが偲ばれる。



蝋梅の花が満開。

冷たい風が吹いて肌寒いが、甘い香りが漂って春の気分がする。



広場のベンチで昼食。

今日は気温が高い筈だが、風が冷たくダウンジャケットを羽織る。

西龍王山の右奥に、高城山のレーダードームがくっきりと見えている。

普段は滅多に見えないのだけれど、曇っているのに不思議だ。



食後、また来た道を引き返す。

シハイスミレが咲いているが、今年はまだ花が少ない。



大泉神社の真名井の井戸にもお詣り。



紅梅の間に白梅が咲き始めている。



紅梅の樹下に青い実が沢山出来ている。

ジャノヒゲだろうか。

この時期は山野草も少なくレポートすることも殆どないが、静かな山路を歩くだけでも気分が良い。

健康寿命を伸ばすためにも、里山歩きを続けたいと思う。




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