秋の里山 気延山  2021年11月21日  
里山倶楽部四国編 

- 気延山 ヒマラヤザクラ ―

今日の午前中は良い天気の予報。

先週まだ蕾だったヒマラヤザクラの開花を期待して気延山に向かう。



青空が出ている間にと先にヒマラヤザクラを見に行く。



咲いていました。

少しピンクでシベが長いヒマラヤザクラ。



ネパールの皇太子から贈られた種で全国に広がったと言われている。

ヒカンザクラの原種とも言われているらしい。



原種は2000m以上の高山に咲いているらしい。



まだまだ蕾が多いので暫く楽しむことができそう。

でも小鳥が蕾を啄みに来て群れているのでチョット心配。



ヤマハハコとハゼノキ



純白の山茶花がきれいだ。



大泉神社にお参り。



五差路から剣山展望所に行ってみるが遠くは霞んでいる。



一登りで気延山山頂へ。



役行者にお参り



まだクサギの実が残っている。



コナラが色付き始めている。



三角点通過。



日曜日というのに人っ子一人歩いていない。

クヌギも綺麗に色付いてきた。



この山道にはサザンカが多い。

峠のお地蔵さん



カクレミノの黄葉が先週よりも色が濁って見える。



カマツカの黄葉



やはりカクレミノの落ち葉も新鮮なのは無くなっている。



前山峠着。



峠のカクレミノとヤブムラサキ



アキノタムラソウと椿



ホトトギスがまだ咲いていた。



コナラとハゼノキ



コナラの黄葉



サザンカと桐の実



ヤマハゼ



鉄塔広場から石井の町を眺める。

大山などは霞んでいる。



真っ赤な実はアオハダだろうか。



童学寺越に着く。



峠から引き返そうかと思ったが、面白くないので峠を降りる。



旧の童学寺トンネル跡



黒い実が付いた大木が多い。



何処かで見たような。

実をよく見るとオオバヤシャブシの実に似ている。

ノグルミのようだ。

地元のご老人が登ってきたのでお聞きする。

なんと「お猿の櫛」だと言う。

??

調べるとノグルミの事を「お猿の櫛」と言うらしい。

??

実に薄くて先が尖った鱗片が取り巻いていて触ると痛い。

そこでお猿の硬い毛を梳かす櫛のようだと呼ばれたとか。




前回お会いした男性が今日もガード下の草を刈って空き缶やペットボトルを回収している。

毎日掃除されているのかな。

ご苦労さまです。

世の中にはゴミを平気で捨てる人と、黙って黙々と回収する人がいる。

私などは目についたゴミを回収するくらいで全く世の中の為になっていない。

まあ、平気でゴミを捨てる人の仲間には入っていないので許してください。



途中の石井の町の眺め



バクチノキは今日も身ぐるみ剥がれて真っ赤っか



前山公園手前まで降りてきて前山峠へと登り返す。

廃墟となっていた展望小屋が手入れされていた。



20分程登ると前山峠



大きなテーブルで昼食。

今日は誰も出会わないなあ。



食後ゆっくりと引き返す。

モチツツジが咲いているが、今年は花が少ない。



フユイチゴと鉄塔広場からの眺め。



ソヨゴの実が大きくなってきた。



帰りにまたヒマラヤザクラを見に行く。

朝よりも花が多く開いている気がする。



黄金の六重の塔のようなイチョウ。

ハクモクレンにもう蕾が出来始めていた。



駐車場に帰ってくると車が一杯。

今日は静かな山歩きだった。

念願のヒマラヤザクラに出会えて満足の一日となった。






総歩行距離 12.6km

累計標高差 ±836m

総行動時間 6時間37分


里山倶楽部四国

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