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冬の里山 |
雲早山 2015/02/20 |
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- 真っ青な空に雲が流れ霧氷輝く 雲早山 -
家内が雪雪、霧氷霧氷と五月蠅い。
今日見に行かないと暖かくなって霧氷が見えなくなってしまうと言う。
仕方が無いので高丸山か雲早山に登ろうと家を出る。
どちらを選ぶかと言えばやはり雲早山。
天気さえ良ければ霧氷の素晴らしさは期待を裏切らない。
この二三日寒かったが、雪が降ったかどうかは解らない。
道路状態が心配だったが、岳人の森までは完全に雪が消えている。
しかし、岳人の森からしばらく走ると雪が凍って嫌な状態になっている。
しかしスタッドレスがあれば問題なく走れるようだ。
雲早山に登る方はこの道路状況を見てタイヤチェーンなどの用意をしてください。
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8時18分 出発。
スーパー林道の雪は消えている。
雲早山頂上付近はガスが巻いている。
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しばらく歩くと高城山も山頂はガスの中。
でも心配いらない。
今日は9時過ぎから快晴となる予定。
崩壊修理場所辺りから雪道となる。
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スノーローズが沢山出来ている。
登山口でアイゼンを履いて出発。
8時58分。
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危険なトラバースは垂直の壁のようになっている。
アイゼンを蹴り込みながら慎重に進む。
全体に雪の量は減っているが吹きだまりは益々成長している。
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沢では氷の芸術が出来ている。
自然の造形は素晴らしい。
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カツラの広場で一口黒棒を食べて休憩。
黒糖蜜の甘さがエネルギーになる。
一袋百円で五回は山に登ることが出来る。
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新雪は15㎝くらい。
とても歩きやすい。
雪に埋まったペットボトルを踏んで転倒しそうになった。
最近ペットボトルが沢山落ちている。
シリーセードをする人が多いのと関係あるのかも?
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今日は雪質が良い所為か足が軽い。
最近2キロほどダイエットできたことも影響しているのかな?
トラバースに入る手前で振り返ると砥石権現が日に輝いている。
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トラバースに入ると雪が多くなる。
雲が流れて青空が見えるようになった。
天気が急速に回復しているようだ。
霧氷が美しい。
誰の足跡も無い雪原を歩くのは気持ちが良い。
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青空とブナの霧氷。
期待以上の霧氷に嬉しくなる。
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トラバース道を折り返して良く凍るところを過ぎると一気に青空が広がる。
苦しい登りを忘れる。
パラボラ分岐手前の眺望
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あまりの美しさに歓声を上げながら進むとパラボラ分岐に着いた。
10時27分着。
今日は1時間半掛かった。
前回より少し早くなっている。
体力が回復してきたかな?
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此所にも誰の足跡も残っていない。
先週末の足跡は強風で消えてしまったようだ。
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稜線上は風が強い。
しかし霧氷の美しさに酔いしれて寒さは感じない。
雲が早く流れて青空が広がる。
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雪庇を振り返る。
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こんなに美しい景色が、私たちの住む徳島市のすぐそばで見ることが出来るとは。
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天気が回復して空が益々青くなる。
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蛸が手足を空中に伸ばして踊っているように見える蛸ブナ。
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左に高城山と右に砥石権現
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先日登った明神山方向。
旗立山の向こうに見えるはずだが電波塔群も見分けが付かない。
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雪庇の下に氷柱が出来ている。
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今日の霧氷は細かくてブナに真珠の花が咲いたように見える。
この瞬間、この素晴らしい景色は私達だけのもの。
こんな贅沢な時間を過ごすことが出来て幸せだ。
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霧氷が舞い散る奥に高城山
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今日目も早山直下に霧氷の花
凍てついた急坂を少し登り切れば雲早山頂上。
11時7分着。
雲早山頂上からの眺望。
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正面に堂々とそびえる高城山。
今日の高城山はひときわ美しい。
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高丸山と西三子山
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風が強く気温もマイナス8度だが日差しが暖かくあまり寒くない。
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あまり寒くないといっても昼食はもう少し暖かいところで食べたい。
何時もの大岩の所に向かう。
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益々天気が良くなり空の青さが深くなる。
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食事をすることも忘れて霧氷に魅入る。
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日が差して気温が上がり、風に霧氷が散り始める。
頬に散り落ちる霧氷が痛いくらいに当たる。
散り落ちる霧氷はキラキラと光り宝石のようだ。
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大岩のところで昼食。
霧氷がお弁当に舞い落ちる。
巻き寿司の上にも霧氷が積もる。
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蛸ブナも青空の下で張り切って踊っている。
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パラボラ分岐まで帰ってくると朝あれほどあった霧氷が落ちて無くなっている。
霧氷の命は儚いなあ。
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後は快適な雪山下りを楽しむ。
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危険なトラバースのところで家内が足を滑らして転倒する。
幸い尻餅をつくように倒れたため右足のアイゼンが雪を掴んで滑り落ちることは無かった。
滑落防止用のロープがあるとは言え、滑り落ちなくて良かった。
後は林道をのんびりと帰る。
駐車地点に帰ると13時27分だった。
こんな素晴らしい天気だったが登山者は他には居なかった。
帰りに神山温泉に寄って体をほぐす。
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帰り道でユキワリイチゲを楽しむ。
やはり雲早山は期待を裏切らなかった。
青空に映える霧氷は、何回見ても感動するなあ。
里山倶楽部四国編
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