- ブナの落ち葉を踏んで、ゆっくり歩く初冬の雲早山 -
今日は昨日とは打って変わって気温が低い予報。
高城山なら霧氷が付いているかもしれない。
しかし、今日は12月1日。
今日からスーパー林道は冬季閉鎖となる。
高城山に登るのは林道歩きがチョット大変。
簡単に登ることが出来る雲早山に出かけることにする。
 
雲早トンネルの手前に車を停めて出発。
8時10分 ゲートはまだ開いていた。
高城山が朝日に輝いている。
よく見ると頂上付近が白い。
やはり霧氷が付いているようだ。
 
暫く歩くと、町境手前に新しいゲートが出来ていた。
冬季に手前の土砂捨て場までトラックが入っていることが有るが、その時でもその奥に車を入れないように設置したのかも。
エンジン音がして振り向くとSUVが通り過ぎて行った。
まさかこれから登山では?
登っいる間にゲートが閉じられたら大変なことになるのに。
また、ゲートを閉じる前に見回って、車が入っていることを知ったらゲートを閉じる作業をする人は困るだろう。
 
去年まで大きく崩壊していた場所は綺麗に修復されている。
 
登山口に着くと、先程の車のご夫婦が登山準備をしていた。
「今日から冬季閉鎖ですよ」とお教えする。
奥様は驚かれていたが、男性は「ゲートは二箇所とも開いていたからイイんじゃない」?との返事。
良いか悪いかの話ではなくて、閉じ込められるかもしれないとの話。
あまりくどく言ってもマズイかなと先に出発。
8時51分。
 
少し登ったら、エンジンの音がしたので引き返して行かれたようだ。
ゲート手前に何か警告の標識とかが必要だと思った。
 
カツラの大木の所で何時もは一息入れるのだが、今日はちょっと寒くてまだ体が温まっていない。
そのまま登って行く。
 
落ち葉を踏みしめて登っていくと暑くなり、ジャケットを脱いで水休憩。
 
トラバースに入ると右に昨日登った砥石権現。
 
水苔の綺麗な所を左へと折り返すとパラボラ分岐に着く。
9時39分。
 
またジャケットを着て、直ぐに頂上に向かう。
左に高丸山が綺麗に見えている。
 
気温は-2度だが霧氷や雪は全く無い。
遠くから重機の音が聞こえてくる。
ゲートを閉めに来たのだろう。
 
霧氷のない冬の雲早山は枯れたような木が多く何か侘しい。
 
頂上直下も禿山みたいで寂しい。
霧氷が着くと賑やかになるんだけれど。
シモバシラが沢山出来ている。
 
雲早山山頂着。
高城山が正面にそびえている。
 
高城山の頂上付近はまだ白く霧氷が残っているようだ。
高城山の左肩に覗いているのは次郎笈山頂。
右には矢筈山系。
 
雲早山の山頂標識が新しくなっていた。
後ろに見えるのは高城山から砥石権現
 
高丸山と西三子山。
 
時間も早いので高丸山縦走路に向かう。
パラボラ分岐から直ぐ上のピークからは高城山の右に三嶺が顔を覗かしている。
 
馬酔木の冬芽が濃いピンクになっている。
気持ちの良い稜線歩き。
 
アケボノ峠への分岐点を過ぎて下って行く。
 
シャクナゲの花芽が丸くなっている。
例年に比べて多くもなく、少なくもない。
来年のシャクナゲの花は平年並みかな。
 
此の稜線のブナはまだ若い。
50~100歳位かな。
若いブナは枯れ葉を全て落とさず残している。
 
ブナの落ち葉を踏みながら歩くのは気持ちが良い。
 
右には西三子山、振り返ると雲早山。
開放感タップリ気持ちが良いなあ。
 
左には柴小屋山が直ぐ近くに見える。
その向こうには徳島市街がよく見えている。
津田の港だろうか?
白い大きな船が停泊しているのも見える。
 
高丸山や雲早山がよく見える所で昼食。
茶色になっているのは羊歯の草紅葉。
 
真っ赤な冬芽はミツバツツジ。
ここのミツバツツジは毎年濃いピンクの花を咲かせる。
 
右に団子三兄弟を見ながら登り返していく。
 
倒れたブナに沢山のブナサルノコシカケが付いている。
枯れかけた木には、「サルノコシカケ」が、付く。
栄養分を吸い取られた木は、もう立っていられなくて 倒れてしまったり、すっかり枯れてしまう。
サルノコシカケも、木から栄養がもらえ無くなるので 死んでしまう。
まるで癌のようなキノコだ。
 
パラボラ分岐まで帰ってくる。
 
後は落ち葉に滑って転倒しないように気をつけて下る。
 
12時37分 登山口着。
林道にキャタピラの跡が付いている。
新しいゲートが閉じられていた。
 
林道入り口のゲートも固く閉じられていた。
これで来年4月まで車は林道に入ることは出来ない。
帰りに岳人の森でコーヒーを飲もうと立ち寄ったが閉まっていた。
昨日も開いていなかったようだがどうしたのかな?

帰りに大宮八幡宮に立ち寄る。
大銀杏が見事に黄葉していた。
 
藍の神様の小さな境内もイチョウの絨毯で彩られている。
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