- 雪タップリの雲早山 -
先日の日曜日には、大川原高原にはあまり雪が降らなかったが、雲早山や剣山にはタップリと雪が降ったそうだ。
昨日の夕方から小雨が降っていたが、お山では雪だったかもしれない。
チョット雲早山の雪歩きを楽しみに出かける。
 
岳人の森にはジムニーが停まっていたが、充さんの姿は見えなかった。
斜面から滲み出た水が凍って、大きな氷柱になっている。
車道には新雪が数センチ積もっているだけ。
しかし、橋などの回りは凍っているので注意が必要。

氷生ケ滝も大きく凍っている。
この分だと神通の滝も凍り始めたかもしれない。
 
スーパー林道は数センチの新雪が積もっている。
前日までの足跡は消えている。
山頂付近はガスが出ているのか霞んでいる。
 
気温はマイナス3度。
高城山も白くなっているが、山頂付近は雲に覆われている。
 
登山口に近づくと雪が多くなる。
気温はマイナス6度。
 
登山口でアイゼンを履いて出発。
 
積雪は数センチだが、前日までの足跡は消えている。
やはり昨夜は雪が降ったようだ。
カツラの広場で肉まんを食べて一息入れる。
 
登り始めると積雪は10センチ位になる。
新雪が柔らかくて、踏ん張りが効かないので足が疲れる。
もっと気温が低くてクラストしていれば歩きやすいのだけれど。
 
家内は体重が軽いので足取りも軽い。
チョット写真撮影などをしていると、離されてしまい追いつくのが大変。
 
トラバースに入ると、霧氷が沢山付いているがモノトーンの世界。
 
段々と雪が深くなる。
 
私はヒザ下くらいまで沈むので、家内についていくのに汗びっしょりとなる。
一瞬青空が覗く。
風が強いのか雲が流れるのが早い。
 
1時間以上も掛かってパラボラ分岐到着。
 
稜線は風が強く寒いので、ダウンジャケットを着てネックウォーマーそしてロシア帽を深く被る。
吹き溜まりでは、家内でも膝下まで埋まる。
雲がドンドン流れて青空が見えそうになるが、すぐにガスってしまう。

稜線には雪が吹き溜まり、畦のようになっている。

吹き溜まりは腰くらいの深さが有る。
 
一瞬、雲が流れて青空が顔を出した。

青空に映える霧氷が素晴らしい。

冷たい強風が吹いて、完全武装をしていても鼻の頭などが痛い。
鼻の上までネックウォーマーを上げると、眼鏡が曇って何も見えなくなる。

寒さも忘れるほど素晴らしい眺めを楽しむ。
一瞬、日が差して霧氷が白く輝く。
 
青空は綺麗だが、頭上には厚い雲があり日が差さない。
その為、霧氷が白く輝かずに灰色に見えるのが残念だ。

高丸山は相変わらず雪が少ない。
直ぐ近くの山なのに不思議だ。
 
忙しく雲が流れて、霧氷の表情が変わるのが素敵だ。
 
深い雪を踏みしめて登っていく。

青空が出る度に立ち止まって眺める。

真っ白に輝く霧氷は素晴らしいが、少し控えめの白さの霧氷もまた良い感じだ。
 
少し歩いてまた立ち止まって見上げる。
 
すごく寒く感じるが気温はマイナス6度。
雪庇が発達している。

雪庇が大きく盛り上がっているが、近づくと割れて落ちそう。
 
タップリと霧氷を楽しんで雲早山山頂着。
 
雲早山山頂からの眺めは半分青い。

高城山がスッキリと見えないかと粘ってみるが、コレが最高で雲が完全には消えない。

高丸山方向は綺麗に晴れている。
 
寒くなってきたので下山。
何時も昼過ぎから青空が広がるので期待して見上げるが、スッキリとは晴れない。
いつもの大岩の陰で昼食。
 
パラボラ分岐まで帰ってくると、男性が一人お弁当を食べている。
挨拶すると、なんと同級生のT田君だった。
明日、友人を案内してくるので下見に来たと言う。
別れてから、高丸山縦走路に行ってみる。
この尾根は例年雪が多い。
 
タップリの雪を楽しみながらグルッと回ってみる。
 
十分に雪歩きを楽しんだので下山。
雪道の下山は早い。
 
何時ものことながら下山すると青空が広がってくる。
高城山山頂部の雲も消えている。
振り返ると雲早山山頂が真っ白。
帰りに神山温泉に入って冷えた体を温める。
風呂上がりのノンアルコールビールはちょっとした贅沢。
今日は思いの外、深い雪歩きをすることが出来た。
また明日からは少し暖かい日が続くようだ。
節分の寒気を期待しようかな。
里山倶楽部四国
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