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冬の里山 |
国見山 2015/02/03 |
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- これでもかの霧氷 国見山 -
今日も良い天気の予報。
家内が国見山に行きたいと言う。
国見山に行く為には高速を利用する必要があるが平日だと往復で3,700円ほど必要だ。
ケチくさいと思われるかもしれないが、年金が主な収入源の私にとっては痛い。
雲早山や高丸山なら帰りに温泉に入って夕食を食べてもおつりが来る。
と言っても、家内の言うことには従わなければならない。
5時過ぎに起きて6時前に出発。
![](ku1502030000.jpg) ![](ku1502030001.jpg)
おうどう峠への道も雪は殆ど消えている。
おうどう峠の何時もの駐車場は工事中で駐車できない。
少し先の広くなった道端に駐車。
8時丁度登山開始。
![](ku1502030004.jpg) ![](ku1502030005.jpg)
アイゼンを履くほどの雪では無いが、急坂なのでアイゼンを履いて登っていく。
樹間に剣山や次郎笈が見えるが雲が厚い。
![](ku1502030008.jpg) ![](ku1502030010.jpg)
登っている間に日が差してきた。
今日は最高の一日になるかな?
![](ku1502030011.jpg) ![](ku1502030012.jpg)
8時50分 汗びっしょりになって上の登山口に到着。
今日は誰も登っていないようだ。
![](ku1502030013.jpg) ![](ku1502030022.jpg)
登山口の階段も雪が消えている。
剣山方向に厚い雲がかかり始めた。
今日は一日中快晴では無かったの?
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野鹿池山や黒滝山方向は晴れている。
![](ku1502030027.jpg) ![](ku1502030029.jpg)
これまで雪は少なかったのに少し登ると一気に真っ白な雪山となる。
堅く締まった雪の上に数㎝の新雪が積もって最高のコンディション。
所が、久しぶりに履いた冬靴の踵が擦れて痛くなってきた。
交換してもらったアイゼンの調整ももう一つうまくいっていない。
![](ku1502030031.jpg) ![](ku1502030032.jpg)
山の印の石柱のところで一休み。
靴を脱いで踵にテープを貼る。
しかし、アイゼンを外し、スパッツを外して靴を脱いでまた靴を履いてスパッツを着けてアイゼンを付けるのは手間が掛かる。
登山開始前にキチンと調整すべきだと反省。
![](ku1502030033.jpg) ![](ku1502030035.jpg)
登山道には日曜日に大勢が尻セードで下りた跡が固くなっている。
急坂の直登はキツいなあ。
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急登は1、2,3段階とある。
登るにつれて霧氷が多くなる。
![](ku1502030040.jpg) ![](ku1502030041.jpg)
気温はマイナス9度。
家内は相変わらず快調。
昔、讃岐富士さんの登山スタイルを見て覚えた振り子歩行法で登っていく。
つまり、体を右に傾けたとき左足を前に出し体を左に傾けたときに右足を出す。
そうすると足だけでは無くて体全体で登っている感じとなって楽に登ることが出来る。
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なんだかんだで20分あまり頑張ってトラバース分岐に着く。
![](ku1502030049.jpg) ![](ku1502030055.jpg)
後は霧氷のトンネルを楽しみながら山頂に向かう。
![](ku1502030056.jpg) ![](ku1502030058.jpg)
国見山の霧氷は他の山と比べてボリュウムが凄い。
![](ku1502030059.jpg) ![](ku1502030061.jpg)
周りが霧氷に覆われている。
![](ku1502030062.jpg) ![](ku1502030069.jpg)
ちょっとした雪庇のある稜線も小売りの国を歩いているようだ。
![](ku1502030070.jpg) ![](ku1502030072.jpg)
夕べ新雪が降ったのだろうか。
日曜日には大勢が歩いたはずなのに足跡は完全に雪に埋もれて消えている。
霧氷のトンネルを新雪歩きとは、これはまた最高の気分だ。
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所々に踏み抜いた跡が残っている。
かなり深いので注意しながら歩く。
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ブナの巨木にも霧氷。
国見山のブナは立派だ。
霧氷のドレスを着ているが日が差していないのでもう一つ煌びやかではない。
![](ku1502030087.jpg) ![](ku1502030110.jpg)
ひときわ立派なブナの霧氷に見とれる。
![](ku15020300911.jpg)
凄い存在感のあるブナに魅入る。
![](ku1502030120.jpg) ![](ku1502030122.jpg)
何時もなら稜線の左をトラバース気味に歩くのだが、登山道が完全に消えているので歩きやすい稜線上を歩く。
遠くの山はクッキリと見えているのだが雲は厚い。
![](ku1502030124.jpg) ![](ku1502030132.jpg)
稜線から右に下るトラバースも新雪がたっぷり。
そのまま稜線上を登っていく。
![](ku15020301351.jpg)
ルンルン気分で稜線を進んでいくし大岩があり進めなくなり左へと下りる。
![](ku1502030137.jpg) ![](ku1502030143.jpg)
何時ものトラバース道は雪に埋もれて何処にあるか解らない。
適当に新雪を踏んで進む。
雪が柔らかくて滑り落ちそうでちょっと緊張する。
コーナーを曲がると小屋があり国見山神社にお参り。
![](ku1502030149.jpg) ![](ku1502030150.jpg)
以前と比べてとても登りやすくなった山頂直下の急坂を登り切ると国見山山頂着。
10時40分。
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正面に中津山
矢筈山には重い雲がかかっている。
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天狗塚から三嶺そして次郎笈、剣山もぼんやりとしか見えない。
気温はマイナス9度。
風が無いのでそう寒くは無い。
青空が出るのを待って昼食にする。
食事を終わってコーヒーを飲み終わっても青空は出ない。
益々空は暗くなってくる。
![](ku1502030187.jpg) ![](ku1502030193.jpg)
ジッとしていると寒くなってきたのでジャケットを着るがそれでも寒い。
残念だが下山することにする。
小屋に下りると高知のご夫婦が登ってきていた。
![](ku1502030205.jpg) ![](ku1502030208.jpg)
霧氷は素晴らしくて綺麗だ。
モノトーンの世界もまた良いかな?
![](ku1502030214.jpg) ![](ku1502030216.jpg)
あれっ!
青空が見えだした。
![](ku1502030217.jpg) ![](ku1502030218.jpg)
やはり霧氷は青空に映えるなあ。
![](ku150203022011.jpg)
これはもう一度頂上に行かなければ。
![](ku1502030223.jpg) ![](ku1502030226.jpg)
急いで引き返して頂上へ。
![](ku1502030227.jpg) ![](ku1502030228.jpg)
高知のご夫婦が下りてきて、先ほど一瞬青空が広がったけどまた雲が出てきたと言う。
残念
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剣山から三嶺そして天狗塚までクッキリと見えるが曇り空ではさえない。
![](ku1502030232.jpg) ![](ku1502030236.jpg)
矢筈山と剣山、次郎笈
![](ku1502030237.jpg)
高城山方向も何とか見えている。
![](ku1502030256.jpg) ![](ku1502030257.jpg)
讃岐富士、象頭山方向や紫雲出山方向もぼんやりと見えている。
![](ku1502030264.jpg)
川之江方向かな。
![](ku1502030296.jpg) ![](ku1502030297.jpg)
池田湖はクッキリと見えている。
雲が晴れないのであきらめて再度下山。
小屋で高知のご夫婦と少し話をしてからお先に失礼する。
![](ku1502030302.jpg) ![](ku1502030303.jpg)
トラバースの辺りで5人のパーティが登ってきた。
明るくなってきて見上げるとまた青空が広がっている。
もう引き返すわけには行かないのでそのまま下る。
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少しでも青空が出ると霧氷は輝く。
![](ku1502030331.jpg) ![](ku1502030332.jpg)
後はひたすら下っていく。
途中でちょっと尻セードも楽しむ。
![](ku1502030334_stitch11.jpg)
上の駐車場まで帰ってくると空が明るくなってゴールデンルートの山々が光って見える。
![](ku1502030367.jpg) ![](ku1502030368.jpg)
剣山の左に見えるのは寒峰かな?
上の登山口から下は雪が融けている。
ドンドン下って13時51分登山口着。
帰りにあわの抄に寄ると風呂は16時からだとの事。
帰りにスーパーに寄って風呂代で高級恵方巻きを購入。
自宅の風呂を思い切り熱くして入浴。
風呂上がりのビールと恵方巻き。
今年は西南西だとか。
今日は青空には恵まれなかったが圧倒的なボリュームの霧氷を楽しむことが出来た。
節分を過ぎると徳島の雪山は終盤に近づくかもしれない。
里山倶楽部四国編
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