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春の里山 |
中津峰山 |
2008/3/16 |
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− 金谷 〜 中津峰山 〜 平石山 〜 42,43,44番送電鉄塔路 〜 金谷 −
いつもの様に金谷の駐車場に車を停める。
無人販売所でミカンを購入。
何しろ此処のミカンは100円で量も多く美味しい。
出発しようとすると駐車場脇にピンクの桜が咲き始めている。
説明板を見ると蜂須賀桜だとのこと。
9本植えてあると言うが本当に可憐な桜だ。
今4分咲き位。満開になると見事だろう。
8時丁度に出発。
金谷橋から渓流沿いの道を行く。
用水路工事は完了していた。
先週の大雨の所為か渓流は水量が多い。
春の花が少しは咲き始めているかと期待していたが、残念。
全く咲いていない。
たたらの滝も水量が多くて素晴らしい。
8時19分登山口出発。
いつもの様に急登にあえぎ汗だくになり、こもれびの広場に到着。
8時30分。
樹木はもう春の様。
気温も高く、コーヒーよりも水の方が美味しい。
静かな山道にホトトギスの鳴き声が響く。
馬酔木のトンネルではほんの少し白い花が咲き始めていた。
尾根に乗り送電鉄塔47番から見る徳島市内も春霞。
9時8分車道を横切る。
駐車場には誰も駐車していない。
落合ベンチも通過。
ラブラブベンチで一息入れる。
また新しい標識が出来ている。
9時57分天津神社到着。
今日はまだ誰も来ていない。
一番乗りの様だ。
皆さんは昼頃集まれる用に色々な登山口から登ってくる。
大川原高原や高丸山方向もすっかり雪が消えている。
しかし遠くに見える剣山はまだ真っ白。
昼食にはまだ早いのでチョコレートパンを半分こして休憩。
頂上下にオウバイ(迎春花)が花を付けていた。
10時15分出発。
今日は時間が早いので合戦尾根を目指す。
前回中津峰山に来た時に出会った方が平石山から送電鉄塔路を周回したと話していた。
道程は良く解らないが鉄塔巡視路ならしっかりしているだろう(後でこれが大きな間違いだったことを知る)
ついでに前から気になっていたロマン新道を下ってみる。
細い道をかなり下る。
ドンドン下ると平石山がよく見える岩場に着く。
此処かなと思ったが更に道は下っている。
危なっかしい道を下ると海軍旗の立っている岩に着く。
ロマンの砦と言うらしい。
おっかなびっくり岩に登る。
私は高所恐怖症なのでこんな岩場では頭がクラクラする。
振り仰ぐと中津峰の頂上の東屋も見える。
また急な道を登り返し合戦尾根を進む。
男性二人が登ってきた。
急坂をグングン下りて石英質の岩の道を乗り越えていく。
古い標識が捨てられて、物々しい標識に替わっている。
ここから平石山に向かう。
680m程のピークを二つほど越えて649mの平石山に着く。
更に下り標高600m位の所から鉄塔巡視路に入り42番鉄塔を目指す。
少しザレタ道を下りていくと直ぐに42番鉄塔に着く。
この送電鉄塔は阿南火力発電所からの送電線らしい。
昭和38年と言うと私は中学3年生。
東京オリンピックの前の年だ。
随分と前に出来た送電線だなあ。
これから行く先を見下ろしながら昼食にする。
それにしても朝歩いた47番鉄塔まで随分と下ってまた上がっている。
これからまず行くのは合戦尾根にある44番鉄塔。
しかし眼下はかなり深い谷。
何か心配。
此処で標高550m位。
遙か下に林道のガードレールが見える。
あすこまで下りるのかな?
11時51分出発。
鉄塔巡視路なのでしっかりしていると思っていたが随分とザレている。
途中で分岐があるが最初は右に行き次は左に沢に向かう。
真上に見える送電線に沿って下りていく。
沢に下りると益々道は悪くなり崩れた道を慎重に進む。
12時12分やっと林道に到着。
この辺で標高370m位。
左に急階段がある。
まさか此処を登るのではないだろう。
林道にはスミレがポカポカ気温で沢山咲いている。
タチツボスミレにしては葉が細長いなあ。
何と林道は突然ちょん切れてその先は谷。
こりゃイカンと引き返し先ほどの急階段を登る。
階段の先には送電鉄塔巡視路特有の鉄製の橋。
これは間違いない。
それにしても急登。
おまけに道は完全にザレていて、石が転がり落ちる。
慎重に進む。
12時31分、43番鉄塔着。
椿の美しい道を進むとまた沢に下る。
ここから更にザレタ道を滑り落ちない様に注意しながら進む。
沢からは階段の急登。
しかも階段は土砂で埋もれて居る。
這う様にして登るとやっと合戦尾根に着く。
右に合戦尾根を下りていくと44番鉄塔に着く。
12時44分。
今下りてきた42番鉄塔を振り仰ぐ。
更にこれから下る45番鉄塔は遙か下。
此処からは快適な道。ドンドン下ると沢に着く。
冷たい水が美味しい。
ネコノメが咲き始めていた。
鉄橋を渡ると農道を下る。
13時19分登山口着。
車道を黙々と下る。
榊の花が満開
沈丁花の良い香りが漂ってくる。
13時46分駐車場着。
お彼岸の準備に墓掃除に向かう。
平石山鉄塔巡視路周回ルート適当概念図。
GPSで記録したルートではありません。
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