冬の里山 中津峰山   2015.12.01
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- 如意臨寺 モミジの紅葉 -

今日から12月

今日も天気予報はよいのだが、朝からすっきりとしない天気。



金谷の駐車場に来ると先着車はない。

今日は久しぶりに観音道を上がって如意臨寺の紅葉を見てみよう。

カラスウリも熟してもう終期。



クサギの真っ赤な実もまだ残っている。

右かんおんみちの石柱から入って行く。



古い社や立派な石垣が残っている。



真言百万編の石柱がある。

すごい巨木のカゴノキがある。

こんなに太いカゴノキは初めて見る。

何回もこの道を通っているが今まで気がつかなかった。



古い石碑が沢山並んでいる。

整備すればすばらしい霊場となるのだろうけれどる



かなり荒れた道を上っていく。



7丁の丁石が残っている。



荒れた参拝道を登り切ると明るい道となる。

丁石のあるところで一息入れる。



西国33番霊場の観音様をお参りしながら上っていく。



いったん車道に出て、西国観音霊場は車道の方に続いているが山道に入る。

この道は初めて歩く道だ。



コナラの黄葉がきれいだ。

よく踏み込まれた道が続く。



鉄塔広場に出た。

この鉄塔は、一風新道から上った所にある鉄塔といやしの道の鉄塔の間にある鉄塔だ。

この尾根も両方の尾根から見えていて道があるのかなあ?と疑問だったが、これでスッキリした。



どんどん上っていくとガードレールが見えた。



最後はロープがあり車道に上がる。

ここは何処かなあとよく見ると、如意臨寺の駐車場からいやしの道の上の登山口へと向かう車道の途中だった。



このままいやしの道から上ろうかとも思い少し進んだが、如意臨寺の紅葉も気になるので引き返す。

33番観音霊場には17丁の丁石がある。



如意臨寺近くになるとモミジがきれいに紅葉している。



駐車場のモミジは紅葉し始めていてイチョウはだいぶ葉を落としている。



石段を登っていくとモミジがきれいだ。



まだ緑が残っているのにかなり葉が落ちている。

今年のモミジの紅葉はもう一つかな。



如意臨寺の本堂や護摩堂などは崖崩れで痛んでいたのを大改修した。

元通りきれいに修復されている。



本堂で今年事故なく過ごせたことのお礼と、来年も安全に山歩きができることをお願いする。



護摩堂にもお参り。



観音様のところのモミジは丁度見頃。



宝篋印塔には安永9年(1780年)の年号。

天明の飢饉のすぐ前だ。

光明真言1億7百遍と刻まれている。



第三駐車場の方に下り、山道を登っていく。

淡い黄葉はコシアブラかなあ?

小葉が3枚なので違うかも。



四国の道に入り登っていくとイチヤクソウの新鮮な葉が沢山出ている。

イチヤクソウは春の花のはずだが不思議だなあ。



クロモジの黄葉も寂しくなっている。



いやしの道との合流地点のベンチでは気温は9度



ひっそりとしている天津神社に着く。



天気がよくなるはずだが、頂上付近はガスが漂っている。



東屋には鳴門から来られた女性が二人休んでいた。

那賀川方向もガスの中。



ピンクのマユミの実はまだ残っている。

気温は7.3度。



ヤブコウジの赤い実がますます目立つようになった。

展望台で昼食。

今日はカップ麺。

体が温まる。

冬はやはり温かい食事がおいしい。



森林公園に降りる。

紅葉し始めている葉の細い木は栗の木かな?



きれいに黄葉しているのはコナラだろう。



ネムノキのマメさんのような実がまだ残っている。



ハダカホウヅキとヤブムラサキの実



淡く黄葉した大きな葉っぱの木は?



いやしの道を帰ると朝通った尾根と電力鉄塔が見える。

奥には合戦尾根



やかん峠を帰るとコナラの黄葉が美しい。



気温が低いので汗もかかず気持ちのよい散策ができた。

農家の柿の木やミカンが収穫されないまま沢山残っている。



駐車場まで帰ると満車状態。

帰り道にお堂を見つける。

百回以上通った道なのに今まで気がつかなかった。



お堂には立派な仏像が祀られている。

隣の垣の中には古い庚申塔と比較的新しい地神塔が祀られている。

地神塔は最近建て替えられたようだ。



庚申塔には年号も彫ってあるがよく読み取れない。

この時期の里山には花も無いし紅葉ももう一つだがのんびりと歩くのには最適だ。

来週には車検に出した車も帰ってくるので雪の山にも行きたいな。






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