夏の里山 中津峰山      2018.06.04
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ヤマボウシ満開の中津峰山 -

ボランティアでやる仕事が増えてきた。

年寄りは視野の狭い自己中心的な発言が多く、苦労しても報われることが少ない。

気分直しに中津峰山へ。



金谷の駐車場を出発すると、キウイの可愛い実が出来ている。

柿の実も可愛いる



風がないので、ムンとする道を登って行く。

このやかん峠の道は、夏場には暑くて汗だくになる。

私は特に汗かきなので、メガネやカメラにボタボタと落ちる。

それで休憩した時などにメガネを外して、そのまま忘れたりする。



今まで、汗を吸収するヘアバンドなどいろいろと買ったが、汗かきの私は直ぐにヘアバンドがグッショリとなる。

目一杯汗を吸うとその後は、汗止めの効果はない。

今度購入したのはチョット高価だが、汗が黄色のバンドで耳の後ろに流れて、目に入ったりしないとの触れ込み。

しかも速乾で、頭を冷やす効果もあるとか。



まだネジキの花が綺麗だ。



空は真っ青で素晴らしい天気。

ヘアバンドの効果はテキメンで、汗がメガネ等に垂れない。

目の周りや鼻の頭の汗は仕方がないが、頭の汗は耳の後ろに流れているようだ。

しかも、風が吹くとバンドの水が気化して涼しく感じる。



ヤマツツジに、白い紋の目立つモンキアゲハがやってきて吸蜜を始めた。

白い紋はそのうち名前のとおりに黄色になるそうだが、私は白以外見たことはない。



ヤマツツジが見事に咲いている。

此の控えめな咲き方も好ましい。



上の登山口には、あじさいが咲き始めていた。



足元にエゴノキの花弁が一面に落ちている。

見上げると、樹冠が真っ白になるほど沢山咲いている。



気温は22度とあまり高くない。



今日は、脹脛や心臓に殆ど負荷を感じることがなく頂上に着いた。

何しろ血管年齢80歳で、血管が動脈硬化で60%詰まっている体なので、好不調の差が大きい。

筋肉年齢が53歳なのが救いかな。



中津峰山頂上着。

10時15分。



高丸山や、轆轤山の風車もよく見える。

また今日も、一部の風車は止まって動いていないようだ。



頂上には涼しい風が吹いている。

東屋では三人の女性が休憩中。

高い杉の梢で、ウグイスがきれいな声で鳴いている。

今日は、ホトトギスの鳴く声が聞こえない。

そのうちセミが一斉に鳴いて直ぐに止んだ。



まだ時間が早いので展望台の方に向かうと、タツナミソウが沢山咲いている。



カマズミが満開。

ドウダンツツジは花が随分と落ちてしまった。



ナツハゼが益々色濃くなった。



ヤマツツジが満開。

サラサドウダンも沢山花を咲かせている。



車道沿いには沢山のツツジが植えられている。

葉が小さくて5月末から咲くのをサツキと呼ぶらしい。

雄しべは5本と、ヤマツツジと同じなので見極めが難しい。

葉が固くて小さいのがサツキだそうだ。



サツキと言うと園芸種のような気がするが、もともと山に自生していたツツジの種類らしい。



スイカズラの花が黄色くなっている。

キアシドクガがユラユラと飛んでいる。

白い羽に陽の光が透けて見える。

蛾だが、妖精のようにも見える。



エゴノキが多く、樹冠いっぱいに花が咲いている。

今年は、樹木の花が多く咲いたが、エゴノキも久しぶりに花が多い。



ニホンカワトンボが少し成熟してきた。



イボタノキも花が開いてきた。



五滝からの登山口に新しい標識が出来ていた。

上の登山口に着くと、まだ朝の車が停まっている。

東屋の三人の女性はまだ帰ってきていないようだ。



涼しいベンチで昼食。

そのうちに三人組も帰ってきた。

食後のんびりと下っていると、GPSと地図を持った男性から声を掛けられた。

四国電力の地図に、やかん峠越えの登山道を表示するために調べているとか。

中津峰の登山道について色々質問された。

下山して農道沿いを歩くと、デンデンムシムシカタツムリが居た。

昔は何処にでも居たが、最近は見つけるのが難しい。

帰り道にガソリンを満タンにする。

仕事を辞めてから、毎週のようにお金がいるのは車のガソリン代だ。

現役の時は秋田町でのガソリン補給にお金が必要だったのだが。


 


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