秋の里山 中津峰山   2020年09月19日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 ―

今日から4連休。

GO TO Travelで何処かへ行こうかと言っても家内は首を立てに振らない。

コロナを心配しながら旅行するより、家でのんびり過ごすほうが良いという。

と言っても家でゴロゴロばかりはしていられない。

何しろこの3ヶ月で5キロも太ってしまった。

という訳で里山歩きに中津峰山に出かける。

しかし、まだ足首に痛みが残っているため如意輪寺からのショートコースにする。



如意輪寺も久しぶり。



階段下にはヤブツルアズキの黄色い花が一面に咲いている。



ヤブランも咲いている。

彼岸花も今年はじめての出会い。



ホタルガがユラユラと飛んでいる。

久しぶりの階段は長く感じる。



生木観音には、またサルノコシカケが出来ていた。



住職がヤカンを下げてやってこられた。

お参りするが、戸が閉まっている。



太子堂にお参り。



扉が開いたのでまた本堂に帰りお参り。

沢山の新米が奉納されていた。

住職にお伺いすると、今年の百味供養は執り行なわれる予定らしい。



四国の道を登っていくとイチヤクソウはもう実になっている。



沢山のキッコウハグマが生えているが、まだほとんど蕾。

もう花が終わって実になっているのもあった。

しかし、花が咲いているのを見つけることは出来ない。



階段道を登っていくと、チャボホトトギスが可愛く咲いている。



ヤマジノホトトギスも所々に咲いている。



登山道と交わるところでは気温は19度。

風もあって涼しいため汗もかかない。

アサマリンドウはまだ小さな蕾。



クロモジの実が熟れている。

今まで青い実はよく見たが、熟れている実を見たのは初めて。



ヤマジノホトトギスとチャボホトトギスが次々と現れる。



緑色のシャワーを浴びて歩く。

まるで新緑のような雰囲気。



城塞のような天神神社の石垣。



境内にはツルリンドウが静かに咲いていた。



山頂着。



秋晴れの眺望を楽しむ。



今日も誰もいない。

静かな頂上。

阿南の海は霞んでいる。



マユミの実が熟れ始めている。

ツルシキミの実は真っ赤に熟している。

小さな姉弟を連れたご夫婦がやってきた。

ご挨拶をして下山開始。



テイショウソウはまだ蕾も出ていない。

キンミズヒキは花が終わって、引っ付き虫となっているのもある。



シコクママコナは、ほんの少し咲き残っている。



ナツハゼの実は完熟しているが、鳥に食べられたのか数が少ない。



展望台からの眺め。



新町川河口に架かる橋の工事現場。



展望台で休憩。

昼食には早いのでバナナとコーヒー。

ご夫婦がやってきたので、場所を開ける。

階段横にはネジバナとガンピの花が咲いていた。



気温が上がってきた。

赤とんぼが飛び回っている。

小さな虫でもいるのかな。



コウヤボウキの花が咲き始めていた。



イタドリや萩の花も咲き誇っている。



ミズヒキの花も咲き始めている。



ダイコンソウとマツカゼソウ



ハゼノキかな?

イワタバコはもう花が終わっている。

今年は花を見ることが出来なかった。



ツリバナの実が熟れている。



ミスジチョウとミヤマアカネ



車道を歩いているとジムニーのご夫婦からお声がけいただいた。

4月29日に高鉾山本峰でお会いしたご夫婦だった。

また痛みだした足をかばいながら駐車場着。

やはり長距離の歩きはまだ無理のようだ。

それでも秋の花にも出会えたし、何よりも静かな山道を歩けたことが嬉しい。

紅葉の時期には剣山にも登ることができればよいのだけれど。





総行動距離 5.97km

累計標高差 ±525m

総行動時間 4時間4分


里山倶楽部四国

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