秋の里山 中津峰山  2021年10月10日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 テイショウソウ ―

今日の天気予報は、午前中は曇りで午後は崩れるそうだ。

それなら、午前中に下山できる中津峰山ショートコースに出かけよう。



如意輪寺駐車場の大銀杏はまだ色付いていない。

お茶の花が咲き始めている。



階段脇にはコセンダングサ



ヤブツルアズキが咲いている。

長い石段をエッチら登る。



立木観音の顔のあたりにまたキノコが生えている。



更に長い階段を登り切ると如意輪寺本堂

今日は朝早いのに扉が開いて明かりがついている。

信者の方が熱心に般若心経を唱えられている。



観音様のカエデはまだ色付いていない。

やはり色付くのは11月中ごろだろうか。



護摩堂にお参り。

中には五大明王が祀られている。



百味供養の時などは行者が此処で護摩を焚く。

信者はお堂の中を回りながら一緒に読経をあげる。

私も過去に一度経験させて頂いた。



本堂にもお参り。

早くも新米などが奉納されていた。



お灸の名人オイセさんの像は初代天狗久の作らしい。

頭だけでなく全体像を彫っているのは珍しい。



オイセさんが奉納した観音様が乗る馬像



四国のみちの擬似木階段は急だ。



キッコウハグマはまだ咲いていない。

気温は21度もある。



単独の男性が暑い暑いと言って追い抜いて行った。

その後から親子4人組も軽快に追い抜いて行った。

皆さん元気だなあ。



ツルリンドウは花が終わっているが、テイショウソウはまだ咲いていない。

先程の単独の男性が、ガスって何も見えないと言って下っていった。



小雨が降る中を天津神社到着。

雨に濡れた防風壁も趣がある。



頂上はガスっていて眺望はゼロ。



アサマリンドウの群生地では皆お昼寝中。

お日様が差さないと起きてこない。



雨が降ってきたせいか、大きなヒキガエルがノソリと顔を出した。



稜線に出るとアサマリンドウが沢山咲いているがやはりお休み中。



一輪ぐらい咲いていないかと探すが、キッコウハグマは皆んな蕾。



雨が本格的に降り出すと、ヒキガエルの子供やサワガニが次々と顔を出す。



展望台に着くと丁度土砂降りになった。

展望台の下で雨宿り。

足元にセンブリが咲き始めている。



ポンチョを着てコーヒーを楽しんでいるうちに小降りになった。

滑らないように気をつけて下山開始。

ヤマハゼは葉を落として、ロウソクの元となる実だけがぶら下がっている。

車道沿いのイチョウはまだ緑。



ヤマノイモのムカゴとサルトリイバラの赤い実



ヤマザクラが綺麗に紅葉している。



ヤマハゼ



アカメガシワの実



車道沿いにテイショウソウが群生して咲いている。

こんなに綺麗に咲いているタイミングは初めて。



キッコウハグマも沢山生えているが皆んな蕾



アケビがまだ沢山ぶら下がっている。



地面にはクマノミズキの実が付いた花柄が沢山落ちている。

本当に赤いサンゴのようだ。



ヤマシロギクが綺麗だ。

車道にはサワガニがウロウロキョロキョロ。

可哀想に車に轢かれているのも多い。

雨が降ったからと、そんなに出てこなくてもいいのに。



ジンジソウが少ないながらも咲いている。



アケボノソウはもう盛りが過ぎている。



アサギマダラがアザミで吸蜜している。



ダイコンソウの花?



クマノミズキの花柄と実



シコクアザミが咲き始めている。



アサギマダラが次々にやってくる。

南の国への旅立ちの前に十分に栄養を採ってね。



ジッとして写真を撮っていると私の周りを次々に舞い始めた。

人懐っこい蝶だ。

網を持っていたら簡単に捕られてしまう。

そんな悪い人に出会わないように。



コウヤボウキとヒヨドリバナ



畑の向こうに巨大クレーンが見える。

何処のあたりかな?



マツカゼソウがまだ咲いている



遠くに淡路島が大きく見える。



建設中の新吉野川大橋



しらさぎ大橋



遠くには鳴門大橋。



イタドリの実も綺麗だ。

駐車場まで帰ってくると沢山車が停まっている。

如意輪寺にお参りの人が多いようだ。






総歩行距離 6.9km

累計標高差 ±649m

総行動時間 4時間33分



里山倶楽部四国

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