秋の里山 中津峰山  2021年10月21日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 キッコウハグマ センブリ ―

天気がスッキリとしないけれど、キッコウハグマとセンブリの花を見に中津峰山へ。



如意輪寺の駐車場では、イチョウの銀杏が足の踏み場もないほど落ちている。

此処には二本の大きなイチョウの木があるが、実が落ちているのは奥の木だけ。

手前のイチョウはオスの木のようだ。

この駐車場は夫婦岩で有名だったが、このイチョウは夫婦イチョウだったんだ。




何時ものように長い階段を上がっていく。



イヌタデも赤い色の花が少ない季節には綺麗でよく目立つ。



オオスズメバチがキイロスズメバチを襲っている。

二匹が転がりながら戦っていたが、大きなオオスズメバチが勝った。

キイロスズメバチの頭を食べてしまった。



勝ち誇るオオスズメバチと目が合った。

ヤバい。

襲ってくる前に退散。






茶の花が綺麗だ。



高野山遥拝所から高野山方向を眺める。

紀州の山並みが霞んで見える。



観音様のモミジはホンノリ色付いてきた。



本堂などにお参りして奥の院参拝道へ。



カンアオイの葉が出てきている。



階段道は何時来ても応える。

気温は11度なのに汗が吹き出る。



一輪だけキッコウハグマが咲いていた。

頂上にはもっと咲いているかも。

ヤブコウジの青い実



ツルシキミの赤い実も大きくなってきた。

ツルリンドウの赤い実



アサマリンドウも花を開いている。

クロモジには早くも新しい芽が出てきている。



ツルリンドウの赤い実が所々に。



シロモジはまだ紅葉していない。

朝の気持ちの良い空気を肺一杯吸って、天神神社までの緩やかな道を歩く。



何時来てもいい雰囲気だなあ。



中津峰山頂着。

やはりどんより曇っている。



阿南の町と橘の発電所



アサマリンドウは沢山咲いているがピンクの花は咲いていない。



ガマズミの実とアキノキリンソウ



山の神様にお参りしてフライトパークへ。

コウヤボウキが咲いている。



フライトパークの練習広場を通るとセンブリが咲いている。



至る所に一面咲いている。

この広場がセンブリの花園だとは知らなかった。



こんなところにキッコウハグマの花が咲いている。



小さい花だけれど可愛いなあ。



マムシグサの実も熟れかけている。

フラテとパークには新しい吹き流しが出来ていた。

利用している人もいるんだなあと思う。



横瀬橋



勝浦の町



那賀川と阿南の町と淡島



よってね市



新しい病院



日亜化学



石灰岩採掘中の山。

随分と削った範囲が大きくなっている。

このまま進むと山の山頂が無くなりそうだ。



キッコウハグマを楽しみながらまた中津峰山山頂へ。



ツルシキミの実と新しい蕾



アザミもまた咲き始めている。



気温は中々上がらない。

中津峰山山頂につくと、大勢の登山者が休憩中。

以前、高鉾山などでお会いしたご夫婦からお声がけ頂いた。

何か花咲いていましたかと訪ねられたので、センブリとキッコウハグマのことをお教えした。



サルトリイバラの実と先程より大きく開いてきたアサマリンドウ。



展望台まで行くと、キッコウハグマが沢山花を開いていた。



センブリもアチコチに。



クロモジとミツバツツジの新芽



葉の広さが違うが、両方ともアキノキリンソウだろうか。



今頃、真っ白なノリウツギが咲いていた。

中々散らないことで有名なノリウツギだが、この季節に純白の花を咲かせるなんて不思議だ。



ヤマザクラが綺麗に紅葉している。



キブシとクサギの実



車道沿いのテイショウソウはもう消えていた。

キッコウハグマは花が開いていない。

ミツバアケビの実が熟れている。



赤岩の滝とジンジソウ



ジンジソウが岩崖に張り付くように咲いている。



道路が崩れたのか工事中。



徳島南部道建設予定地が見える。

何時になれば小松島インターまで繋がるのだろうか。

丁度東九フェリー「しまんと」と南海フェリー「愛」が停泊していた。と



駐車場まで帰るとまだ皆さん帰っていなかった。

スッキリとした天気ではなかったが目的の花達を見ることが出来てよかった。

剣山の紅葉を見に行きたいが、この寒さで皆んな散ってしまったかな?





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