冬の里山 中津峰山 星の岩屋 2021年12月05日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 星の岩屋 ―

星の岩屋のモミジを楽しみに、星谷から中津峰山へ。

階段道の多い四国の道は、鈍った体にはチョットキツイけれど頑張ろう。



星谷の運動場に着くと、少年サッカー大会があるそうで満車。

隅っこに停めさせていただいて出発。



鹿背山の右奥に白く見えているのは雲早山かな。

左 原点 新西国道 右 岩屋道の道標。

岩屋道へと行く。



エノキの葉や黒い実がまだ残っていて、小鳥が群がっている。

星の岩屋のユニークな道標が朽ちて落ちている。



枇杷の花が咲き始めている。

トレランの若い男性が追い抜いて行った。

この遍路道でトレランの人に出会うのは初めてだ。



晩生蜜柑が鈴なり。

チャンドラポメロの大きな実が枝が折れそうなほど沢山なっている。



晩生蜜柑の刈り取りが始まっている。



観音様とお太師様。

何時も仲良く並んでいる。

カエデが真っ赤に紅葉していて、お二人の頬を染めているようだ。

石像に蔦が絡んでいたので、取り払っておく。



観音像の並ぶ細い道を上がっていく。



フユイチゴが美味しそう。



星の岩屋に来るとモミジが綺麗に色付き初めている。



まだ緑の交じるモミジが綺麗だ。

曇り空なのが残念だ。



落ち着いた色合いのモミジも素敵だなあ。



太子堂とモミジ



完全に色付く前の紅葉が一番キレイかも。

日が差してくれば更に綺麗だろう。

午後からは晴れる予報なので楽しみだ。



裏見の滝のモミジはまだ青い。



裏見の滝

今日は水量が多い



観音堂にお参り。



長い階段道。

黙々と登る。

道端にオモトの赤い実が多い。



長い階段に汗が吹き出してくる。

ダウンを脱いでもまだ暑い。

石垣が見えてくると仏石分岐に着く。



ベンチで一息入れる。



休憩後登り始める。

登山道は綺麗に掃かれて整備されている。

何時もありがとうございます。

車道を越えて、キツイ登りを少し頑張ると大岩の石門を通過。

三角点に立ち寄る。



この辺りから掘れたり石が転がったりした道となる。

まだ此処まで整備ができていないようだ。

2つ目の車道を越えて暫く登った所で一休み。

熱いコーヒーが疲れを癒やしてくれる。



先週の大雨のせいだろうか?

道が大きくエグれて居る。



車道の手前でまた一休み。

時間を気にせずノンビリ歩くのが今の私達のスタイル。

何時ものように山の神様にお参り。



もう12時近いので大勢の登山者が休憩している。

モツ鍋だろうか?

美味しそうな匂いが漂っている。

阿南の海が綺麗に見える。



天津神社にお参りして山頂へ。



空は曇ってスッキリとしない。

雲早山の山頂は白くなっていて、雲が巻いている。

雪が降っているのかもしれない。



フライトパークに向かう。



那賀川の流れと阿南の街と海

右の海には伊島も見える。



橘の火力発電所の煙



東九フェリーが、すれ違っている。



勝浦の町



よってね市は満車状態、賑わっている。

勝浦病院はもう完成したのかな。



東屋でお弁当を食べて、ノンビリしていると寒くなってきた。

ジャケットを着て下山開始。

2つ目の車道を仏石に向かう。

この道には真っ赤なカエデが多い。

予報通り晴れてきて鮮やかだ。



まだ完全に色付いていない木もある。



途中で、これでもかと言うほど赤く紅葉しているカエデがある。

去年は色付きが少し悪かったが今年は素晴らしい。



仏石に着いた。

足元にはイチョウの落ち葉と銀杏がビッシリ。



以前は銀杏を拾いに来ている人が居たが、最近は誰も拾わないようだ。



大銀杏はまだ色付き始めたばかり。

例年のことだが、このイチョウは色付くのが遅い。



ギンナンの腐ったような甘い匂いが漂っている。

踏むのを気にしていては歩けない。

音を立てて踏んで歩く。



お太師像を真ん中に沢山の石仏が並ぶ。



沢山の石像は同じように見えるが、よく見ると少しづつポーズが異なっている。

中に変わったポーズの石像が。



バンザイをしているのか?

ギブアップをしているのか?



若い男女の乗った古いジムニーが3台登って行った。



ヒヨドリジョウゴの実とリュウノウギク



センニンソウとボタンヅルの実



車道を歩いて星の岩屋に帰ってきた。



不動の滝の紅葉もきれいだ。



もう一度境内に上がってみる。



丁度夕日が差してきてモミジの赤が鮮やかになる。



モミジが輝いている。





日が山に掛かって影になるまでモミジの紅葉を楽しむ。

満足して下り始めると自転車の若い男性がやってきた。

「星の岩屋のモミジの紅葉を見に来たんですが、まだ先ですか」

と聞くので、直ぐそこですよと言うと喜んで登って行った。

家族総出で蜜柑の収穫に忙しい中を下って行く。

刈り取った蜜柑はすぐに貯蔵庫に蓄えられている。

獅子柚子が大きくなっていた。

冬至には神山温泉で獅子ゆず湯につかりたいなあ。



駐車場に帰ってくると、丁度サッカー大会が終わったところだった。

よってね市でミカンを買おうとすると見事に売れきれ。

箱売りの蜜柑はゼロ。

最後に残った袋売りしていたチョット高い蜜柑を食べながら帰宅。

疲れた体に甘い勝浦蜜柑のがジューシーで美味しい。

今年も星の岩屋の素晴らしい紅葉を楽しむことが出来た。

腰も足首も少し痛みが出ただけだった。

少しずつ良くなっているようで嬉しい。





総歩行距離 12.4km

累計標高差 ±1,075m

総行動時間 6時間18分




里山倶楽部四国

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