秋の里山 中津峰山  2021年09月30日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 電力鉄塔 ―

少し涼しくなった気がするので、久しぶりに金谷から中津峰山へ。



ユックリ出発したのに金谷の駐車場には登山者の車はゼロ。



ノブドウの実は殆ど落ちてしまった。

小鳥に食べられたのかもしれない。

みかんは、半分黄色。

青空が広がっている。



カラスウリとキウイの実



農家の柿の実が熟れてきている。



インゲンマメ?の花。

夏に咲く花なのに??

調べるとササゲの花のようです。

実がインゲンよりも細長いようです。



金山神社から登っていく。



登り始めは急で踏ん張って登っていく。

共聴アンテナを越えるとヤマモモの大木があり、傾斜がゆるくなる。



掘割のようになった登山道は暑い。

竹林を過ぎると栗の実が沢山落ちている。

少しばかり拾って行く。



やかん峠まで来ると平坦な道となるが、気温が高く汗がポタポタ落ちてくる。



やれやれベンチも座らずに通過。



数年前から工事が始まっていた新しい鉄塔が完成していた。



この鉄塔は、橘の阿南火力からの送電線用の鉄塔。

私が学生だった頃に出来てもう50年以上に成る。

新しい鉄塔は高さが倍位。

見上げるととてもデッカイ。

送電線の電圧が高くなるのかな?




平石山へと伸びる線路の先の鉄塔も建て替えられている。

一風新道の鉄塔も建て替えられるのかな?



来年の3月まで工事は続くようだ。



資材を運ぶ架線基地を通過。

今日は休みなのかな?



風がない風の丘は暑い。



ドンドン登っても気温は23℃位ある。

これでは真夏と変わらない。



いつものベンチで一休憩。

楽しみにしていたアサマリンドウはまだ蕾。



チャボホトトギスの蕾が出ている。

よく見ると、蕾は全て2対となっている。

花は一輪づつ咲いていたのになあ。



頂上近くなっても風が無くて蒸し暑い。

空気が、湿度が高くてネットリしていて重く感じる。



天津神社に着いてお参り。



登山口から2時間半近くかかった。

ずっと2時間ほどで登っていたのだが、何時の間にか随分と時間がかかるようになった。

阿南の海は霞んでいる。



テイショウソウはまだ蕾も出ていない。

キッコウハグマは硬い蕾。



アサマリンドウはまだ蕾。

ピンクのアサマリンドウはまだ蕾も出ていない。

来週くらいに一斉に咲くのだろうか。



ツルリンドウは花が散って、もうすぐ赤い実が出てきそう。

シコクママコナの花は少なくなった。



展望台から小松島の町



勝浦川とその向こうに津田の町



徳島の町



轆轤山とその向こうに大川原高原。



森林公園に降りていく。

モミジやイチョウはまだ青い。



平成三年のみどりの日に植樹祭が催されたようだ。

その時に公園として整備されたのだろう。

その後殆どほったらかしなので当時の面影は薄れている。



桜が色付き始めている。

これ以上色付くと散ってしまうので今が見頃かもしれない。



この淡い色調が素晴らしい。



ヤマハゼは先週から紅葉が進んでいない。



えっちゃんは、昨日此処から婆羅尾峠に行って古田山まで登ったらしい。

凄いなあ。



車道を行くと、キッコウハグマが沢山あるが皆蕾。



アケビが沢山ぶら下がっている。

先週、熟れていたのは無くなっていた。



蛇の抜け殻があると思って近づくと、小さな頭があって私を睨んでいる。

カメラを出している間に、トグロを解いて向こうへ行ってしまった。

という訳で頭を写せなかった。

この横縞の蛇は見たことはない。

図鑑で調べても見つからない?



アケボノソウがこんな所に咲いている。



ツリバナの実とシコクアザミ

車道を下っていくと、パジェロミニが停まった。

阿南のご夫妻だった。

お久しぶり。

暫く話し込んでお別れする。



暫く下ると小雨が降ってきた。

先程のご夫婦が引き返してきて、車に乗るように勧められた。

ありがとうございます。

でも天気予報でも俄か雨のようなので、辞退してそのまま下る。

せっかく引き返してまで勧めていただいたのに、すみませんでした。



途中で雨が激しくなったので、ポンチョを着るが直ぐ止んでしまった。

雨がフルと滑りやすくなる山道を慎重に下る。



駐車場まで帰ると他の車は一台だけ。

オナガが集団で飛び降りてきた。

帰り支度をしていると、若い男性が汗ビッショリになって走って帰ってきた。

隣の車で、水を飲んでいると思ったら水をペットボトルに入れている。

すぐにリュックを背負い直して一風新道を走り上がっていった。

この暑いのに一回登るのではモノ足りず2回も登るらしい。

凄いなあ。

感心しながら帰宅。





総歩行距離 10.7km

累計標高差 ±899m

総行動時間 6時間15分


里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください