大麻山桜満開  605m   2004/4/18

今日も暑くなりそうだが、大麻山のボタン桜が満開らしい。昨日の寒峰の疲れもあったが少し覗いてくる事にする。
今日はKさんのグループも大麻山で花見らしい。前から気になっている、裏参道の様子も調べてみたい。
10時10分に琴平のマルナカに着く。車を駐車し弁当と水を仕入れて出発。10時20分

 JR琴平駅経由で裏参道に向かう。琴電琴平駅を過ぎて、ホテル街に着く。
土産物売り場の人に聞くと、かまどの横から入ればよいと言う。

 竈の横からはいると、山にぶつかる。迷っていると自転車でやってきた方が右は車道。左の階段を上がると裏参道だと教えてくれる。
何か違うと思うが、奥の院まで案内しますというので断り切れず、付いていく。ツツジや新緑が美しい。

ここのスミレは小さくて白い。やはり書院の横にでてしまった。一般の人の言う裏参道はこの道の事なんだろう。
大麻山のボタン桜を見に行くというと、登山道が通じている事をご存じではなかった。

本宮でお別れして、奥の院手前の休憩所の脇から竜王社に向けて登っていく。
竜王社は多くの登山者で騒がしいくらい賑わっていた。

竜王社からチェリーロードの方へ行くと、ボタン桜が満開。少し盛りを過ぎているようだが、青空の下で美しく輝いている。

チェリーロードの桜を見ながら引き返し、大麻山山頂に向けて登っていく。
山菜取りと、お花見の登山客が沢山いるが上野のお山の感じとはずいぶん違う。

三角点を過ぎた所ですき焼きをやっているパーティを発見。
いつもは讃岐富士がとても綺麗に見えるポイントだが、今日は生憎霞んでいる。
Kさんおいでますかと聞くが、これはグループ名で個人名ではないらしい。
私もKですと言われて、あのうホームページを...
やっとお会い出来ました。先入観では線の細いような感じでしたが、エネルギッシュな明るい方でした。
ホームページで拝見していた、可愛いお嬢さんと息子さんにもお会い出来ました。
来週、またお会いする事を約束して下山開始。

竜王社から真下に下りて、葵の滝への分岐で、真下に延びている道がある。
看板では展望広場から古墳群に行って市道に抜けるようだ。
時間もあるのでこの道を行く事にして下る。立派な看板が途中の分岐を教えてくれるがそのまま下る。

途中で左に巻いていくと、展望広場にでる。想像通り放置されていて今までの看板はなんだと言いたくなるような寂れよう。
石のベンチが何個かあるが、展望は雑木でほとんど無い。嫌な予感がするがそのまま下っていく。

急坂を蟹の横ばいで下りていくと、看板もずいぶん古くなる。標高が150mくらいで疑似木の階段となるが、突然道が無くなる。
疑似木がまとめて放置されている。谷になっていて取り付く道も見あたらない。先ほどの地図看板ではここらで農道にでるはずだ。
踏み跡らしいのをたどると、竹林に出た。竹林の中を下っていくが踏み跡が無くなる。
掘り時のタケノコが2〜3cm顔を出していてる。掘り放題と言うぐらいある。この竹林は放棄されているのだろうか?
竹林の下の端まで来ると、倒木のある沢筋に出る。後50mも下れば市道に出るはずだが、見当が付かない。
思い切って引き返す事にする。標高差200m位だが、急坂でもあり気が滅入る。汗が噴き出る。

白峰神社への分岐まで登り返し、大横道を白峰神社方向に左折する。猛烈に暑い。水が切れてのどが渇く。頂上で飲み過ぎた。
しっかりとしているが所々ガレ場もある道を急ぐ。かなり長く感じる。やっと奥の院からの分岐で見た事のある大笹原に出る。
少し登って奥の院方向に出ようかとも思うが、笹原に沿って下っていく。
ユキモチソウが所々に咲いている。本当に雪のお餅そのままだ。すぐしたに善通寺の町が見えている。

やっとの事で、白峰神社と金比羅山社務所の分岐まで来た。ここを社務所方向に行きしばらくして左折して、立派な登山道を下っていく。
ここが朝登ろうとした、旧の裏参道だ。広い立派な道が続く。途中古い祠もある。

金刀比羅宮の田圃に出る。神米を作っているそうだ。アスファルトの道路に飛び出す。
チェーンがしてあり知らない人はここから白峰神社まで登れるとは解らないだろう。
あかね保育所の横を通る。お地蔵山が祀られていて、水道がある。頭から水をかぶる。

琴参閣の脇に出る。次から大麻山に登る時はここから登ろう。自販機でスポーツドリンクを買う。冷たくて美味しい。一気に飲んでしまう。
今年初めてのツバメやピンクのハナミズキを見ながら車まで帰る。本当に暑い一日だった。

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