秋の里山 大川原高原 高鉾山  2021年10月03日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 高鉾山 センブリの花 ―

今日は秋晴れの予報。

もしかしたらセンブリが咲いているかもと、大川原高原に出かける。

今日も一番乗り。

一軒茶屋も開いていない。



抜けるような秋空が広がる。

風が強く涼しいと言うよりも少し寒く感じる。

ススキが朝日を浴びて輝いている。



ヨメナが咲き初めて、もうすっかり秋。



ドウダンツツジが真っ赤に紅葉している。

シュンジュウギクがまだ咲いている。



秋晴れなのに早くも徳島市内は霞んできている。

気温が上がってきたのだろう。



高丸山や雲早山そして高城山はクッキリと見える。



山の神様にお参りしてツツジのトンネルを行く。

まだツツジは紅葉していない。



まだシコクブシは綺麗だ。



旭ヶ丸山頂で一休み。



ヤマボウシが紅葉し始めて綺麗だ。

ヤマボウシの実が真っ赤に熟れている。



シコクママコナは殆ど散ってしまった。

今年も随分と楽しませてもらった。

ありがとう。

シコクブシは最後の踏ん張り。



鉄塔広場から高丸山~雲早山の稜線を眺める。

その手前に、すでに3基の発電用風車が建っている。

更にその奥に一基が建設中。



コバノガマズミの実が真っ赤。



キバナアキギリが綺麗に咲いていた。

中々咲かないので絶滅したのかと心配していた。

悦ちゃんの言う通り、大川原高原のキバナアキギリは下唇に紅がない。



カナナクギノキの実とツリバナの実



不動峠(杖立峠)のシラキの実が大きくなってきた。



お不動さんとお紋の墓にお参り。



三角形の葉の花はミヤマタニソバ。



鉄塔広場のミヤマハンノキは大風のせいか葉が縮れて落ちている。

今年は紅葉がどうなるのか心配。



トリカブトと白いキノコ



高鉾山本峰に着くと、またテーブルと椅子が増えている。

ヤッホ~さん、ご苦労さまです。



サラシナショウマが丁度綺麗に咲いている。



以前はススキ野原だった稜線は苔が生えて綺麗だ。



ガマズミとカナクギノキの赤い実



タンナトリカブトも最後の花を咲かせている。

サルナシの実はほんの少し残っている。

小鳥たちが食べたのかな。

今日もソウシチョウが騒がしく鳴いている。



1号機はまだ工事が始まっていない。

排水溝が出来ていた。

何故此処だけに排水溝が出来たのか不明。



柴小屋山方向の眺め。

3基の完成した風車とその奥に建設中の一基。




手前には5基目の工事が始まっている。

赤いのは支柱建設用のクレーンだろう。

ご夫婦がやってきて、躊躇なく柵の右側を降りていった。

見ていると広場の端を通って広場の向こうへと進んでいった。

昔の登山道が残っているらしい。

センブリを見るのなら山道から行ったほうが良い。

家内に言うと柵があるのに無視していくのは嫌だという。

別に通行禁止とも書いていないのに、変にこだわる。



仕方がないので引き返して林道を梅ノ木峠方向に行く

シコクアザミやアサマリンドウの花が綺麗だ。




アサギマダラがアザミで吸蜜している。

今年はアサギマダラが少なかったが、下りの季節となりこれから南の国に下っていくのだろう。

大変な旅を控えているので、捕らえて蝶に負担のかかるナンバーなどを書くのは控えてほしい。



暫く林道を下っていくと咲いていました。

今年お初のセンブリの花。



少しピンクがかっていて可愛い。



ヤマボウシが手の届く所に熟れている。

一個戴くと、甘酸っぱい味がする。

この香りと味は何だろうか?

そうだシャインマスカットに似ている。



アサマリンドウとコウヤボウキ



アケボノソウが驚くほど増えている。



高鉾山に来ると此処にも椅子とテーブルが出来ていた。



何時ものように勝浦の町を見ながら昼食。



ツマグロヒョウモンのメスと赤とんぼ。

暫く見ていると物凄い数の赤トンボが群舞し始めた。

真っ赤になっているので、もうスグ里に降りていくことだろう。



見事に真っ赤になった赤トンボ



ご夫婦が上がってきたので交代して下山。

林道沿いには物凄いアケボノソウの群生。



沢山咲いているのはヤマシロギク(シロヨメナ)



花達を楽しみながら歩いていく。



昼休みとなったのか、仕事が一区切り済んだのか沢山の車が下って行く。

もしかしたら、プロペラの設置工事が終わったのかもしれない。

ナンバーを見ると福井を始めとして全国至る所から来ているようだ。

特殊な工事なので地場の業者には仕事が来ないようだ。



トレーラーの転倒事故が起こった所。

また倒れないように鉄板を敷き詰めてある。



リュウノウギクはまだ蕾。



昔、別荘地として開発された所のゲートが開いていた。

駐車場に帰ってきた。

日曜日というのに観光客は少ない。

一軒茶屋も閉まっていた。

林道歩きは疲れたが、センブリの花に出会えてよかった。

中津峰山にピンクのアサマリンドウが咲くのももうスグかな。





総歩行距離 8.6km

累計標高差 ±556m

総行動時間 5時間25分





里山倶楽部四国

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