秋の里山 大川原高原  2021年10月14日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 高鉾山 センブリ ―

高城山のキッコウハグマを見に行きたいと思っていたが、天気予報では昼まで曇り。

徳島市では秋晴れとの予報。

それではと大川原高原に出かける。

センブリが見頃になっているかもしれない。



佐那河内に入るまでは青空も見えていた。

しかし、一軒茶屋の駐車場に着くとガスで視界は殆どない。

おまけにすごい風だ。

ジャケットを着用して出発。



ガスが小雨のように花達を濡らしている。

ヨメナとヤマシロギク。



家内の大好きなリュウノウギクも咲いている。

一寸丸っこい花弁が可愛い。



強風の中を遊歩道へ。

ガスの中でガマズミの赤い実が鮮やかだ。



ドウダンツツジが真っ赤



シコクアザミも咲き始めている。

展望台はガスの中なので上るのを止めた。



アワノミツバツツジはチョコレート色に紅葉している。



山の神様にお参りしてツツジのトンネルを行く



蜘蛛の巣に水滴が付いて綺麗だ。

苔にも水滴



シコクブシは殆ど実になっているが、まだ綺麗に咲いている花もある。

綺麗だけど毒のある花はどうも。



旭ヶ丸頂上。

ヤマボウシの実は殆ど落ちてしまった



鉄塔広場からの眺望はゼロ。



ノイバラの葉に水滴



ガスの中の雰囲気もまた良いものだ。



キバナアキギリが随分と増えている。

絶滅したかと心配していたが、咲く時期が少し遅くなっただけだった。



カナクギノキの赤い実も少ないけれど熟している。



白木の実とお不動さん



お紋の墓。

横におもんと彫られている。



直登路は滑りまくるだろうとトラバースを行く。



ベンチで一休憩

カナクギノキに新芽が出来ている。



昼前には晴れるかと思ったがガスは濃い。



ミツバツツジも新しい芽ができている。



ヤマナシはまだ残っている。

この実を採ってサルナシ酒を造れば美味しいとか。



工事現場まで来たが何も見えない。

ガスが深いので工事も中止しているようだ。



先週のご夫婦の事を思い出して前の登山路を行く。



やっほーさんが作った道標も落ちてしまっている。



所が少し下ると此処も柵があり工事の準備がされていた。



仕方がないので作業道を引き返すと、風車設置広場から排水溝ができていた。

しかし、作業道には溝はなくて舗装部分の境に流すようになっている。

これではいつか掘れてしまうだろう。



今日は作業道は通行止めになっていない。

車道を行くとセンブリが大群生。



先週は探し回らないと見つからなかった。

今日は至るところに咲き誇っている。



可愛いなあ。



アケボノソウはメチャクチャ増えているが花は終盤。



曇っているのでアサマリンドウは殆ど花が開いていない。



高鉾山に向かうと此処にもセンブリの花。



鹿に噛じられた木々が痛々しい。



高鉾山頂上着。



勝浦方向もガスの中。



スイカズラとムカゴ



細い葉のシコクブシ



ヤマボウシの実がまだ残っている。



そのうちに勝浦方向が見えだしたが、ものすごい勢いで轆轤山からガスが流れ落ちている。



今日の昼食は新しいおにぎり。

ハムと卵とツナのサンドおにぎり。

これは中々美味しかった。



もう一つはとろ鯖おにぎり。

これは食べ難くてもう一つだった。



真っ赤に紅葉した木が見えるので近寄ってみる。



側には紅葉しかかった木もある。

グラデションが綺麗なこの木はシラキだろう。



シラキは紅葉し始めてから真っ赤になるまで日々色を変えていく。



綺麗だなあ。



少し斜面を下るとビックリするほど多くのシラキの木がある。

其々に色合いが違う。



これはウルシだな。



またセンブリを楽しみながら帰ることにする。



シジミチョウがセンブリで吸蜜している。



赤い実はヒヨドリジョウゴかな?



プロペラのブレード運搬用車両が停まっていた。

上の丸い所にブレードを取り付けて運ぶ。



ブレードはカーブのキツイところでは、持ち上げることが出来るようになっている。

運搬車も大きいがブレードは更に何倍も大きい。



コウヤボウキと棒状に咲いていたアキノキリンソウ?



少し明るくなってきたので、アサマリンドウが開き始めた。



運搬車が転倒して破壊された電柱が治っていた。

リュウノウギクが沢山咲いているが一寸花が傷んでいる。



天気が悪いせいか他に一台しか停まっていなかった。

帰る頃に晴れてくるとは残念だが、ガスの中の山歩きもまた涼しくてよかった。



里山倶楽部四国

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