秋の里山 大川原高原  2021年10月27日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 ―

例年なら高城山などのブナの紅葉が綺麗な季節。

しかし、今年の紅葉は遅れている。

今日は晴れの予報だが、紅葉見物は一寸先にして近くの山歩きでストレス解消。

中津峰山にしようかと思ったが、青空がきれいなので大川原高原に向かう。



朝は6時半から通行可のはずだが、トレーラーが通ると言うので暫く通行止め。

大勢が前後を取り巻きながらプロペラ搬送用のトレーラーがやってきた。

何も載せていないのに随分とユックリだ。

このトレーラーの運転席は亀の頭のように上下する。



きれいな秋空。

風が弱いのかゆっくりと回っている。



リュウノウギクが可愛く咲いている。

あじさい園に真っ赤に紅葉している木はなんだろうか。



下弦の月が出ている。

しかし、薄雲にすぐに隠れてしまった。



ナナカマドは綺麗に紅葉する前に落葉している。

実も少なくなった。

放牧場では黒毛和牛のお母さんがモウモウと鳴いている。



ガマヅミの実はまだ綺麗だ。

ドウダンツツジが真っ赤。



きれいなうろこ雲?



展望台に向かうと足元に大きな蛇が。

アオダイショウだな。

秋が深くなると日向ぼっこをしている蛇が多くなるので注意が必要。



展望台からの眺望。



高丸山方向には厚い雲が湧いてきた。



総鎮守 王ガ原神社



ツツジのトンネルを旭ヶ丸頂上へ。



ヤマボウシはスッカリ葉を落とした。

何時の間にか雲が厚くなり日が差さなくなった。



シラキが真っ赤だ。



シラキの葉は色付きに合わせて綺麗なグラデーションとなる。



色どりがとても綺麗だ。



真っ赤に紅葉したシラキもある。



色付くまでシラキがこんなに生えているとは気付かなかった。



ガマヅミの実



段々と風車が増えている。



コツコツとキツツキのように枝を突付いているのはヤマガラだ。

お尻だけしか写せなかった。

道の真ん中に居座って動かないのはヒキガエル。



不動峠のシラキはまだ色付いていない。



不動峠は今日も静かだ。



お紋のお墓にお参り。



シロモジの実が弾けた跡



トリカブトが少し咲き残っている。

アオテンナンショウの実はまだ青い。



高鉾山本逢着。

ヤマナシの木はまだ葉を落としていない。

不動峠の木は既に裸だったのに。



カナクギノキとヒメシャラに新しい芽ができていた。



ツツジにも新しい芽が。



僅かに残された稜線歩き。



サルナシの実もまだ残っている。



風車の建設用地の上からの眺め。

遠くの方から順番に風車が建ってきているようだ。



アザミとカマツカの実



アサマリンドウがまだ咲き残っている。



アケボノソウは殆ど花が散っている。

センブリはマダマダ元気だ。



センブリが一面に増えている。

まだ蕾も沢山あり暫く楽しむことができそうだ。



高鉾山頂上へ。



ツツジとアセビの新芽



勝浦の町を眺めながら昼食。



スイカズラがまだ元気に咲いている。



バッタが近寄ってきた。

目が大きくて羽が退化している。

飛べないバッタ、ヤマトフキバッタかな。

お尻が縦に割れていないので雄だな。



食後、車道脇に咲き誇るセンブリを楽しみながら下山。



今頃タチツボスミレが咲いている。



リュウノウギクとセンブリ



赤い実はヒヨドリジョウゴかな。



少し残ったセンダンの実と色付き始めたウリハダカエデ。



まだきれいなアサマリンドウとアキノキリンソウ。



コウヤボウキとアサマリンドウ。

林道を歩いていると、工事用の車が猛スピードで走ってくる。

制限速度20km/hと書いてあるのに、どう見ても40km/hは出している。

もし人身事故など起こしたらどうするつもりだろうか?




駐車場に帰ってきた。

看板を見ると通行止め時間が変わっていた。

6時半までが通行止めだと思っていたが、7時半から9時までも通行止めになっている。

それで朝足止めを食らったのだなあ。



朝通行止めを食らった所では、明日の朝の搬送用かブレードがトレーラーに取り付けられていた。

国道438号線脇には大型トレーラーに赤い資材(風車の基台?)が積まれていた。

これも明日朝搬送するのだろうか。


今年は紅葉が例年と違う。

それでもシラキの素晴らしい紅葉に出会えた。

来週くらいにはブナも紅葉するかな。



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