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冬の里山 |
雪の大川原高原 |
2008/2/11 |
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− 大川原高原雪遊び −
今日は阿讃山脈の竜王山に出かける予定だった。
処が目が覚めるともう9時を過ぎている。
これでは、近場に行くしかない。
大川原高原で雪に戯れてこようかなと出発。
時間は11時を過ぎている。
頂上駐車場へは除雪が行われていて殆ど雪は残っていない。
しかし、ネイチャーセンターの辺りからは少し雪が残っていて
車を停めて雪遊びをしている家族の姿が見受けられる。
いつもの広場には多くの車が停まっていて、子どもたちがソリ遊びで楽しそうな声が聞こえる。
キャンプ場への分岐を過ぎた所で、歩いている二人の男性から声を掛けられる。
なんとそのうちの一人は中学校の同級生のK君だった。
下に車を停めて頂上まで歩いているという。
早速同乗していただいて、頂上駐車場を目指す。
しかし展望台への分岐を越した所でビックホーンが道の真ん中に停めてある。
何とか横をすり抜けて進むが、此処で車の轍が切れている。
その先を確認すると吹きだまりでは50センチ以上の積雪。
何とか進めそうな気もするが引き返して道端の広い所に駐車。
後ろからシビッククーペがやってきて先に進もうとするがやはり諦めて後ろに駐車。
シビッククーペ?もしかしたらと思い声を掛ける。
やはり徳島☆秘密探検隊のアゲ谷隊長とE隊員だった。
初めまして。
最近スノーシューを購入されたそうなので今日はそのテストかな?
同級生達はこんなに雪があると思わなかったので何も用意してきていない。
簡易アイゼンをお貸しして歩き始める。
車道は吹きだまりで小山の様になっている。
これでは車は無理かな?
上の駐車場には車は一台も停まっていない。
先ほどのビックホーンの家族だろうか?東屋で食事をしている4人家族のみ。
登山口入口まで来ると年輩の男性が躊躇していた。
私達はそのまま登山道に入る。
前回は誰も歩いていない新雪でしかもツツジの枝に雪が積もって歩きにくかった。
今日は先行者の足跡がありラクチン。
家内は殆ど沈まずに快調に行くが私はズポッズポッと膝下まで沈み歩きにくくなる。
風紋が綺麗。
吹きだまりにはすごい積雪。
頂上が近くなると雪がゆるみ家内でも膝下まで沈む。
私は股下まで沈み、ストックを横にして前に出し、膝で雪を押さえ込みながら進む。
展望台まで来ると汗ビッショリ。
展望台でしばらく展望を楽しみ、K君と昔話をしながら昼食。
一休みして頂上に向かう。
馬酔木やナンゴクミツバツツジの林の中はとても素敵な雰囲気。
段々と雪がゆるみ歩きにくくなる。
旭が丸頂上に来るが標識や三角点は完全に雪に埋まって何処が頂上か解らなくなっていた。
1m以上の積雪となっている。
高鉾山への分岐まで来る。
先行者の足跡は高鉾山へと向かっている。
いつもの様にトラバース道を林道まで降りようと思ったが踏み跡が全くない。
しばらく進んだが腰までの雪をかき分けていくしかない。
北側のトラバース道はどのくらい積もっているか解らない。
引き返すことにする。
展望台まで引き返し一休憩。
展望台下から鉄条網を越えて旧牧場へ出ると、アゲ谷隊長とE隊員がスノーシューで登ってきた。
やはりスノーシューは快適みたい。
徳島市内の展望は最高だが、鳴門大橋や淡路島は霞んでいるる
そのまま下るが、重機で除雪している。
仕方がないのでまた鉄条網を越えて登山道に戻ろうとした途端雪だまりを踏み抜いてしまった。
脇の下まで埋まり、前にも後ろにも行けない。
膝を出すことも出来ないので進退窮まる。
K君の連れに後ろの雪を踏み固めて貰いやっと後ろに倒れて脱出。
もし一人で来ていたら脱出するのは大変だったと思う。
こんな雪山でも気を抜くといけないなあ。
明日からまた風車工事をするのだろうか?重機が忙しなく除雪している横を下山。
駐車場から天文台に向かうと風車のプロペラの軸?が15個並べてあった。
直径2m以上ありそう。灰色の丸の処にプロペラが付くのだろう。
天文台の広場にも車の轍はない。
車まで戻ると吹きだまりとなっていた車道を除雪中。
K君と再会を約束してお別れ。
来年は同窓会のある年だ。
そろそろ準備をしなければならない。
壺足になっても長靴は脱げることはなかった。
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