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春の里山 |
大川原高原 2014/05/13 |
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- 大川原高原 ヤマシャクヤク -
昨日は大風で雨も降った。
せっかく咲いたヤマシャクヤクも散ってしまったかもしれない。
体調は可成り回復したが、まだキツイ山に行こうという意欲がわいてこない。
ヤマシャクヤクを見るためには、例年なら国見山に行くのだが今日は大川原高原へ行くことにする。
 
気持ちの良い青空が広がっているが風が強く風車が勢いよく回っている。
アケビの花がまだ沢山咲き残っている。
雌花もあるのだがこのあたりでアケビの実を見たことが無い。
 
アワノミツバツツジは終盤だがオンツツジはまだ蕾。
 
スミレも殆ど消えてしまったがツボスミレだけが白い小さな花を咲かせている。
遊歩道は可成り緑が濃くなっている。
 
蕾の時からずいぶんと長く楽しむことが出来たドウダンツツジはもう終盤。
 
茎が四角いアマドコロが沢山咲いている。
展望台に向かうとミツバツツジの花が落ちている。
 
展望台から眺望を楽しむが遠くはもう一つくっきりとは見えない。
高鉾山本峰と高鉾山は緑濃くなっている。

アワノミツバツツジのトンネルは昨日の風雨ですっかり花が散ってピンクの絨毯を敷いたようだ
 
オンツツジは蕾がほころび始めたばかり。
フタリシズカが咲き始めている。
 
旭ヶ丸頂上付近の ヤマボウシはまだ咲いていない。
 
何処までも続くピンクの絨毯
 
今年も可愛い姿を見せてくれたイワザクラはもう花の終わりなのか痛んだ花しか見つけることが出来なかった。
ツクバキンモンソウは大川原では珍しい。
修正:ニシキゴロモの間違いでした。四国にはツクバキンモンソウは生育してい内装です。

カマツカに小さな丸い蕾が沢山出来ていた。
もう少しすると沢山花を咲かせてくれるだろう。

逆光のアワノミツバツツジは美しい。
 
フキヤミツバが一面に咲いているが花は終わりかけている。
ミツバが更に裂けて五葉のように見える。
 
不動峠に来ると古梨の花はもう散っている。
 
ナガバノスミレサイシンの葉が大きくなっている。
カタクリの花が咲き残っている。
 
シハイスミレがまだ綺麗だ。
花期の長い花だなあ。
高鉾山本峰へは直登路を避けて鉄塔手前から登る。
 
山頂はまだススキなどが生えて無くて広くて気持ちが良い。
 
ベンチで一休み。

高鉾山本峰の頂上付近にはアワノミツバツツジが多い。
落花したばかりで新鮮な花弁が一面に広がり歩くのがもったいないような気がする。
 
ヒナワチガイソウやヒメハギも日に輝いている。
 
高鉾山に向かう。

眼下に勝浦川が勝浦の町を抜けて海まで流れていくのが見える。
右中央の山は坂本の鹿背山(稼勢山)だろう。
 
頂上直下は日当たりが良いせいかオンツツジが満開。
ヤマツツジに似ているがオシベが10本で葉が三輪生なのでオンツツジと解る。
 
気になっていた四国の道の標識から下に下りてみる。
 
細いがしっかりした道が続いている。
何処に通じているのだろうか?
ニリンソウが沢山咲いていた。
 
ヤハズアジサイの葉が大きくなってきた。
 
また展望台まで登り返して昼食。
紫外線が目に痛い程天気が良くて気温が上がるが吹く風は冷たい。
ヤマシャクヤクを見に下って行く。
ニリンソウも終盤で二輪の花が沢山咲いている。
 
ヤマシャクヤクの群生地では少しピークを過ぎているようだが見事に多くの花が開いていた。

昨日の強風と雨ですっかり散っているのでは無いかと心配していたが、元気な花を見ることが出来た。
 
イチリンソウも少しだが綺麗に咲いていた
 
後はのんびりと野草を楽しみながら下って行く。
ギンランやタツナミソウを見つけるとうれしい。
 
タニギキョウやフデリンドウも咲いている。
 
見事なキンランも。
 
車道を帰ると巣立ったばかりのジョウビタキ?のヒナが車道脇の崖から落ちてきた。
車の下に入って動かない。
親鳥が心配して一生懸命呼んでいるが動かない。
元の所に返してやりたいが、小鳥は人間が手で触ると匂いが付いて巣に入れてもらえなくなると聞いている。
木の枝を拾って来て掬うようにして崖上に戻してやった。
暫くこちらを見ていたが、暫くすると親鳥と一緒に飛び去った。
元気に大きくなってほしいなあ。
 
車道脇にはマルバウツギが咲き始めていた。
これからウツギの季節となる。
シャガの花もこれが見納めになるかも?
少しの歩きだったが病み上がりの所為か結構疲れた。
シャワーを浴びでビールを飲むと暫く寝入ってしまった。
里山倶楽部四国編
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