冬の里山 焼山寺山  2022年01月01日  
里山倶楽部四国編 

- 焼山寺山 初詣 初登り ―

例年恒例の焼山寺初詣と焼山寺山初登り。

風もなく穏やかな正月だ。



左右内谷川(そうやまだにがわ)を遡り黒口へ。

車道脇のスペースに停車。

焼山寺に少し向かったところの黒口神社にお参り。

今年は注連縄に蜜柑とウラジロの正月飾り。



ミツマタ畑には蕾が一杯。



昨年はコロナで帰省していなかったお宅のおフナトさんが祀られていた。

山際にはタチツボスミレが咲き誇っている。



お不動さんにもシキミが祀られている。



黒岩荘も開いているのか電気が点いている。



黒岩に着く。



閉まっていたすだち庵はゲストハウスとして再開したらしい。



門松が祀られている家もあり、今年はどの家も帰省者がいるみたいで正月飾りがある家が多い。

旧小学校下のおフナトさんは今年も祀られていない。

正面の家で洗車に熱心な男性に聞いてみようかと思ったが止めた。



田中屋の前の淵は今年も蒼い。

ベンチに何故か忘れられていた遍路笠と杖。

まさか行き倒れたのではと心配する。



車道から別れて遍路道に入る。



青石の敷き詰められた遍路道を登って行く。

桃源郷の梅はまだ蕾も出ていない。



雪が少し積もっている道を上がると杖杉庵。



寒々しいイチョウと大杉



本尊は地蔵尊らしい。



衛門三郎が祀られている。



ベンチに座ってひと休憩。

上勝・大川原ウィンドファームの風車が良く見えている。



車道から遍路道に入ると親子が降りてきた。

もうお参りをして来たんだ。



また家族連れが降りてきた。

ちっちゃな子供と一緒に降りてきお父さんにおく聞きすると、直ぐ下の家からお参りに行ってきたらしい。

ちっちゃな子供なのに歩いてお参りとはすごなあ。



車道を2回横切って行く。



焼山寺着。



青石の石段を登って行くと仁王門。



仁王門を潜ると立派な杉が立ち並ぶ境内。



境内の鐘楼で鐘を一撞き。

ウォーン、うおーンと鐘の音が響き渡る。



十二社神社にお参り。



本堂の虚空蔵菩薩にお参りをする。

虚空蔵菩薩は私の守護菩薩様だ。



次々に幼い子供連れの参拝者がやってくる。



子供はブランコを見つけると一目散に駆け寄る。

随分と前に黒口の家族と共にお参りをした時に、チッチャな女の子がブランコに飛び乗ったことが思い出される。

ロウバイが少し咲き始めている。



奥の院に向かう。

足元にイチョウの葉のような形をした鱗片?が沢山落ちている。

なんだろうか。



三本の大杉を過ぎると弘法大師が悪蛇を閉じ込めた大岩。



宇宙戦艦ヤマト岩を過ぎて杉林の中を登って行く。

小雪が絶え間なく降っている。



杖立権現の社にお参りして進む。

頂上直下で念の為軽アイゼンを付ける。



急坂は心配していたほど凍っても居らずアイゼンは必要でなかった。

ガスっていて何も見えないが、昼食とする。



食後の珈琲を楽しんでいると青空が見え始めた。

しかし気温は0.7度。

寒いので早々に下山開始。



帰りに良く見ると種のようなのが一杯落ちている。

何だろうか。

本殿の幕飾りに似ているなあ。






近くの大木にはカヤの標識が。

カヤの実か種だろうか。



下って行くとかなり広範囲に落ちている。

この木が撒き散らしたんだろうか。



焼山寺帰ってきてコーヒーブレイク。

参拝者が次々とやってくる。



暫くゆったりしてから下山。

この樹の下にも一杯落ちている。

やはりこの木はカヤだろうか。



やはりカヤに似ているなあ。



お大師さん像の近くにも遍路笠が忘れられていた。



無縁仏墓にもシキビが祀られている。

新しそうな墓でも天保と彫られているので他の墓はもっと古いのだろう。



16歳や19歳で亡くなった人の墓もある。



七丁の丁石が横たわっている。



至る所に落ちているのはカヤの種かなあ。



杖杉庵を過ぎて下って行く。

小さいけどマンリョウかなあ。



青石の露岩はすごい迫力。



鍋岩でトイレをお借りして、もう一度コーヒーブレイクでまったり。

随分とユックリして帰ってきた。

今年も恒例の初詣&初登りを楽しむことが出来た。

今年も怪我なく山歩きを楽しめますように。





総歩行距離 12.2km

累計標高差 ±1,097m

総行動時間 6時間25分



里山倶楽部四国

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