- 高丸山 アオハダの実 白いシコクママコナ -
例年、9月の初めに高丸山に登っている。
目的は白いママコナに会う為だが、今年は雨やスズメバチ騒動などで遅れてしまった。
まだ咲いていてくれるかなと高丸山に向かう。
 
8時丁度に高丸山駐車場に着くと、青空があるが雲も広がっている。
天気予報は晴れだが、最近の天気は荒れ模様。
先着車が一台。
8時10分出発。
栗の実が沢山落ちているが、実が入っていない。
 
今年も色白のシコクママコナが出迎えてくれた。
 
ヤマアジサイは花が終わっているが、クサアジサイはまだ綺麗に咲いている。
 
水飲み場の不動尊にお詣り。
 
仏様には遠くから手を合わせる。
ブナの看板横にネットが張られていた。
植生保護の為かな?
 
トチノキの葉が綺麗だが、実が付いていない。
此の木には6月頃白い花が沢山咲いていた。
トチノキには雌雄混株だが、花が咲いても実がならない木があるそうだ。

ブナの緑はまだ濃くて、色付き始めては居ない。
 
バイカオウレンに似た実が出来ているが?
葉が3全裂で、くっきりと分かれている。
コフウロの実の様だ。
 
キッコウハグマの蕾が多い。
可愛いキノコがニョキニョキ。
 
子供達が植えたブナは二本だけ生き残っているが、中々大きくはならない。
 
三つ尾の峠から高丸山頂上に向かう。
色白のヤマジノホトトギスが咲き残っている。
 
フイリシハイスミレの葉が多いが、春までこのまま葉が残るのだろうか。
山犬嶽より規模はずっと小さいが、中々の雰囲気の苔の岩がある。
 
此処でも小さな栗の実が沢山落ちているが、実が入っていない。
シコクママコナは花の終わりかな?
 
シロモジの実は、今にも弾けそうに丸々している。
高丸山はノンビリ歩きが似合っている。
これ以上遅く歩けない位に、ゆっくりと登って行く。
 
小さいのはサワオトギリかな?
アシナガオジサン(ザトウムシ)がのっそりと歩いている。
 
ヤマジノホトトギスは殆どが実になっている。
色白のシコクママコナも、今年は花期が終わったのか花の数が少ない。
 
展望岩まで来るが、天気はスッキリとはせずに霞んでいる。
もうご夫婦が降りてきた。
 
ナツツバキに大きな実が沢山出来ている。
此処にナツツバキがある事を知らなかった。
今年は沢山花が咲いたようだが、丁度咲く時期に来る事が出来なかった。
残念。
 
ドウダンツツジの紅葉が始まっている。
三つ葉ツツジには沢山の虫こぶが出来ている。
 
今年はブナの実が全くないので寂しい。
9時17分高丸山頂上着。
 
天気は悪くないのだが霞んでいて、雲早山はガスの中。
 
オトギリソウやタカネオトギリが咲いている。
 
行動食のあんパンを食べてから下山。
頂上付近のシコクママコナは、もう花期が終わりかけているのだろうか?
花付きが悪い。
 
前回登った時には、まだ花が咲いていなかったナツツバキに沢山の実がなっている。
今年は見事に咲いたのだろう。

気温は18.5度。
風が吹いて少し肌寒い。
 
アセビに早くも赤い新芽が出来ている。
 
アサマリンドウに蕾が出来はじめている。
中には日が射すと開きそうな蕾も有る。

少し下ると逆に温度が下がってきた。
この北東尾根は何時も気温が低い。
 
足下に可愛い赤い実が沢山落ちている。
見上げると赤い実が一杯。
 
灰色の樹皮の大きな木だ。
何の木だろうか?
 
旗立て分岐から進むとギャーと啼いてカケスが飛んでいった。
後にはカケスの落とし物。
 
林道に出ると、もう黄葉が始まっている気の早いブナの木もある。

アカタテハが休んでいる。
前翅の表側に鮮やかなオレンジ色の帯模様があり、よく目立つ。
アカタテハが多くなると秋が深まった事が解る。
 
クマシデの実が熟れているが、まだ落ちずにぶら下がっている。
 
トチの実が大きくなってきたもうすぐ落ちるかな?
徳島中央公園にも沢山のトチノキがあり、トチの実が沢山落ちる。
子供だけで無くて大人も喜んで拾う。
私も楽しみだ。
 
雲早山が姿を現してきた。
カナクギノキに沢山の実が出来はじめている。
真っ赤な実がなるのが楽しみだ。
 
エゴノキに白い花のようなのが沢山見える。
アブラムシによって形成される虫こぶだ。
猫の足を連想させるため、エゴノネコアシフシと呼ばれている。
 
山椒の実が赤くなっている。
ボタンズルの実には先端に羽毛状の花柱がついている。
 
旗立山に向かうとオトギリソウに赤い実が沢山出来ている。
此処のママコナは下唇がピンクで、二つの斑紋が白色なのでミヤマママコナかな?
 
急階段を上るのは一寸楽しい。
足下には調べても解らない苔。
山と酒の日々さんから、ヒカゲノカズラと教えて戴きました。
苔と思っていたらシダの仲間だそうです。
長年の疑問がやっと解決しました。
ありがとうございました。
 
旗立山はキティに挨拶して素通り。
 
白いママコナの群生地に来る。
なんと言う事!
毎年あれほど群生しているのに、今年は全く咲いていない。
やっと見つけた白いママコナを撮影。
全滅していなくて良かった。
 
アカタテハがママコナで忙しそうに吸蜜している。

撮影していると何を思ったのか、急に飛んできて私のポッコリお腹に留まった。
暫く休憩している。
警戒心の無い蝶だなあ。
 
バライチゴの実が沢山出来ている。
元気な花も沢山咲いている。
 
赤石丸に向かうとキッコウハグマの蕾がびっしり。
今年はキッコウハグマが多い。
あと一週間もすれば咲くだろうか?
キッコウハグマも、花の咲いているのに出会うのは難しい。
 
赤石丸でもキティに挨拶して直ぐ下山。
 
林道に出るとカナクギノキやクマシデの実が多い。
 
サンショの赤い実が弾けている。
サンショは春に楽しむ若葉を「木の芽」。
筍の煮物や吸い物の吸口として添えられたりしているのは有名だ~。
花が咲いて「花山椒」。
青い実が「青山椒」。
秋の熟した赤い実が「実山椒」。
さらに完熟して中から黒い種がはじけ出ると「割り山椒」となる。
丁度、実山椒から割り山椒になっているところだ。
割り山椒の黒い種は毒消しや胃腸薬になるそうだ。
 
此処にも赤い実が鈴成になっている木がある。
先ほど見た木と同じ木のようだ。
 
丁度赤く熟れ始めている実も有り可愛い。
調べてみるとアオハダの実の様だ。
春に小さな白い花が咲くそうだが、毎年見ているのに気がつかなかった。

葉が互生とか輪生とか書いてあるのが少し気になる。
 
葉の細いシコクアザミが咲き始めている。
 
旗立分岐からブナの広場に向かうとトチバニンジンに赤い実が出来ていた。
ヒヨドリバナも咲き始めているが、アサギマダラは見えない。
今年はアサギマダラが少なかった。
 
もう随分と前から植生保護用のネットを張ってある所には、笹が増えている。
 
ツチアケビの真っ赤なソーセージのような実が倒れている。
例年、鹿などに食べられてしまうのだが、今年は食べられずに残ったようだ。
マムシグサも真っ赤な実を付けている。
 
今回張られた保護ネット内は、数年後どのように変わるのだろうか?

駐車場に帰ると清々しい秋空が広がっている。
帰りには何時ものように月が谷温泉で筋肉をほぐしてマットリする。
お風呂の後は冷たいゆこうジュース。
100円のジュースだが、とても贅沢なような気がする。
お彼岸も近くなった。
秋の日本アルプスはどうしようか思案中。


総歩行距離 8.9㎞
累計標高差 ±924m
行動時間 5時間13分
歩数 20,726歩
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