冬の里山 高丸山    2017.01.26
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-  暖かな陽光に招かれて 高丸山 -

予想外に雪深い旗立山

昨夜は、蜂須賀小六等の川並衆を調べる為、前野家文書「武功夜話Ⅰ巻」を読み始めた。



所が面白くて、気がつくともう夜中の2時過ぎ。

寝て起きると、もう8時を過ぎていた。

今日はゆっくりと本の続きでも読もうと思ったが、余りにも天気が良い。

9時を過ぎてから、簡単に登ることの出来る高丸山へと出かける。



高丸山への16号線や林道も雪は少ない。

駐車場には一台も停まっていない。

足跡が多いが、昨日の物のようだ。

登山口には1台だけ停まっていた。



足跡が沢山残る遊歩道を進む。

例年、凍ると危ない吹き溜まりの雪は今年は少ない。

大勢が歩いているので歩きやすい。



水場の水道は凍らないように水が流れている。



三つ尾の峠に向かうと気温は2度。

日が射して暖かい。



高丸山への看板も古くなったなあ。



三つ尾の峠に到着。

暑くなりダウンを脱ぐ。

コーヒーを飲んで、肉まんを食べて一休憩。



木立の向こうに見えるのは真っ白な一の森と剣山。



深く掘れた山道は歩きにくいが、今日は息も切れずに快調。

見晴らし岩に付く。



今日は剣山がクッキリと見える。

真ん中の真っ白なのは一の森。

右奥は剣山。

一の森の左は槍戸山。

真ん中奥の台形の山は次郎笈。



正面には一本ブナのピーク。



西三子山と剣山。



駐車場から1時間半もかかって高丸山頂上着。



高城山もクッキリと見える。



東尾根から旗立分岐に向かう。

何時もながらこの尾根は雪が多い。



雪庇も大きく発達している。



火曜日には可成りの風が吹いたのか風紋が綺麗だ。



何時もは冷たい風が吹く東尾根だが、今日は暖かくてまるで春の山の気配。

ドンドン気温が上がってくる。



日が射す尾根ではなんと気温が13度。

雪が緩んで足が抜けにくくなり、一歩一歩が重くなる。



所が旗立分岐から尾根を進むと、また気温が下がってきた。


雪が無いと何でも無い所だが、深い雪に踏ん張って登る。



林道に下りると吹き溜まりが出来ており、車の通った跡は無い。



何時もの東屋で昼食。

唐揚げ弁当は美味しいが、一寸カロリーオーバーかな。



旗立山の北斜面は雪が深い。

稜線に乗るにのも一苦労。



急階段は意外と雪が少ないが、尾根道は雪が深い。

高丸山の尾根道よりも雪が深いのは初めてだ。



気温は1度位。

何時もは雪が積もらない旗立山頂上も、そこそこの雪がある。



雪道は何故か疲れる。

赤石丸へは寄らずに帰ることにする。



チャートの大岩から林道に下りて、また旗立分岐に引き返す。



今日は気温が高かったので気持ちは良いが、雪が重く足抜きが大変で疲れた。



ブナの広場への道は日陰なので、雪が固く締まっている。



ブナの広場は開放的で気持ちがおおらかになる。



冷たい強風が吹いた二日前とは、打って変わった春のような一日だった。

しかし雪は思っていたより深く、タップリと雪山歩きを楽しむことが出来た。

遅く出発したのと、ノンビリと雪歩きを楽しんだので、駐車場に着いたのは4時前だった。

温泉を楽しみに月が谷温泉に向かう。



気温が下がってきて、昼間融けた轍の雪が凍り始めている。

この様な時が一番滑りやすい。

林道から県道16号線に出た直ぐの所で、高松ナンバーの軽四がハザードランプを点けている。

若い男性が立っていたので話しかけると、携帯電話を貸してくれと言う。

とりあえず、彼のスマートフォンを急速充電器に繋いでから降りて見ると、車の前輪が側溝に落ちている。

凍結した雪に滑って脱輪したようだ。

JAFに電話したが中々繋がらず、やっと16号線で脱輪したと話した所で電池が切れたとのこと。

救助に向かってくれているかどうか解らないと言う。

1時間程誰も通らず途方に暮れていたそうだ。

この道は夜間は凍結するので、夕方近くになると通行する人が少なくなる。

また携帯の電波も通じにくく電池が早く消耗する。

幸い後輪は脱輪していなかったので、牽引ロープを繋いで引っ張る。

あっけない程簡単に車を引き上げることが出来た。

役に立てて良かった。

車の足回りも壊れていないようで、感謝している男性を後に月が谷温泉へ。

今日は26日でお風呂の日。

ゆっくりと筋肉をもみほぐして暖まる。

さあ熱燗でも戴いて本の続きでも読もうかな。




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