- アサガラ咲く高丸山 -
先週、高丸山に行くつもりで東尾に行ってしまった。
高丸山のシロヤシオはもう散ってしまったかもしれない。
しかし、アサガラやオオバアサガラが咲いているかもしれない。
朝早起きして出発。
 
7時42分 駐車場出発。
良い天気なのに誰も来ていない。
 
登山口には水筒の忘れ物。
遊歩道脇には、アオテンナンショウが長いヒゲを伸ばしている。
最初、ミツバテンナンショウが咲き、次にユキモチソウそしてマムシグサ、最後にアオテンナンショウが咲く。
 
朝日に緑が美しく、冷えた空気が気持ち良い。
コガクウツギの両性花が綺麗に開いている。

フタリシズカの花が白くなっている。
 
左、マムシグサ 右、アオテンナンショウ
マムシグサは仏炎苞が紫色が多いようだが、徳島では緑色が多い。
アオマムシグサと呼ばれている種類かもしれない。
 
遊歩道沿いの木は樹高が高い。
青空に白い花を光らせているのは、ミズキの花かな。
 
水場のウリノキには細長い蕾が出てきている。
 
トチノキの葉を透過した光が美しい。
花が咲いているが、もう殆ど散っている。
 
鹿害予防の青いネットが増えている。
 
ホウノキに大きな蕾が出来ている。
 
フタリシズカは普通、葉が四枚輪生している。
しかし、高丸山のフタリシズカは、葉が二段になっていて6枚~8枚ある。
他の山では見かけないので珍しい。
 
三ツ尾の峠のウリハダカエデは、沢山の実をつけている。
 
ミヤマザクラが沢山の実を付けている。
今日は気温が上がらない。
ちょっと寒いくらいだ。

東照神社分岐を過ぎる。
まだ山歩きを趣味としていない時、写真撮影に高丸山に登った。
その時、苦しくなって此処で座り込んで、家内に笑われたことを思い出す。
真夏に、一日に野球の試合を四ゲームこなすほど体力には自身があったが、山登りは全く駄目だった。
 
オンツツジがまだ残っている。
今日は調子が良くて、急坂も気が付かないうちに過ぎた。
先週、なんでもない坂に息が上がったのが不思議だ。
 
展望岩から一本ブナのピークを眺める。
コツクバネウツギがまだ元気だ。
 
ナツツバキは蕾が見えない。
今年も花が咲かないのかな。
ヤマツツジが小さな蕾をつけている。
 
リョウブの蕾が出てきている。
シロモジには可愛い実が出来ている。

剣山は雲の中。
わずかに、次郎笈が台形の山頂をのぞかせている。
 
ほんのりピンクのドウダンツツジが満開。
 
足元にシロヤシオの花弁が沢山落ちている。
昨日の風雨で落ちたのかな。
真っ赤なヤブウツギが咲き始めている。

頂上着。
8時54分。

上勝旭の神田の同志会が登頂した記念碑がある。
今まで見たことがなかったが、何処かで見つけて持ってきたのかな。
勝町旭の神田(じでん)集落は、戸数20軒余、幻のお茶・神田茶の産地だ。
現在は「湯っ足り神田茶屋」がある。
 
頂上のタンナサワフタギが満開。
真っ白な綿のような花が綺麗だ。
 
縦走路に向かうとオンツツジが真っ赤に咲いている。
 
雲早山縦走路に向かうと、シロヤシオが咲いている。
昨日の風雨で殆ど散っているが、まだ綺麗に咲いている花もある。
まだ遠くにも咲いている木がある。
他の山では散ってしまっても、高丸山頂上ではシロヤシオが咲いているのが不思議だ。
シロヤシオを写していると冷たい風が吹いて、寒くなってきた。
風で花が揺れて上手く写せない。
そうこうしているうちに、体が冷えて気分が悪くなってきた。
急いでジャケットを着る。

正面に高城山が見えている。
その右は砥石権現。
左は南高城。
左奥には樫戸丸から天神丸。
眼の前の山々の稜線に、巨大風車が42基も建設計画されている。

眼を左に移すと、先週歩いた東尾(竜山)が目の前に見えている。
農村レストランいずりはは、その右の山の向こう。
上勝から竜山へと林道が続いているはずだが。
一度訪れたいと思いながら果たせないでいる。

また頂上に戻って、雲早山へと伸びる縦走路を眺める。
先月初めには、シロヤシオやシャクナゲが咲き誇る、あの縦走路を歩いたことが思い出される。
素晴らしかったなあ。
カマツカの樹に花が満開だ。
 
寒いので早々に下山する。
ナツツバキに沢山蕾が出来ていた。
去年は花が少なかったが、今年は沢山咲くだろう。
 
ゼンマイの胞子葉が今年もできている。
日が照っているのに寒い。
気温は15.5度。
風が強いので体感温度はもっと低い。
 
北東尾根を下っていくとオンツツジが綺麗だ。
 
日が照って、標高も下がったのに気温が下がってきた。
此の尾根は、頂上よりも寒い。
毎年雪が深い理由がよく解る。
 
旗立分岐から進むと、オンツツジの朱の絨毯が落花したばかりで美しい。
 
林道に出るとミズキの花が満開。
ブナの実が沢山出来ている。
今年は豊作だ。

今年はトチノキの花も凄い。
 
アサガラが満開だ。
 
花穂が長くて簪のようで綺麗な、オオバアサガラはまだつぼみだ。
 
他の山ではもう散ったカマツカが満開。
 
旗立山の急階段を上って振り返ると、ホウノキに花が咲いているが、もう殆ど散りかけている。
 
旗立山を下ると重機の音がしている。
なにか工事中かな。
 
大好きなブナとカエデの稜線歩き。
図根三角点のピークに着く。
 
以前、満開の花を咲かせていたエゴノキが折れて倒れている。
折れても葉が茂っているが花は咲いていない。
 
折れて皮一枚で繋がっているカエデも、葉は茂っている。
植物の生命力は強い。
 
林道に出て歩くと倒木が多い。
林道が出来たため風当たりが強くなり、大木が倒れたと思われる。
 
何時ものように赤石丸の三角点にタッチして引き返す。
 
林道沿いにはアサガラが満開。
こんなにアサガラの木があったのかと驚くほど咲いている。
 
それにしても林道沿いには倒木が多い。
人間が自然に手を入れると、思わぬ自然破壊が引き起こされる。
 
大型キャタビラ車が木材を運んでいる。
 
下を見ると木材運搬用の林道が出来ている。
いつの間に造ったのだろうか。
次々と材木が運ばれていく。
 
アサギマダラがヒラヒラと飛んできて、アサガラの花で吸蜜活動を始めた。

雲早山縦走路を眺める。
来年もまたあの稜線を歩くことが出来るだろうか。
 
東屋でお弁当を食べて引き返す。
ブナの実がたくさん落ちている。
 
ナルコユリのようだが葉が独特。
 
ブナの広場まで帰ってきた。
今まで何の木か解らなかった大木に、アサガラの花が咲いている。
ブナの広場に、こんなに多くのアサガラの木があることを初めて知った。
 
ヤハズアジサイに蕾が出来ている。
 
ヤマアジサイにも蕾が。
 
駐車場に帰ってくると車が増えていた。
帰ろうとすると御婦人からお声がけいただいた。
私のホームページを見ていただいているそうだ。
有難うございます。
帰りに千年の森に寄って、原田さんとお喋りしてから月ヶ谷温泉へ。
貸し切りのお湯でまっとりして、ゆこうジュースを飲んでから帰宅。
今日はのんびりと山歩きを楽しむことが出来た。
梅雨の合間の青空と、茂り始めた木々の緑がとても素晴らしい一日だった。
|