夏の里山 高丸山 2019年06月20日  
里山倶楽部四国編 

- オオバアサガラ咲き始める高丸山 -

6月も半ばを過ぎたのに梅雨入り宣言が無い。

今日も暑い一日の様だ。

今日は夕方から、小学校の同級生と飲み会があるので、キツイ山に行く事が出来ない。

高丸山を歩く事にする。



先着車が二台駐まっていて、もう出発した様だ。

遊歩道を行くと、ナガバモミジイチゴの黄色い実が熟している。

丁度食べ頃だ。

2個程食べてみるが、酸味が少なくて柔らかな甘さだ。

雑味も無くて、後味がスッキリしている。

野生のイチゴの中で、一番美味しいと言われているだけの事はある。



コガクウツギが、まだ花を一杯咲かせている。

ヤハズアジサイはまだ蕾。



イチヤクソウもまだ蕾。

ヤマツツジの朱色が一際目立つ。



ヤマアジサイが一面に生えているが、まだ蕾。

あと数日で一斉に咲き始めるだろう。

可愛い花なので、咲くのが楽しみだ。



水場のウリノキは、まだ棒状の蕾。

矢張り今年は木の花が咲くのが遅い。

去年は6月16日には、花がビッシリと咲いていたのになあ。



タンナサワフタギが咲いている。

トチノキの大きな葉の透過光が美しい。



ホウノキに大きな花が咲いている。

背が高い木なので撮影が難しい。



フタリシズカが花の盛り。

高丸山特有?の二階建てのフタリシズカも多い。



ミヤマザクラには、まだ実が出来ていない。



三つ尾の峠で水休憩。



アサガラが満開だ。



展望岩まで一気に登って一息入れる。



一本ブナは、周りの樹木が大きく育って目立たなくなった。

剣山方向はガスの中。



コツクバネウツギの萼片が赤く色付いている。

ナツツバキには蕾が出来ていない。



標高が上がるとコツクバネウツギが満開。



ドウダンツツジが今年も沢山花を咲かせている。



頂上直下には、ヤブウツギが真っ赤な花を咲かせている。



頂上にはトゲアザミが咲き始めている。



高丸山頂上着。



薄日が差しているが、山々は霞んでいる。



雲早山側のピークに行ってみる。

シロヤシオの若葉が色濃くなってきた。



アケボノツツジはホンノリ赤く色付いている。



また頂上に引き返して下山。

ナツツバキに沢山の蕾が出来ていた。

今年は沢山花が咲きそうだ。



今頃ミツバツツジが咲き残っていた。



コナスビは何処の山にも咲いて、ありふれているが可愛い。



何故か多くのリョウブにだけ鹿除けネットがかぶせてある。



旗立て山に向かう。

気温が上がってきたが、尾根道は冷たい風が吹いて気持ちが良い。



タンナサワフタギに蕾が沢山出来ている。

ナツツバキには蕾も見えない。



何故か、檜の植林が大量に枯れている。



クマシデやトチノキに実が出来ている。



アサガラはもう散っていて、オオバアサガラが咲き始めている。



旗立て山の急階段の上から、団子三兄弟を眺める。

団子三兄弟の名は、速水けんたろうの歌で有名で、それまで一串4個だったのが3個になったとか。

しかし、先日調べた城の石垣の刻印の中に団子三兄弟が有った。



また旗立山の標識が無くなっていた。

拾ってきて、キティの標識と共に付ける。



何処まで行こうかと思うが、取りあえず赤石丸登山口まで下る。



タニギキョウが今頃まで咲いている。



林道に出てから、赤石丸には登らずに引き返す。

クマシデの実やアオダモの翼果が沢山出来ている。



オオバアサガラはまだ蕾



ヒオドシチョウが羽を休めている。



サンショの実が熟れ始めている。

熟れる寸前位の青い実が収穫するには良いらしい。



アサガラの花はもう散っていて、エゴノキの花はまだ蕾。



東屋で昼食後、旗立て分岐経由で帰る。

トチバニンジンに可愛い蕾が出来ている。



ミツバテンナンショウに実が出来はじめている。

マムシグサがまだ咲いてる。



広場に来ると、ヒコサンヒメシャラに沢山花が咲いている。



何時も此処で見るヒコサンヒメシャラの花より大きい様な気がする。

そして、花弁の一片に紅が付いていない。

まるでナツツバキの花の様だが、樹皮を見るとヒコサンヒメシャラだ。

不思議だなあ。



直ぐ側の、何時も沢山花を咲かせるヒコサンヒメシャラの木には花が無い。

エゴノキの花が咲き始めている。



クマシデにしては果穂が細長い?

ツルアジサイが満開。



オッパイのようなキノコと甘い香りの桂の木。



まだ蕾のショウマなどを見ながら駐車場へ。

シャワーの後、冷たいビールを飲んでー眠り。

5時のバスで町に出かけて幼なじみと楽しく飲んだ。

今年は、木の花の咲く時期がずれていて驚かされる。

でも意外性があって、山歩きが余計楽しいかもしれない。





里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください