冬の里山 高尾山  2021年12月30日  
里山倶楽部四国編 

- 高尾山 藍染山 万石山 千石山周回 ―

今日も晴れの予報。

今年の歳末は晴れの日が多い。

雪の残っている剣山にでも出かけたいと思ったが、剣山山頂で風速20m以上。

雲早山でも20m近い風が一日中吹くらしい。

こんな日は里山歩きに限る。

久しぶりに高尾山の周回に出かけよう。



新しい板野の道の駅を見ながら奥宮の登山口へ。



登山口で男性から、鉄塔巡視路の道は何処から登ったら良いのですか?と聞かれる。

鉄塔巡視路とは??

そうだ、この登山口から登って直ぐにそんな看板があった。

悪路と書いてあったけど。

お教えして先に出発。

山レポを見るとこの鉄塔巡視路は中央谷コースと言って人気があるらしい。




モチツツジが綺麗に咲いている。

もう降りてくる人が数人居た。



所々に休憩所が有り徳島平野が一望できる。

女性が一人追い抜いて行った。

皆さん早いなあ。



宮処道の分岐を左へと急な岩道を登る。



高尾山山頂着。



吉野川の向こうに眉山が霞んで見える。



藍住から板野町方面

白く光っているのは春人参のビニールハウス。



アスタムランド方向



三角点から、これから周回する藍染山、万石山の稜線。

奥に見えている三角錐の山は大麻山



風が轟々と吹いている。

登山道は緩やかで暖かい日差しが注ぐ。

まだ赤い実を付けたソヨゴ



モチツツジが華やかだ。



尾根道の分岐があるがそのままトラバースを進む。

ヤブコウジの赤い実



ヌタ場を過ぎると花折神社への分岐。



瀬戸内海展望所に寄る。

綺麗に整備されて案内写真が貼ってある。



ゴルフ場でプレイしているのが見える。

風が強いのでプレイも大変だろうなあ。



グルっと回って藍染山頂上。



壊れた古い祠が祀ってあった。



ベンチでバナナとコーヒーで休憩。

尾根コースを5人の若い人たちが走り上がってきた。

大麻山からの周回で、これから高尾山を回って、唐土登山口から千石山を経由して大麻山登山口まで帰るらしい。

千石山辺でまたお会いできるかな?



お先に失礼して万石山に向かう。



トラバースを下り、ヌタ場の先から尾根道と交わる。

やはり尾根道経由のほうが早いかな?



卯辰越分岐から急坂を万石山に向かう。

春ならセトウチウンゼンツツジの可愛い花を見ることができるんだけど。

今は必死で登るだけ。



万石山頂上着。

風が強く吹いて寒いので休まずに進む。



唐土登山口への分岐。

先程会ったトレランの人達は此処から登ってくるはずだけど。

もう既に走り去った後かも。



ザレ場から大山方向



千石山頂上で眺望を楽しみながら昼食。

目の前の松の木は、何年か前に伐採して見晴らしが良くなっていたのだけれど、また成長して居る。



眼下に白い水面のように光る春人参のビニールハウス。



千石山からは、滑りやすい急斜面を慎重に降りる。

一昨年、家内と私、二人共滑って転倒し、家内は膝、私は足首を捻挫して数ヶ月山歩きが出来なかった。

私は、今でも急坂を上り下りするとアキレス腱が痛む。



高速道路側道の登山口へ出てきた。



クチナシの実とイヌホウズキの実



ホトケノザとオオイヌノフグリ



サネカズラとヤマノイモの実?



オオバヤシャブシに新しい実が出来ている。

登山口に帰ってくると駐車している車はなかった。

帰りに道の駅に寄って夕食の食材を購入。

取り立てて何もない山歩きだったが、お腹が空いて夕食のすき焼きが美味しかった。

大晦日は剣山に登ることが多いが、明日は大雪が降るかもしれない。

数年前なら喜んで出かけたが、今はラッセルしてまで登る元気が湧かない。

どうしようかな?





総歩行距離 10.2km

累計標高差 ±814m

総行動時間 5時間25分



里山倶楽部四国

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