秋の里山 高城山  2021年10月15日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 キッコウハグマ ―

今日は秋晴れの予報。

去年は、10/15に高城山のブナの紅葉が色付き始めて綺麗だった。

キッコウハグマが咲いていて、シロヤシオの狂い咲きの花も綺麗だった。

ちょっと早い目に起きて高城山に向かう。



スーパー林道は川成峠から山の家の手前まではまだ通行止めのようだ。

ファガスの森はまだ開いていなかった。

今日は一寸楽をして作業小屋から出発。



咲いていました。

キッコウハグマの可愛い花が一面に咲いている。




気温は15.5度と少し肌寒い。



去年はブナの紅葉が綺麗だったのに、今年はまだ色付いていない。



ブナの子供達もまだ緑の葉を付けている。



稜線に出ると目の前に樫戸丸。

その右奥に一ノ森と剣山。

風の広場に雲が流れている。



シャクナゲ尾根にもキッコウハグマが沢山咲いていた。

中にはもう実になっているのもあった。



この素敵な尾根が風車建設で削り取られなくて良かった。



ナナカマドの実が赤い。

ドウダンツツジは紅葉する前に落ちている。



シロモジまでが色付いていない。

今年は暑かったからかなあ。



何時ものブナの倒木で一休憩。



足元のブナの子供達は消えてしまったが、倒木に守られて育っているのもあった。



ほんのり色付いているのもあるが少ない。



最後の急登は何時来てもキツイ。



オオカメノキも色付いていない。

赤いのはナナカマドだけ。



木屋平の向こうの山々には雲海が広がっている。



家内も踏ん張って頂上直下の平坦地に着く。



目の前に樫戸丸や南つるぎの山々。

右奥には一ノ森と剣山。



頂上のブナもまだ色付いていない。

久しぶりに高城山で記念撮影。



空気が澄んでいるので剣山の右に三角錐の三嶺がくっきりと見えている。



一ノ森と剣山。

一ノ森や剣山のヒュッテもくっきりと見える。

見えにくいが、一ノ森の左に台形の次郎笈が半分見えている。

次郎笈に雪が積もると良く解るのだが。



休憩後西尾根を降りる。



ナナカマドの実が真っ赤



剣山に向かっていく。

秋晴れの空が何処までも高い。



標高1600mと言うのに20度近くある。

まるで夏のようだ。

テンニンソウはまだ緑で草紅葉にはまだ早い。



ブナやカエデは葉が落ちていないので暫くすると綺麗に紅葉するだろう。



バライチゴの実



矢筈山もくっきりと見えている。



剣山山頂。

剣山のブナはきれいに紅葉しているだろうなあ。



西尾根の裸地化が進んでいるようだ。

戯れた石で歩きにくいところもある。



ファガスの森の裏側にも皆伐地の跡が見える。



マユミの古木のアオベンケイが紅葉している。



なんとも言えない色付きだ。



たくさん増えていて嬉しい。



日陰で行動食を食べてコーヒーブレイク。

日差しがキツイ林道を行くと車が次々とやって来る。



まだ綺麗に咲いているアサマリンドウ



ミツバツツジは色付き始めている。



南高城入り口に着き登っていく。



シロヤシオの木が真っ赤に紅葉している。



今年もシロヤシオの花が狂い咲きしている。



シロヤシオの紅葉は日が差すと輝いて見える。



シロヤシオの全景



頂上の二本のシロヤシオ。



一枝だけ目が覚めるような真紅に紅葉している。



こんなに見事に真っ赤に色付くとは驚きだ。



よく見ると何時も遅くに咲く奥の木には実が一杯付いている。

手前の木には実がない。

もしかしたら手前は雄の木で奥は雌の木かもしれない。



林道を帰るが桜は既に葉を落としている。



雲早山と高丸山



バライチゴの実とジンジソウ。



林道沿いには少し色付き始めたブナもある。



ドウダンツツジとノリウツギ



倒木のキノコとネズミの死骸



シロヤマギクとマムシグサの実



帰りにファガスの森に寄って家内は何時ものケーキにコーヒ。

私は今日は山菜そば。

天然のヒラタケがてんこ盛りの贅沢お蕎麦だった。

フロントに綺麗なウェデング姿の女性の写真。

なんと由美ちゃんの写真だった。

最近絵を描いていないと思ったら結婚されたんだ。

お幸せに。





総歩行距離 8.3km

累計標高差 ±826m

総行動時間 5時間34分





里山倶楽部四国

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